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NHKは、条件を満たす「生活の党」を排除し、
条件に欠ける「新党改革」を連続出演させていた !
NHKの政治的偏向、堕落、腐敗は異常事態だ !
安倍政権・NHKを支配する米国=CIAの姿が見える !
(植草一秀の『知られざる真実』」:2015/02/08より抜粋・転載)
1) NHKへの出演決定・運用は、極めて恣意的なものであった
2月2日の「日曜討論」で、「生活の党と山本太郎となかまたち」の出演を妨害したNHK=日本偏向協会は、生活の党に対して、日曜討論への出演妨害について次のように説明したという。
1.現役議員が5人以上おり、かつ
2.直近の衆院選で得票率が2%以上という、局が定めた条件を満たしていない
ことを理由に出演を拒否したと説明したと伝えられている。
公職選挙法の規定では、1.所属する国会議員が5人以上、または
2.直近の国政選挙での得票率が2%以上、の「いずれかの要件」を満たした政治団体が、「政党」として扱われる。
NHKは、この基準をもとに日曜討論への出演者を決定してきたと見られるが、これまでもその運用は、極めて恣意的なものであったと窺われる。
2)安倍政権補完・政党は議員1名でも出演させてきた
昨年12月に安倍政権が解散・総選挙に突き進んだが、この局面では所属議員がたった一人の新党改革の荒井広幸参議院議員を何度も日曜討論に出演させた。
荒井広幸議員が安倍晋三氏に近く、荒井氏が安倍政権に対する賛辞を送ることを前提に荒井氏を繰り返し出演させたものと見られる。
荒井広幸氏は新党改革の代表を務めている。
しかし、この党に所属する議員は、荒井氏ただ一人である。
2) 日本記者クラブ主催の討論会も安倍政権補完・政党は議員1名では出演なし
総選挙に際して開催された、大政翼賛会の御用メディア=日本記者クラブ主催の討論会にさえ、荒井氏は招かれていない。
主要政党の代表者が討論する討論会に、一人しか議員が存在しない新党改革代表者を参加させることが、明らかに政治的公平に反するからであると考えられる。
NHKはいかなる根拠で、所属議員が1名の新党改革を繰り返し日曜討論に出演させたのか。
NHKが荒井氏の出演を強行した大義名分は、新党改革が公職選挙法が定める政党要件を満たしているということだけだったと見られる。
すでに示したように、公職選挙法上の政党要件とは、1.所属する国会議員が5人以上または、2.直近の国政選挙での得票率が2%以上、である。
3) NHKは、条件を満たす「生活の党」を排除し、
新党改革はこの二つの条件を欠くが出演させていた !
実は、新党改革はこの二つの条件のいずれをも満たしていない。
新党改革は、2010年の第22回参議院議員通常選挙における比例区での得票率が2.0%を超えたため、2016年まで国会議員が1人以上所属している限り政党要件を満たしている、ということである。
しかし、生活の党の出演を妨害するために提示した条件を、新党改革はまったく満たしていない。
5)NHKの政治的偏向、堕落、腐敗は異常事態だ !
NHKの政治的偏向、NHKの堕落、NHKの腐敗は目を覆うばかりである。
放送法違反が明確であるNHKに対して、視聴者は放送受信料を支払う必要はないだろう。
受信契約の解除申し入れが殺到しておかしくない状況である。
新党改革の、2012年12月総選挙以降の、得票率は以下の通りである。
2012年12月総選挙 0.22%
2013年7月参院選 0.0%
2014年12月総選挙 0.0%
(いずれも比例代表選挙の得票率)
政党要件を獲得した2010年7月参院選の得票率は2.01%だった。
「生活の党と山本太郎となかまたち」の昨年12月総選挙における比例代表選挙得票率は1.93%だった。
生活の党は、北海道、中国、四国ブロックで比例代表選挙に候補者を擁立しなかった。このために、得票率が2%を割り込んだが、2%をわずかに割り込んだだけである。
6)安倍政権の暴走に対して、正論を主張する小沢氏等を排除
安倍政権は、小沢一郎氏、ならびに山本太郎氏を心底恐れているのである。
安倍政権の暴走に対して、正面から批判の正論を突き付ける、小沢一郎氏と山本太郎氏は、安倍政権にとっての天敵なのである。
NHK経営委員会サイトに、2
013年9月7日に開催された「視聴者のみなさまと語る会」
における質疑応答が掲載されている。
http://www.nhk.or.jp/keiei-iinkai/hearing/houkoku/h25_03.html
このなかで、専務理事の吉国浩二氏が次のように発言している。
「『日曜討論』にはいろいろパターンがありますが、一つのやり方は与野党同席での討論です。
(参考資料)
マスコミがインペイする、小沢バッシングの真相は ?
改革者、「小沢一郎を消せ」と命じた本当の黒幕は、誰か?
