http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/3875.html
Tweet |
自民党・自公政権の深層:裏金隠し、政権と検察の共犯の行為が、検察と政権の
その後の癒着関係を決定 !
『検察の大罪 裏金隠しが生んだ政権との黒い癒着』
週刊誌が、検察幹部による裏金問題を報道 !
原田検事総長は、組織内部の不正を、強権によって隠蔽する行為実行 !
(第3回)
(gendai.ismedia.jp/: 2010年08月16日より抜粋・転載)
『検察の大罪 裏金隠しが生んだ政権との黒い癒着』
著者:元大阪高検公安部長 三井環:講談社が出版。
★検察首脳が、組織的に行う、「裏金作り」とその乱用
★最強の捜査機関が、表では犯罪を検挙しながら、裏では、自ら犯罪を犯し、
これを隠蔽している
★原田検事総長の決断で「裏金作り、嫌疑なし」として巨悪にふたをした
★三井環は、現職のまま実名で、裏金問題をマスコミに知らせようと決断 !
「三井を黙らせるにはどうしたらいいか・・・」
★三井環を黙らせるため、ドタバタ逮捕 !
★法務検察は、権力を使って、どんなことでもできるのだ !
★「ザ・スクープ」への出演日時を知るため、「盗聴」なり、何かの細工をしていた !
★三井環を黙らせるため、不当逮捕決行 !
★取り調べの水沼検事は、検察の裏金作りも、その公表計画も知らなかった !
★「でっちあげ贈収賄事件」の相手・企業舎弟の供述に日数をかけた !
★冤罪事件の捜査責任者でもイエスマンは昇進させる、法務検察の体質 !
★法務検察、裏金作りの実態
★領収書を偽造し、支払ったことにして金をプールし、金庫に保管する
★裏金を使えるのは、その組織の首脳だけだ !
★全国一律に、上記のカラクリで6億~7億円の裏金作りが永続 !
★裏金作りは業務上横領、詐欺、私文書偽造罪などが成立する !
★裏金告発後も、法務省全体の調査活動費予算は変わっていない !
以上は、前2回、投稿済みです。以下はその続きです。
★裏金作りの犯罪者・加納検事正を辞めさせるか、犯罪を隠蔽し、検事長にするか ?
私は平成一三年三月と五月に、私の盟友である、四国タイムズ社の川上道太社長を表向きの告発人として、大阪地検の加納駿亮検事正を、裏金作りの犯罪(虚偽公文書作成、同行使、私文書偽造、同行使、詐欺)で、最高検察庁に、刑事告発していた。
そして、週刊文春(平成一三年一一月八日号)、週刊朝日(平成一三年一二月七日号)が、大々的に私への取材により、報道していた。
★週刊誌が、外務省の機密費事件を報道 !
週刊文春は「現職幹部がすべてを語った 最後の聖域 検察庁組織ぐるみ 『機密費』横領を告発する!」「公金を私的に使っての贅沢三昧が、国民の怒りを買った、外務省の機密費事件を報道。
だが、信じられないことに、それを捜査する立場の検察庁でも、まったく同様の「裏ガネ横領疑惑」が発覚した 最強の捜査機関における、この重大疑惑を断じて看過するわけにはいかない!」などと報じていた。
★週刊誌が、検察幹部による裏金問題を報道 !
また、週刊朝日は「現職幹部が衝撃告発!! 検察「裏ガネ」の全貌」「組織ぐるみの裏ガネ「調査活動費」の驚くべき実態」「裏ガネづくりどころか、高検検事長人事をめぐって自らの「罪」がバレそうになると、驚くべき隠蔽工作に走った」と、原田検事総長による「嫌疑なし」などの判断を報道したのだ。
★法務省は、加納を福岡高検検事長にすべく、森山真弓法務大臣に上申 !
平成一三年一〇月、法務省は、加納を福岡高検検事長にすべく、森山真弓法務大臣に上申していた。しかし、森山法務大臣は、加納が刑事告発されていることを理由に、この人事に難色を示した。
小泉内閣として、この人事を承認し、刑事告発が「黒」であれば、その責任は、内閣が負わなければならないからだ。法務省は、内示がなかなかできなかったため、報道が過熱し、大手新聞まで報道しかねない状況下にあった。
複数のジャーナリストらの報道によれば、原田検事総長は、加納大阪地検検事正を辞職させればそれでことが収まる、と考えた時期もあったらしい。なぜなら、私と加納との人事をめぐる確執であったから・・・。加納が辞職さえすれば、私が矛を収めるだろうと考えたようだ。
★元検事総長が、裏金作りの犯罪疑惑・加納駿亮を検事長にすべしと暗躍 !
