http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/3806.html
Tweet |
「新潟水俣病」国と県の責任は認めず !
新潟地裁、3次訴訟判決 !
自民党・自公体制下、50年超解決しない政官業癒着の大悪政 !
原告は、控訴する方針 !
原告:「不当判決といわざるを得ない。行政追随の判決だ」
新潟水俣病認定は50年前、昭和電工鹿瀬工場の排水が原因 !
水俣病は、「メチル水銀」が原因 !
T 新潟水俣病3次訴訟で、新潟地裁・(大竹優子裁判長)、判決
(mainichi.jp/: 毎日新聞2015年3月23日より抜粋・転載)
水俣病と診断されながら国の基準では認定されなかった新潟市などの男女11人が国と新潟県、原因企業の昭和電工に1人当たり、1200万円の損害賠償などを求めた、新潟水俣病3次訴訟で、新潟地裁・(大竹優子裁判長)は、3月23日、原告7人を患者と認定し、昭電に、1人330万〜440万円(総額2420万円)の支払いを命じた。
★新潟地裁、国と県の責任は認めず !
国と県の賠償責任については「新潟水俣病が確認された、1965年以前に、国や県が阿賀野川での被害発生を認識していたとはいえず、工場排水を規制しなかったことが違法とはいえない」として認めなかった。原告は、控訴する方針。
原告は新潟市や同県阿賀野市に住む、40〜80代の男女。多くは祖父母や両親が水俣病認定患者で、子どもの頃に阿賀野川の魚介類を食べて育ち、大人になってから症状が激しくなったとして提訴した。
水俣病の行政責任を巡っては、熊本の水俣病関西訴訟で最高裁が、2004年、国と熊本県にはメチル水銀に汚染されたチッソ水俣工場の排水を規制する義務があったとの初判断を示した。
この判決を受けて原告は、新潟県の昭電工場がチッソ水俣工場と同種だったことから「56年に熊本の水俣病が確認されて以降は被害を予見でき、排水を規制する義務があった」として、2007年4月に提訴した。
★大竹優子裁判長:国と県の責任は認めない理由
国と県の責任について大竹裁判長は、
@ 1965年以前に阿賀野川での被害発生を認識していなかった
A アセトアルデヒドの製造工程でメチル水銀が生成されることが裏付けられたのは、1965年11月
B ごく微量のメチル水銀を含む排水でも魚介類を介することで人体に危険性があることが解明されたのは1968年ごろ−−
などを理由に、国と県は阿賀野川流域で熊本水俣病と同様の被害発生を認識できなかったと判断した。
水俣病の認定については、「症状が手足末端の感覚障害のみの人も存在する」とし、水銀摂取から40年以上経過後に発症する「遅発性水俣病」の存在も否定できないと指摘した。
水銀摂取との因果関係の立証では、同居家族に認定患者がいることを重視する見解を示し、7人を患者認定した。
既に患者認定されている1人を除く3人については、感覚障害を認めたが、同居家族に認定患者がいないなどとして請求を退けた。
新潟水俣病を巡っては、国と昭電を相手取り損害賠償を求めた5次訴訟など2件が係争中。【真野敏幸】
★国側「控訴は検討せず」
新潟地裁の判決を受け、環境省特殊疾病対策室は「国の責任は、認められておらず、控訴は検討していない」とコメントした。
また、原告7人が水俣病と認定された判断基準については「昨年3月に出した新指針とも見合っている」とした。
一方で、メチル水銀摂取終了後、40年以上経過して老化に伴い水俣病を発症する「遅発性水俣病」を否定しなかったことについては「今後、議論になるところだが、医学的な定説かといえば、はなはだ疑問だ」との見方を示した。
国の新指針は、摂取から発症まで「通常1カ月前後、長くても1年程度」であれば因果関係の確からしさが高いと例示している。【渡辺諒】
★新潟水俣病:昭和電工鹿瀬(かのせ)工場の排水が原因 !