鳥越俊太郎氏×長谷川幸洋氏
(ameblo.jp:2012-07-02 :週刊ポスト2012/07/13号より抜粋・転載)
国際謀略から闇献金、果ては、家庭問題まで、徹底した執拗な、小沢バッシングは、20年に及ぶが、いずれも空振りに終わり、政治家・小沢一郎は、まだ生きている。
それだけでも稀有な存在だが、なぜ小沢氏だけがこれほどまでに狙われるのか。
20年前から「この男を見続ける」と注目し、ウォッチしてきた鳥越俊太郎氏と、一線を画して小沢氏の政治手法に批判的な立場を取る長谷川幸洋氏は、しかし「小沢叩きの異様さと黒幕」で意見が一致した。
◆西松・陸山会事件は、政治謀略で悪徳・検察が作り上げた”疑惑”
◆権力の家来・マスコミの異常な「小沢バッシング」
長谷川:私は小沢氏に会ったことはないし、鳥越さんほど長く注目してきたわけではありません。私が注目したのは、西松建設事件や陸山会事件そのものより、むしろマスコミの異常ともいえる、「小沢バッシング」からでした。
一方、それでも政治の中心に居続ける小沢氏のタフさには正直、驚きます。それが小沢神話に繋がっているのかもしれません。
鳥越:私も報道は、常軌を逸していると感じました。
◆検察の意図に迎合した偏向・画一的集中報道のマスコミの異常さ
◆巧妙・大規模の捏造で、”大捜査を受ける小沢”を国民に洗脳大工作
つまり、何も犯罪行為は認められなかったわけです。それと国民が受けたイメージはあまりにも違う。
長谷川:検察審査会が、小沢氏を「起訴相当」と議決する根拠のひとつになった田代政弘検事の「捜査報告書」は、完全なデタラメ。
◆捜査報告書を偽造、「検察による重大な犯罪」 !
特捜部長に宛てた副部長の報告書も佐久間達哉・前特捜部長が自分で書いていた、と報じられた。
それに小川敏夫・前法相によれば、田代報告書にも文体に不統一な点があって、実は、佐久間部長の手が入っていた可能性がある。
こうなるともう「検察による重大な犯罪」です。
本来なら大阪の郵便不正事件で証拠を捏造して実刑判決を受けた前田恒彦・元検事より罪刑が重くなる可能性がある行為です。
鳥越:そもそも検審に対して検察が説明すべきは、なぜ自分たちが不起訴にしたのかという理由でしょう。
それなのに逆に「小沢はこんなに悪い奴だ」と印象付ける報告書を作った。
これを検察の内部処分で済ますことは許されない。
◆ 改革者・小沢氏は、悪徳官僚が警戒する「危険人物」
鳥越:検察が事件を作り上げたのは「小沢だから」という面があると思います。
1993年に自民党を割った小沢氏は、わずか2日で新生党を結成して、「細川政権」を立ち上げ、自民党を野党に転落させてしまった。
そういう政治勘を恐れる者は少なくない。
もし彼が権力の座に就けば、これまでいい加減な事をしてきた検察、司法にも手を突っ込んでくるかもしれない。
そういう危機感から始まっているのかもしれません。
長谷川:同感ですが、少し違う点も指摘したい。ずばり言って、小沢氏は「霞が関」の虎の尾を踏んだのではないか。
そこには「暗黒捜査」を続けてきた法務・検察も含まれるでしょうが、本質的に小沢氏は霞が関にとって危険人物だった。
1993年に上梓した『日本改造計画』は、今読んでも色褪せないことが書いてある。
まず、官邸機能の強化や、政府と与党の一元化など、政策決定プロセスをがらりと変えようとしていた。さらに、「地域主権」を主張し、地方分権基本法を提唱している。
◆官僚主導から政治主導へ、地域主権へ、政権交代と
抜本的改革を推進する小沢氏を米国・官僚・自民党の既得権益が抹殺を狙う
鳥越:「官から政へ」という小沢氏の理念はその頃から変わっていないし、民主党政権になってから事務次官会議を廃止するなど、一部はその方向で動いた。
今はそういう政権の姿ではなくなってしまったが。
長谷川:官僚がそれを絶対に許さないからです。
これは堺屋太一さんに教えてもらった話ですが、彼は通産官僚として1970年の大阪万博を推進した。
それが省内から猛烈な反発を受け、省の部屋に閉じ込められたこともあった。なぜか。霞が関にとって、もっとも重要なのは東京一極集中であり、中央集権体制の維持だからです。
1960年代というのは、そうした官僚の悲願が成就された時代で、その中で「大阪万博」などもっての外だった、と。
小沢氏は、1993年の時点で官僚システムを根本的に変えようと主張していた。霞が関にとっては前に立ちはだかった最初の力ある政治家だったのでしょう。
小沢氏が「中央集権を壊す可能性がある脅威」と映ったのは間違いない。実は、霞が関には世間にはよく知られていない最高レベルの秘密会合もあるんですよ。
鳥越:それこそ事務次官会議でもあったし、官房長が横の連絡を取り合ったりすることもありますね。
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