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小沢一郎代表が記者会見:小選挙区制を推進した理由は、
「政権交代」を可能にし、議会制民主主義を日本に定着させるために
小選挙区制度の方が良いという考え方の下で行った。
安倍首相・閣僚答弁、補助金交付決定、「知らなければ、違法行為ではない」!
政治倫理を高める気がない、金権腐敗・自民党らしい逃げ口上だね !
(www.seikatsu1.jp:より抜粋)
2015年3月3日午後、小沢一郎代表が記者会見を行いました。
会見概要は以下の通りです。
衆議院選挙制度改革について
中選挙区制度復活について
小沢一郎 代表:
政治家が選挙に強くなれば、執行部独裁にならない
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
☆企業団体献金について
Q.
今国会で政治と金の問題が議論されている中で、企業団体献金は廃止したほうが良いという議論もあるが、それについて如何か。
小沢一郎 代表
A.
ずっと以前から言っていますけれども、企業も団体も社会的存在であることは間違いないのです。それを企業だからいけないとか、団体だからいけないとか、個人なら良いとかいうような仕分けの仕方は、私は間違いだと思います。
個人であればあるほど、単位が小さくなればなるほど、献金とその期待観というのは強くなるわけです。あなた方が言うのと逆なのです。大きくなればなるほど、特定の個人との繋がりというのは一般的には薄れてくるのです。個人から多額の献金を受けていたら、出す方も何か期待するだろうし、それは物凄い繋がりになってしまいます。
企業だからダメだとか、団体だからダメだとか、個人なら良いとかいう仕分けの仕方は、事実上の政治資金のメディアが言う本来のあるべき姿とは、その仕分けは関係ないのです。ですから私は、収支の公開をすべきだと主張してきました。
どこからもらったって別に構わないのですが、それが国民にはっきり分かればいいし、それを何に使ったかということが国民に分かるということが大事なのです。
日本は非常にクローズドな社会で、官庁で何をやっているか全然分かりません。
マスコミだってそうでしょう。官庁の言うことを報道することになっています。 その全部が本当にオープンになっているかどうかは、外の人には全く関知できないし、認識できません。
もっとあらゆる分野でオープンな社会にすべきだというのが私の持論です。
企業団体献金を止めて、税金で政治のコスト
を負担するために政党助成金ができたのでなないか ?
Q.
企業団体献金を止めて、税金で政治のコストを負担しようということで政党助成金ができた。
国民1人あたりコーヒー1杯分と最初は言われたが、それと二重取りという言い方もされる場合もあるが。
小沢一郎 代表:
A.
そういうことではないのです。私自身が手がけて作った法律ですから。金のかからないようにするために小選挙区制にしたのだと俗論を言う人がいますが、そうでもないのです。
そのために小選挙区制に一生懸命取り組んだのではありません。
それは、「政権交代」を可能にし、議会制民主主義を日本に定着させるために小選挙区制度の方が良いという考え方の下で行ったのです。
金がかかるか、かからないかというのは、また別な次元の話です。
アメリカのように、ものすごく個人献金が多いとは言っても、事実上大口献金は全部企業なのです。 日本よりは、はるかに個人献金が多いところは、それなりの政治活動の資金としてかなり集まるということもあり得ます。他のヨーロッパの国でも色んな形がありますけれども、ドイツは、政党のシンクタンクの費用も国の補助金で全部出して、韓国もそれに倣っています。
政党助成金は、そういうことだから片方は止めるとか、良い悪いとかいう話しではなくて、やっぱりそれも使われようではないでしょうか。
国民が納得すれば良いのです。国民が納得できないような使われ方をしたときに、それはいけないのではないかという批判が起きるわけです。
本質的な問題として相容れないものではないかと思います。
☆政治とカネの問題について
Q.
安倍総理と岡田民主党代表が補助金を受給した企業から献金を受けていたが、知らなかったと説明している問題についてのご見解を。
小沢一郎 代表
A.
