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自民党体制下の社会の目と違う、人間として、本当の価値がある
生き方があるのではないか ?
小出裕章氏、「原子力平和利用」の誤りに気付き、脱原発を長年主張 !
原発・戦争を推進する政治家は、安全地帯で生活し、利権を獲得 !
自民党政権下、大悪政・大失政の継続・拡大の実態 !
(植草一秀の『知られざる真実』」:2015/03/24より抜粋・転載)
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1)人に感動を与える生き方というものがある
人に感動を与える生き方というものがある。人間は社会的な生き物である。
社会のなかで生きることを強制される。
その社会が、責任あるものかといえば、そうではない。
多くの人が、社会の目を背に受けて生きてゆく。社会に認められたい。社会で名を挙げたい。
多くの人が、社会の目を基軸に生きようとする。
しかし、その結果として、いつの間にか、自分が、不在になる。
自分が何をしたいのかではなく、自分が社会にどのような姿を見せたいのかが
主軸になってしまう。
しかし、社会とは本当にそれほどの価値があるものなのか。
2)自民党体制下の社会の目と違う、人間として、本当の価値がある生き方
があるのではないか ?
社会的地位を獲得することが人間の価値を決めることなのか。
社会が決める価値とは別に、本当の価値というものがあるのではないか。
しかし、人は弱い存在であるから、「社会」という得体の知れないものにすべてを委ねてしまう。
そして、その「社会」の目にすべてを奪われてしまうのである。
そのような「社会の目」、「世間の目」から超越して、自分を見つめ、自分の心に忠実に生きる人々がいる。
「社会」から注目されることも、「世間」から注目されることもない。
しかし、そのような「些事」には、囚われない。
3)自分の価値判断に忠実に、生き抜く人々がいる !
自分の心に忠実に、自分の価値判断に忠実に、生き抜く人々がいる。
ノーベル賞にしても、勲章にしても、賞をもらったから偉いのか。
同じ人間が、賞をもらったら偉くなり、賞を取れなかったら偉くないのか。
そんな「賞」にしても、しょせんは、同じ人間が選んでいるものに過ぎない。「勲章」にしても同じ。
同じ人間が選んでいる。「勲章」が欲しいがために行動する人が後を絶たない。
その「勲章」をもらったとしても、自分が変わるわけではない。
「社会の目」、「世間の目」を意識しているだけのことである。
4)東京新聞が、京大原子炉実験所を定年退職する小出裕章氏を特集 !
昨日の中日新聞(東京新聞)『こちら特報部』が、京大原子炉実験所を定年退職する小出裕章氏を特集した。
2011年3月11日の東電福島第一原発の放射能事故が起きたために、小出氏が脚光を浴びることになったが、小出氏は、そのようなことにまったく関知しない。
自分の信念に沿った生きざまを描き、事故が起きたあとも、その生きざまを、ただひたすらに貫いている。原子力の平和利用の言葉に夢を見て原子力研究の道を選んだ。
しかし、大学3年のときに、「原子力の平和利用」が誤りであることに気付いた。
5)小出裕章氏、「原子力平和利用」の誤りに気付き、脱原発を長年主張 !
爾来、原子力の利用を断念させるために力を注ぎ続けた。
福島の事故が起きて脚光を浴びるが、そんなことにはまったく無関係に生きる。
自分の内面の声にだけ忠実に生きているのである。
小出氏が原子力の平和利用を欺瞞だと断じるのは、原子力利用の構造が、本質的に差別構造を内包するからである。大都市の人口密集地に、原発を立地しない。
過疎地に立地するのは、原発が潜在的に危険極まりない存在であるからだ。
6)原発・戦争を推進する政治家は、安全地帯で生活し、利権を獲得 !