新潟県北部を流れる阿賀野川の流域で、メチル水銀に汚染された魚介類を食べた人に発病した神経系の中毒症。上流にあった、昭和電工鹿瀬(かのせ)工場の排水が原因だった。
熊本県の水俣病が公式確認されて9年後の1965年に公式確認され、「第2水俣病」とも呼ばれる。公害健康被害補償法に基づく認定患者は約700人。
U 原告側「行政追随の判決」県、請求棄却に触れず
(www.sankei.com/:2015年3月24日より抜粋・転載)
★「不当判決といわざるを得ない。行政追随の判決だ」
新潟水俣病第3次訴訟の提訴から8年。
3月23日、新潟地裁での判決後、原告側は新潟市中央区で記者会見を開き、弁護団長の高島章弁護士は国や県への請求は棄却され、昭和電工の賠償が一部原告に限定されたことについて、「不当判決といわざるを得ない。行政追随の判決だ」と批判した。
一方、泉田裕彦知事は請求棄却について触れず、「国に対し抜本的解決に向けた対応を求める」とのコメントを発表。
昭和電工は主張が認められなかったとして、判決内容を検討して対応を決めたいとしている。
★焦点は、「行政の責任」を認めるか否かだったが、認めなかった
国の基準を事実上緩和する判断を示した、平成25年の最高裁判決後、新潟水俣病では初めてとなる司法判断で、焦点は、「行政の責任」を認めるかどうかだった。
★国は、新潟水俣病の9年前に公式確認された
熊本水俣病に的確な対応をしなかった !
熊本の水俣病では、最高裁が、16年の関西訴訟判決で国と熊本県の責任を認定した。
今回の訴訟で原告側は、国が、新潟水俣病より9年前に公式確認された熊本水俣病に的確な対応をしていれば、新潟水俣病の発生は避けられたはずだとした。
被告側は、新潟水俣病が公式確認された、昭和40年5月以前に規制すべき合理的根拠などはなかったとし、地裁は、被告側の訴えを支持した。
この点について、高島弁護士は「新潟は熊本よりハードルが高かった。
新潟で公式認定される数カ月前に工場排水を止めた点で負けるのではと予想していた」と漏らした。
V 水俣病の原因:原因は、有害金属だ !
(www.k-shika.jp より抜粋・転載)
☆水俣病は、「メチル水銀」が原因
水俣病訴訟水銀汚染で有名な水俣病は、工場から水俣湾に流出した、「メチル水銀」が原因であり、多量に摂取すると、しびれ、頭痛、難聴、運動失調、視覚障害等様々な神経疾患の症状と胎児に対する影響が問題となりました。
☆有害金属は、歯科金属のアマルガムにも含有
実はこのような水銀は、歯科金属のアマルガムにも含まれています。
アマルガムは、100年以上前より、歯科材料の主流として使用されていましたが、汚染問題や、より良い材料の開発により、今ではほとんど使用されなくなりました。
☆欧米では使用が規制されているが、日本では使用されている !
しかし、欧米の国々ではその使用が規制されているのにも関わらず、日本においては、現在でも使用されているため、 国会でも取り上げられた事があります。
アマルガムは、お口の中に入れる前は柔らかく、そして蒸発しやすい性質を持っています。
アマルガムに含まれる水銀は、口の中で詰める操作のときや噛むとき、歯磨きをする時、睡液などにより少しずつ水銀蒸気やイオンを溶出します。
さらには詰めたものが脱落したり欠けることもあるので、微量でもゆっくりと時間をかけて体内に蓄積する事が想定されます。
☆金属アレルギーの症例
口と全身への有害金属の影響水銀以外で歯科において使用される金属材 料にはクロム、鉄、コバルト、マンガン、ニッケル、亜鉛、銅、白金、 金、銀などの合金が利用されています。
いうまでもなく、貴金属の含有量が多い程高価で、人体への影響が少ないと言われています。
老化(エイジング)を促進する原因が、お口の中にある金属や食物などから長い時間をかけて少しずつ含有金属に汚染されていくことによるものならば、体内から取り除く必要があります。
このような蓄積は、個人差があり、排出能力により蓄積量が異なります。たくさんの水を飲まれる方や汗をかきやすい方や果物や野菜を多く摂られる方は、有害金属やそれに関する症状も抑えられるとされています
老化の予防、 健康の維持増進がQOL(クォリテイオブライフ)の向上にもつながるのですからぜひ実践したいものです。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。