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「揺れる安保政策」公明党、恒久法容認へ
自衛隊海外派遣、 要件厳格化に理解と判断
公明党権力追随、安倍首相に譲歩 !
矢野元委員長の主張: 公明党は宗教的政党として生きるべし !
T 公明党、自衛隊海外派遣、恒久法容認へ
(www.47news.jp:共同通信:2015/03/05 10:26より抜粋・転載)
公明党は、3月4日、新たな安全保障法制をめぐり、他国軍の後方支援などのため自衛隊の海外派遣を随時可能とする恒久法制定を容認する方向で調整に入った。
国会の事前承認など、これまで求めてきた派遣要件の厳格化に自民党の一定の理解が得られる見通しとなったことを踏まえ、政府与党として足並みをそろえる必要があると判断した。
これにより海外派遣に関する法制は、国連平和維持活動(PKO)協力法改正、周辺事態法改正と共に3本立てで進める方向が固まった。
公明党は恒久法を制定すれば「自衛隊の海外派遣に歯止めがなくなる」「国際紛争に巻き込まれる可能性が高まる」として、事態に応じた時限立法の特別措置法による対応の継続を求めていた。
だが安倍晋三首相が、3月3日の衆院予算委員会でも恒久法制定に強い意欲を示し、翻意を促すことは困難だとの意見が執行部内で広がった。
与党協議会の座長代理を務める、北側一雄副代表は、海外派遣の要件として/(1)/国際法上の正当性/(2)/国民の理解と民主的統制/(3)/自衛隊員の安全確保―の3点を重視する考えを示していた。
自民党の高村正彦副総裁は4日、この考え方を受け入れる意向を記者団に表明。民主的統制に関し、政府は国会の事前承認を原則とする方針を固めており、公明党の判断を後押しした。
高村、北側両氏は同日、東京都内で会談し、今後の日程などを協議した。
ただ公明党内には依然、慎重論が残っている。同党が求める国際法上の正当性は、国連安全保障理事会決議や国際社会の要請などが想定される。
政府、自民党は安保理決議を要件とすれば「拒否権が発動された場合に派遣ができなくなる」(自民党幹部)として否定的だ。自民、公明両党は、安保法制の骨格をパッケージで合意する方針で、最終結論にはなお曲折が予想される。
政府は国際協力分野で/(1)/日本周辺有事を想定した周辺事態法の地理的制約を撤廃するなどの改正/(2)/武器使用基準の緩和を盛り込んだPKO協力法の改正/(3)/恒久法の新設―を与党に提起している。
▼公明党権力追随・自公連立優先、安倍首相に譲歩
【解説】他国軍の後方支援のため自衛隊の海外派遣を随時可能にする恒久法について公明党が容認姿勢に転じた。制定に強い意欲を示す安倍晋三首相の方針に譲歩し、連立政権内に亀裂を生じさせないことを優先した。歯止め策を明確化することで4月の統一地方選へ向けアピールできるとの判断も働いた。
昨年7月の閣議決定を受け、与党は関連法案を5月の大型連休明けに提出する予定だ。山口那津男代表は与党協議の合意期限を3月下旬と表明しており、自ら退路を断った形となっていた。
「切れ目のない法制整備」を目指すとした閣議決定を受け入れた時点で抵抗も限定的にならざるを得なかったと言える。
公明党は、自衛隊の海外派遣には国際法上の正当性などの3要件が必要だとの考えを提示した。
細部に詰めは残すものの、自民党側も一定の理解を示したため、厳しい枠をはめることも可能だと判断した。
4月には公明党が重視する統一地方選が控える。安保法制をめぐる自民党側との論議で、譲歩を勝ち取ることができれば、面目が保たれる。
党幹部は「ブレーキ役として、自民党と戦う姿をいかにアピールするかだ」と内実を語った。
(共同通信)
2015/03/05 10:26
U 創価学会提訴は私憤ではなく公憤だ !
公明党は宗教的政党として生きるべし !
創価学会・公明党は、民主的な組織に戻って欲しい !
(www.elneos.co.jpより抜粋・転載)
■元木昌彦のメディアを考える旅(128)――
今月の同行者/矢野絢也氏(元公明党委員長)
☆創価学会もどえらい人を怒らせてしまったものだ !