原発事故が起こる前も、起きたあとも、原発の間近で、危険を背負いながら働くのは、底辺の労働者だけなのである。
原発を推進する政治家は、原発のなかで働こうとしない。
戦争の構図とまったく同じである。
戦争を推進する人々は自分の身を必ず安全な場に置く。
戦場に送られるのは末端の名もなき兵士であり、戦争で犠牲になるのは罪のない市民なのである。
ものごとを評価する尺度を変えるべきである。
7)今だけ、金だけ、自分だけの価値観で利得を追求する利権政治屋
今だけ、金だけ、自分だけの価値観と、社会的評価、経済的利得だけを追求する生きざまは、重なる部分が大きい。本当の価値はそこにはない。
本当の価値とは、社会的栄達、経済的利得とは離れたところにある。強者と弱者。
現実に強者と弱者が存在するのは事実である。
問題は強者と弱者が存在するなかで、それを放置するのか、それとも、共存を図ることを目指すのか、の選択である。
生物界にも強者と弱者が存在する。そして、弱肉強食の原理が支配する。
しかし、その弱肉強食は、神の摂理とも言える、自然の法則によるものである。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
自民党政権下、大悪政・大失政の継続
・拡大の実態(一部分)
(1) アメリカから自民党へ密かに長年、資金提供され、アメリカの支援をバックに「一党支配体制が構築」されてきた。
*1998年前の公明党・創価学会への迫害、改革派政治家への迫害の「真の黒幕」=自民党の黒幕は、米国権力・巨大財閥・CIAとの指摘は多い。
(2)社会統制手段(内務官僚)の復活
戦前の社会統制の本拠・内務省の出身者の保守系政党への“降下”は、戦後まもなく始まった。1949年の選挙では、約30人の高級官僚が自由党議員に加わり、すぐに国会議員の四分の一を占めるようになった。
1960年には、54人の国会議員が内務省出身者だった。
・思想警察の戦後のキャリア
戦後、多数の特高官が、連合国軍総司令部の監視の目をくぐって行なわれた配置換えによって、公職追放を免れていた。特高警察の直接指導官である内務省警保局長14名のうち7人が戦後国会議員になっている。
思想警察官僚の多くは、県知事や地方公安委員会の幹部(警察を監督する)になったり、その他の地方自治体の幹部になった。(高村氏・町村氏・中谷元氏等は特高警察の子孫)
(3)巨額の企業団体献金を長期的に最大に収受して政治を歪めてきたのは自民党・自民党系議員(国会議員・地方議員・首長)である。
(4)政権交代できないよう、「官房機密費・外交機密費」などを「党利党略」にフル活用(塩川発言・野中発言・平野発言等)して、マスコミ・評論家・社会党などを裏から支配し、自民党一党支配を永続させた。
(5)「失われた20年」・長期不況・自殺者3万人超14年連続などは、自民党政権の大失政!
(6)天下り、渡り、特別会計などで税金のムダ使いが長年続いている!
国の負債(1200兆円超)が先進国最悪の水準である!将来は大増税か !
(7)日本原発の「地震地帯に建設・ズサンな設計・安全のウソ宣伝・インペイ・無反省・
無責任」―何重にも危険な原発推進の超異常な自民党政権の大罪―
原発安全神話を「ウソ宣伝」して、危険な原発を活断層地域(欧米では頑丈な地盤地域のみ建設)に、全部で54基、建設した。
しかも、11基、10基、7基など一部の過疎地に大量に建設(欧米は1~2基)して、安全を軽視した「政官業の癒着構造・利権構造」が続いてきた。
(8)政官業・大マスコミ・御用学者の癒着構造で長年ムダな公共事業で公的債務が増大!
(9)地方疲弊・東京と地方の格差拡大、官民格差拡大の責任は、自民党国会議員、自民党系地方議員・首長にある。
(10)検察等司法界の腐敗(人質司法・自供強要・冤罪続出・裏金等)を放置し、自民党、特に清和会は、「政敵抹殺」に利用してきた。官僚に支配される「マスコミの偏向・インペイ体質」も最悪である。
(11)「密約」を数十年隠し続けた自民党政権下、米軍による日本占領の実態を隠す日米安保!
(12)御用マスコミが大部分インペイしているが、自民党議員、閣僚に不祥事、原発事故、密約、人物破壊、えん罪、偏向報道、不正選挙など巨悪が多発し続けている!
(13)尖閣問題、在日米軍基地問題、普天間問題などには、基本的には自民党の従米的外交・防衛など長年にわたる失政が根底にある。
(14)大企業・富裕層は減税や特別措置法などで優遇、所得補足率は5割、農林水産業3割など会社員との不公平をほとんど是正しないで放置してきた。
(15)高級官僚や世襲議員・与党族議員に、都合のよい社会が形成されていた!
(16)長期不況の上に、世界同時不況の追い討ちで、日本の景気後退が先進国中最悪である。景気対策も不適切、後手であった!ここ20年間で他の先進国のGDPは2倍以上!
(17)医療内容がどんどん弱体化している!病院のたらいまわしが地方で頻繁に発生!
(18)介護や保育は、施設不足、職員の給与・待遇は劣悪。貧弱な政治で介護や子育てに大きな不満・不安がある!
(19)厚生労働省・社会保険庁は消えた5千万人の年金記録などデタラメだった!
年金の官民格差、積立金のズサンな運用など、年金に不信・不安がある!
(20)派遣社員を大量に作り出す法制化等で非正規社員激増の大企業サイド政治をしていた !
自殺者3万人超は、14年間も連続している。
(21)明治以来、官僚主導の保守政治が実態であり、戦犯者が復活した保守党が前身の自民党は、行政改革・地方分権には不熱心 !
国・地方の財政は、悪化しているが実態は、不透明 !
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