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勇敢なる精神をもつ者は、正義のため1人戦うことを誇りとする !
安倍首相の狙い:富国強兵・殖産興業に国民を駆り立てようということ
「砂上の楼閣」に上り、周りをイエスマンだけで固める安倍政権の正体は ?
非自民党政権構築路線から自民党従属路線へ大変質の公明党 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/03/28より抜粋・転載)
1)彼らが、私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった
ドイツのルター派牧師であり、反ナチ運動組織・告白教会の指導者、マルティン・ニーメラーの言葉に由来する「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」と題する詩。
ナチスが、最初、共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、私は、共産主義者ではなかったから。
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった、私は、社会民主主義ではなかったから。
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、私は、労働組合員ではなかったから。
そして、彼らが、私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった(ニーメラー財団が提示する詩の邦訳)。
2)恐怖に屈すれば、真実さえも抹殺されてしまう
そして、インド独立の父、マハトマ・ガンジーの言葉がこれ。
「あなたの行う行動が、ほとんど無意味だとしても、 それでもあなたは、それをやらなければならない。それはあなたが、世界を変えるためではなく、 あなた自身が世界によって変えられないようにするためです。」ガンジーは、次の言葉も残している。
「恐怖に屈すれば、真実さえも抹殺されてしまう。自らが正しいと信ずることを恐れずに実行するのです。」
「たとえあなたが少数派であろうとも、真実は、真実なのです。」
「弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ。」
3)勇敢なる精神をもつ者は、1人戦うことを誇りとする !
「臆病者は、数の力を喜ぶ。しかし、勇敢なる精神をもつ者は、1人戦うことを誇りとする。」
そして、このガンジーは、第二次世界大戦中の1942年7月26日に「すべての日本人に」
と題する、公開文書を発表した。
「私は、あなたがた日本人に悪意を持っているわけではありません。
あなたがた日本人は、アジア人のアジアという崇高な希望を持っていました。
しかし、今では、それも帝国主義の野望にすぎません。
そして、その野望を実現できずに、アジアを解体する張本人となってしまうかも知れません。
4)世界の列強と肩を並べ事が、日本人の野望 !
世界の列強と肩を並べたいというのが、あなたがた日本人の野望でした。
しかし、中国を侵略したり、ドイツやイタリアと同盟を結ぶことによって実現するものではないはずです。
あなたがたは、いかなる訴えにも耳を傾けようとはなさらない。
ただ、剣にのみ耳を貸す民族と聞いています。
それが大きな誤解でありますように。 あなたがたの友ガンディーより。」
テレビ朝日「報道ステーション」から降ろされる、古賀茂明氏が、3月28日、最後の番組出演で古館伊知朗氏とバトルを演じた。
古賀氏は、2月12日の施政方針演説で安倍晋三氏が用いた「列強」という言葉に対する違和感を指摘した。
5)安倍首相の本音:国民と共に、「列強」への道を、再び歩み出す時
安倍氏は施政方針演説でこう述べた。
「明治国家の礎を築いた岩倉具視は、近代化が進んだ欧米列強の姿を目の当たりにした後、このように述べています。
「日本は小さい国かもしれないが、国民みんなが心を一つにして、国力を盛んにするならば、世界で活躍する国になることも決して困難ではない。」
明治の日本人に出来て、今の日本人に出来ないわけはありません。今こそ、国民と共に、この道を、前に向かって、再び歩み出す時です。
皆さん、「戦後以来の大改革」に、力強く踏み出そうではありませんか。」古賀氏は、この言葉の「歪み」について、あるサイトへの寄稿文で次のように指摘している。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42480
6)安倍首相の狙い:富国強兵・殖産興業に国民を駆り立てようということ
「列強という言葉の意味は、時代とともに変遷している。安倍総理が引用した岩倉具視が憧れを抱いた『列強』とは、明治時代の帝国主義で世界の覇権を争い、領土を含めた各国の膨張主義の競争の中で、大きな力を持つ、国々を指している。
鎖国の結果、これらの列強国に大きな遅れをとった<(日本の)国民みんなが心を一つにして、国力を盛んにする>というのは、まさに当時の国策、富国強兵・殖産興業に国民を駆り立てようということを意味している。
安倍総理は、これを理想として掲げ、<明治の日本人に出来て、今の日本人に出来ないわけはありません>と我々国民を鼓舞したのである。
7)古賀氏:ここでも、「I am not ABE」と叫びたくなった !