だが、元検事総長である、土肥孝治が動いた。原田検事総長に対し、加納を検事長にすべしと、検察OBが人事に口を出したのだ。
★原田検事総長がしたのが「けもの道」という苦渋の選択 !
そこで原田検事総長がしたのが、「けもの道」という苦渋の選択だった。それは法務検察幹部が、
一堂に集まって、決めたことではない。
検察の組織的な裏金作りの犯罪は、内部では「公知の事実」である。
それゆえ、原田検事総長は、自ら国民に謝罪し、ある程度の処分者を出して、使った金を国に返還するだろう、それ以外の選択肢は、ないだろうと私は考えていた。
そうすれば、検察の信用は、一時的には、失墜するかも知れない。
だが、さすがは、他の省庁とは違うと評価されただろう。
私は、それを期待していた。ところが、“「けもの道」という、最悪の選択”をしてしまった。
★原田検事総長は、組織内部の不正を、強権によって隠蔽する行為実行 !
原田検事総長は、平成一三年七月二日の総長就任時の記者会見で、 「広く国民の胸に落ちる検察を念頭に努力したい」 と表明した。自らの組織内部の不正を、強権によって隠蔽する行為の、一体どこに、「広く国民の胸に落ちる検察」の姿があるというのか。
原田検事総長は、法務省を中心に異動した、いわゆる赤レンガ派の代表格で、捜査現場は、ほとんど経験がない。これが、現場派総長であれば、このような選択はしなかったのではなかろうか。
一〇月末、法務検察の世紀最大の汚点が実行された。
★後藤田正晴氏に加納人事が承認されないと裏金問題で検察が潰れると直訴 !
元法務大臣の後藤田正晴氏に近い筋からの情報によると、原田検事総長と松尾邦弘法務事務次官、古田佑紀刑事局長が、他界された後藤田氏の事務所を訪ね、加納人事が承認されないと裏金問題で検察がつぶれると、泣きを入れたと言われる。これを後藤田氏は後に「けもの道」と名付けたと言われる。
検察がときの政権にすり寄って、貸し借りを作る。これは検察が政権に対して取るべき道ではない。人が取る道でなく、私が「けもの道」というゆえんなのである。
★政権と検察の共犯の行為が、検察と政権のその後の癒着関係を決定 !
政権側も、検察が隠し持つ毒を「飲み」、表面的にはうまくおさめる。そうするとその共犯の行為が、検察と政権のその後の関係を決定していくことになるのである。
なぜ、このような選択をしたのか。
★検察幹部の懲戒免職、検察幹部OBへの波及、検察の信用は一気に失墜等を逃れるため、
政権にすがる「けもの道」を実行 !
多分、検察の組織的な裏金作りの犯罪が公表されると、約七〇名の検察幹部の懲戒免職、国民からの刑事告発、使った金の国への返還、検察幹部OBへの波及など大問題に発展し、検察の信用は一気に失墜し、一時的にその機能が麻痺すると考えたのだろう。
「真っ黒」な事件を「真っ白」に 検察の原点は、
(一) 真実のみを追究し、それを確定する
(二) 政権に貸し借りを作らない、 という二点にある。
(一)、(二)を破ってしまえば、政権への捜査が進む中、検察最大の弱点である「裏金作り、公表しようかね」と一言いわれたら、捜査を打ち切りせざるを得ない。
(一) についていえば、検察の裏金作りの犯罪は、内部では公知の事実である。
それなのに原田検事総長の指示により、最高検から加納氏への刑事告発事件を回された大阪高検と高松高検は、「嫌疑なし」と裁定し、「真っ黒」を「真っ白」にした。検察自らがほとんど捜査もしないで、「真っ黒」を「真っ白」にしたのだ。自らの犯罪を隠蔽するために、検察自ら正義の全うを否定した。
―この続きは、次回投稿します―
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。