そういう事実を知らなかったということが一般的には本当だと思います。
私自身も、報道があって調べましたところ、同様の事実がありましたので返還するように秘書に命じておきました。
補助金をもらっている会社ということもあるし、例えば、会社が過去に脱税したとか、何かトラブったということもあります。
献金を受ける立場からすれば「あなたのところ何もしてないでしょうね」と、一々聞いて受け取るわけではありません。
「どうぞ使ってください」って言われれば、「有り難うございます」というのが普通ですから。
特別な癒着関係があれば別ですけれど、一般的には知らないでもらうことが多いのではないでしょうか。その事実があれば、返還するということをきちんとやる以外に方法はないと思います。
Q.
今、予算委員会では政治と金の問題で与野党双方が追及しあっていますが、それについてのお考えを。
小沢一郎 代表
A.
そのこと自体は、献金の性質によって違います。
例えば国務大臣であれ、一般の国会議員であれ、その職務に関して献金をもらったことによって、企業に見返りがあったとか、そういう類いの職務の公正性、政治家としての議員としての公正性を疑われるようなことで献金の授受があってはいけないということが常識的なことだと思います。
だから、そういうような問題点を含む献金だとすれば、それでいいのかという議論はあっても当然です。
Q.
代表が献金を返還するように命じたと言われたが、返還はもう済んでいるのかどうかを。
小沢一郎 代表
A.
それは担当の秘書に聞いてください。どこからいくらもらったか、まだ分かりません。
そういう事実があったというから返すよう言いました。私の役目はそれで果たしたと思っています。
Q.
補助金を受けていたということを知らなかったということか。
小沢一郎 代表
A.
もちろん知りませんでした。
(参考資料)
安倍首相・閣僚答弁、補助金交付決定、「知らなければ、違法行為ではない」!
政治倫理を高める気がない、金権腐敗・自民党らしい逃げ口上だね !
社民党党首:「企業・団体献金を全面禁止」すべきだ !
(muranoserena.blog91.fc2.com:2015年3月2日より抜粋・転載)
☆政治倫理欠如、安倍首相の逃げ口上答弁
「(受領した政治献金の違法性を議員側が)知らなければ、当然、違法行為ではない」という安倍首相の答弁は、政治倫理を高める気がない自民党らしい逃げ口上ですね。
☆献金受領の議員・閣僚が合法性をチェックすべきだ
☆合法性を確認したというチェックシートを政治献金報告書に添付させるべきだ !
☆西川農相辞任 !返金で幕引き許されぬ
●東京新聞 (TOKYO Web)
■西川農相辞任 返金で幕引き許されぬ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015022402000142.html
2015年2月24日
☆工業会が西川氏に迂回献金疑惑
☆知らなかった、返金すれば問題なし ?
自公政権下、抜け穴だらけの法律 ?
☆政治とカネ、疑惑続出 !
自公政権がたるんでいる !
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015022802000144.html
2015年2月28日
政治資金規正法って政治資金を適正化するための法律のはずですが、「知らなければ、当然、違法行為ではない」なんて、適正化の努力を放棄した自民党答弁はあまりにもひどいです。
“政治は非道徳的であってかまわない”という「本音が出た」ものと私は受け止めました。
政治資金規正法の本来の趣旨を理解しているとは思えない自民党の言い訳を許せばただでさえ腐りかけの日本の政治は回復不可能なまでに腐ります。
社民党党首のまことにもっともな指摘を引いてこの記事をひとまず締めます。
☆吉田・社民党党首のまことにもっともな指摘
吉田忠智: @tadatomoyoshida
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国から補助金を受けた企業から1年以内に献金を受けとると違法だが、そのことを知らずに献金を受けたのであれば合法というのはザル法であり、改正が必要です。
しかし、本来行うべきは、「企業・団体献金の全面禁止」です。そのために政党交付金制度を作ったことを忘れてはなりません。
8:14 PM - 28 Feb 2015
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