私は、これを聞いて、「冗談じゃない」と思った。私は、そんなことを目指して心を一つにするつもりなどない。ここでも、「I am not ABE」と叫びたくなった。」
ガンジーの言葉は、まるで、安倍晋三という人物を目の前に置いて、発せられているかのような感を与える。
「臆病者は数の力を喜ぶ。」「弱い者ほど相手を許すことができない。」「許すということは、強さの証だ。」
そして、極めつけは、このくだり。「今では、それも帝国主義の野望にすぎません。」
「世界の列強と肩を並べたいというのが、あなたがた日本人の野望でした。」
心を鼓舞する言葉がこれである。
「たとえあなたが少数派であろうとも、真実は、真実なのです。」
「勇敢なる精神をもつ者は、1人戦うことを誇りとする。」
8)小出裕章氏が迫害に負けず、脱原発の信念を貫徹した人生
メルマガの読者の方が、小出裕章氏の退官を報じる報道番組のYoutube映像を紹介下さった。
https://www.youtube.com/watch?v=MUj4UMm4faM
この読者の方は、小出氏の行動を次のように要約された。
1.闘いに終わりはなく、勝つまで戦うことが勝利
2.自分ができること、自分がしなければならないことを自分で探してやり遂げること
3.自分にとっての「正義」を一度決めたら、妥協しない自分であり続けること
ここにも、「たとえあなたが少数派であろうとも、真実は真実なのです。」
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
「平和の党」から「現世利益の党」への変質によって、
公明党は実質的に自民党の下部組織となった !
非自民党政権構築路線から自民党従属路線へ大変質の公明党 !
公明党が集団的自衛権の行使容認についての閣議決定に加担した本当の理由、維新と野党再編の行方をめぐって(その25)Add Star
(広原盛明のつれづれ日記:2014-07-09より抜粋・転載)
≪与党密室協議の実態を知りながら、憲法9条を
蹂躙し、集団的自衛権行使容認 !≫
2014年7月4日の日経新聞には、公明党が、安倍政権の集団的自衛権の行使容認に加担した興味深い(本当の)理由が書かれている。
それは、安倍首相が、6月初旬、「(集団的自衛権の行使容認に協力しなければ)次の総選挙は支援しなくてもよい」と創価学会幹部に通告してきたことから始まった。
驚いた学会幹部は、「学会の支援なしに選挙を戦えるのか」と問い返したというが、首相は「構わない」といっこうに取り合わなかったという。
周知の如く、公明党の集票力は、全国で700〜800万票に達する。衆院選の300小選挙区で割れば、1選挙区当たり2万票を超える「固い票」が期待できるわけだ。
創価学会は、全国で僅か9小選挙区での自民候補見送りによる選挙協力と引き換えに(自民党と関係の深い北側副代表や太田国交相は、当該小選挙区の当選議員)、その他の大部分の小選挙区で自民候補を支援するという(一見、割に合わない)選挙協力を結んでいる。
激戦の小選挙区で自民候補が当選できるのは、創価学会が「下駄を履かせてくれる」から、というのが通り相場になっており、それがどれほど貴重な票であるかは、議員自身が一番よく知っている。選挙になると、自民候補が、真っ先に駆けつけるのが、創価学会であり公明党であるのはそのためだ。
≪「公明党=万年与党化=現世利益の獲得」≫
私はつねづね、「公明はなぜこんな割に合わない選挙協力を自民と結ぶのか」と不思議に思っていた。
対等な選挙協力なら、譲り合う選挙区が同数でなければならない。
それが僅か9選挙区での自民の支援を得る代わりに、残り300近い選挙区で公明が一方的に自民を支援すると言うのだから、誰が考えても理屈が通らない。
しかし、そこには、公明党の「万年与党化=現世利益の党」としての変質があったのである。
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