矢野さんは知謀の人だ。これまでに何度もゴルフをしたり、ワインを飲みながら、政治情勢から創価学会のことまで聞いたが、その情報量、分析力は素晴らしいものがあった。
私は、矢野さんは「非池田派」だと推測するが、池田名誉会長との距離のとり方なども絶妙だと思っていた。
その矢野さんが、3年ほど前、1993年から94年にかけて「文藝春秋」で連載した手記で、「政教一致と言われても仕方がない部分があった」と指摘したことなどを学会から批判され、政治評論家活動も自粛したと聞いて驚いた。
3年の眠りを破り、先日、矢野さんが、創価学会を脱会して創価学会側を相手取り5,500万円の賠償を求めて提訴した。 勝算がなくて動く人ではない。
学会がやってきた言論弾圧問題や共産党からの批判を中止させた創共協定など、公明党と創価
学会の秘密を握る人物である。創価学会も、どえらい人を怒らせてしまったものだ。
久しぶりにお会いした矢野さんは、意気軒昂で、しゃべりは滑らかだった。
提訴に至ったきっかけから政教一致問題、ポスト池田から政局の行方まで聞いてみた。
☆創価学会とその幹部7人を提訴するに至った経緯
元木昌彦: 先ず、創価学会とその幹部7人を提訴するに至った経緯を教えてください。
矢野絢也: 3年前の平成17年の4月20日に、突然、学会のトップの人(当時の西口良三副会長、藤原武副会長)から戸田記念国際会館(東京・新宿区にある学会施設の)に呼び出されまして、十年前に私が「文藝春秋」に書いた連載手記で、ずいぶん迷惑をしたというような話を持ち出しました。
「われわれはある程度は理解しておっても、学会員たちは非常に怒っておるから公式に謝罪をするべきだ」と強く迫りました。随分、異様な雰囲気でしたね。
やむを得ず彼らの言い分を呑んだ。それが「聖教新聞」(創価学会の機関紙)で大きな活字で「謝罪」と伝えられた。
☆矢野絢也:身の危険をしばしば感じた
それから、機関紙や会合で悪口雑言の連続でしたね。5月の連休中に所用で海外へ行っている間も早期帰国と、青年部の幹部と面談することを求められ、それで、5月14日の夜に帰国して、そのまま、また戸田記念国際会館へ行って、青年部のトップ5人と面談をしました。
これがまた、「土下座せよ」などと査問のような吊るし上げでしてね。
机に積まれた「文藝春秋」の記事のコピーに付箋が付いていて、「このお陰でずいぶん学会は苦しい思いをした。
もう評論家活動はよろしくない。やめろ」という趣旨の発言が次々にありまして、最後は、あちらがちゃんと用意していた「文春の記事を謝る。
今後は書かない。(学会に)恩返しをする」といった内容の謝罪文に「署名してください」となった。
その時の雰囲気は、非常に身の危険を感ずるようなものだったですね。
その明くる日は、元国会議員(黒柳明・元参議院議員、大川清幸・元参議院議員、伏木和雄・元衆議院議員)が私の家に来まして、評論家活動をやめるんだから手帳は要らんだろう、手帳を出せと言うんです。
これおかしな理屈ですよね。元木さん、編集長やめたら手帳を誰かに渡しますか?
全然飛躍した論理なんですけど、そんなんが手元にあったら何書くかわからんから渡せとしつこく迫る。
脅しやらすかしやら手を変え品を変えて「手帳をよこせ」でした。当然私は断りました。
ところが、一度公明党本部に戻った彼らは、「子供の使いじゃあるまいし、手ぶらで返ってくるとは何だ。
手許にある手帳だけでも貰って来い」と上の人に叱られて、その日、またやって来ました。
彼らはその後2回、全部で4回やって来て、「皆が怒っている」などと脅しを繰り返しました。
前夜も学会青年部から強烈な吊るし上げで、私は疲労困憊で強い恐怖を感じました。
☆100冊近い私の手帳など個人的資料を持ち去った
約10名の人物で、私の家の監視や尾行が始まった
挙句、彼らは、100冊近い私の手帳など個人的資料を持ち去ったんです。
最後には、「紙一枚も残ってないか家を検分させてくれ」と言う。私は「それでは強盗だ」と激しく拒否しましたけどね、「もし一枚でも残っていたら大変なことになる」と脅しがあって、結局、家捜しをしていきました。
それから、敢えて身元不詳と言いますけど、毎日メンバーが替わって10名前後の人物が多くの車輌で連係プレーをやりながら、私の家の監視や尾行が始まったんです。
身の危険を感ずることもしばしばありましたので、ある調査機関に頼んで写真やビデオを撮り、クルマの所有者を割り出しました。
今、法的措置を検討しているところです。
元木: 多額の寄付も強要されたそうですね。
☆大幹部の指示:家を売って2億、3億は、創価学会に寄付しなさい !
矢野: 私とのパイプ役になる学会の人から、家を売って2億、3億は、学会に寄付しなさいと言われました。
一方で悪口と脅し、他方で多額の寄付を要求、こういう彼らのやり方には呆れ果てましたが、それでも私は、礼儀だと思って3年間は沈黙し、我慢をしました。
というのは、一青年にすぎなかった私が国会議員に当選させてもらって、公明党書記長、委員長を20年間も続けてきて(1993年政界引退)、いろんな面でお世話になっておるという気持ちもありましたから。
☆公明党・創価学会大幹部の反社会的行為を
見逃す事は私の責任放棄、公憤として、提訴を考えた !
しかし、あまりにもひどすぎる。このような反社会的行為が、私以外の人にもあると聞いておりますんでね。
昔の創価学会は、こんなんじゃなかった。
このまま私が黙っておることは、かえってお世話になった学会員のためにもよくない。
ですから、これは私憤というよりも、このようなことが、民主主義の社会で許されていいのかという公の憤りを感じました。
日本の政治に大きな影響力を持つ創価学会のこのような人権蹂躙、反社会的行為を見逃すことは、むしろ私の責任放棄だと考えて提訴したのです。
元木: それで今は?
矢野: テーブルの下で一方的に蹴飛ばされているぐらいなら、お天道さんの下で争ったほうが気持ちがいい。1寸の虫にも5分の魂ですわ。もう、腹をくくっています。
元木: 1寸じゃないですよ、もっと大きい(笑)。
竹入(義勝・元委員長)さんも、「朝日新聞」に連載したことで誹謗(ひぼう)中傷の嵐ですね。彼はずうっと沈黙したままですね。
矢野: ひどい悪口ですよね。
―以下は、次回投稿します―
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