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山本太郎代表:西川公也・前農水相の辞任について
統一地方選挙での擁立候補者の目標数並びにその発表時期について
T 山本太郎代表の記者会見:
生活の党と山本太郎となかまたち 生活(略称)
2月24日午後、山本太郎代表が記者会見を行いました。 会見概要は以下の通りです。
【山本代表挨拶】
【質疑要旨】
☆自公が進めている安全保障議論について
☆辺野古での抗議市民の逮捕事件について
U 安倍首相は、辺野古移設反対の 民意をなぜ無視するのか ?
「正義を求めて怒る沖縄県民」を権力で潰したい、安倍首相 !
琉球大学名誉教授・比屋根照夫の主張
(2015年02月20日:毎日新聞11面オピニオンより抜粋・転載)
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
☆選挙年齢の18歳への引き下げと若者からの支持拡大策について
Q.選挙年齢の18歳以上への引き下げについての党の方針、並びに若い人々の支持を集めるための戦略について伺いたい。
山本太郎 代表
A.
国民投票法で投票権年齢が18歳への引下げとなることが決まり、それに合わせて選挙権年齢も引き下げるという流れで来ています。 生活の党としては(昨年秋に引下げ)法案を共同提出もしており賛成です。
山本太郎・一議員としては、選挙権年齢引き下げの議論の前に成人年齢はどうして引き下げられないのか。18歳以上を大人と認めるような法改正も必要ではないかと。踏んでいくステップが何段跳びにもなっているのではないか。
被選挙権年齢の引き下げも必要です。政治参加は投票以外にも立候補など若い人にも途を開くべきだし、そのためには供託金のシステムの部分も考えていかなくてはいけない。今、党内で疑問を1つ1つつぶしていっています。これから高齢化社会になっていき、若い人たちが負担し支えなければいけない。そうならば若い人たちの声をもっと反映できるように参政権・選挙権(年齢)引き下げるという考え方です。
若い人たちへのアピールは、そんなに難しくないのではないかと思います。今の政治を見れば分かります。今、国会の中で政治を行っている小父さん達があなたたちの未来を食い潰しているのだよ、切り売りしているのだよと。
例えば、消費税、TPP、原発、すべてのことがどういう理由でやられているか。企業によるコントロールに、この国の政治は絡め取られている部分があります。それを覆すには、あなたが政治に参加するしかありません。
私は今置かれた状況は絶望的だとは思っていないのです。若い人たちが本当に政治に関心を持って参加することによって現状を変えていけるのではないか。18歳引き下げは、何が何でも許さないということではなくて、ステップを踏んでいくべきではないかと思っています。
若い人たちには、まず党名で興味を持ってもらえるかも知れない。「何の悪い冗談だ。」みたいな。
我が党は、あまりクローズ・アップはされていない、存在さえも知らないという若者が多いと思う。「何だ。これ? マジかよ?」 「 これあり?」 みたいなことから興味を持ってもらう入り口にしてもらえればと思います。外に出て街頭で記者会見をすると先週発表しましたが、通りかかった若い人たちにも興味を持ってもらうことをずっと続けていきたいと思います。
☆統一地方選挙での擁立候補者の目標数並びにその発表時期について
Q.統一地方選挙での擁立候補者の目標数並びにその発表時期について伺いたい。
山本太郎 代表
A.
合流前に話し合いが行なわれた時には、生活の党から統一地方選挙については別々でと提案されました。それは既に準備に取りかかっている人たちに混乱が生まれるかも知れないから別々でということを承諾しました。
現在、生活の党の公認、もしくは推薦、山本太郎の推薦という3つぐらいの枠があります。
自分たちの党で擁立するのは時間的に無理なので同じ志、同じ思いを持った方々で、例えば、山本太郎が挙げている10個の政策に賛同していただければ、どんどん推薦を出していき、空いている時間で応援に入ります。
生活の党と山本太郎となかまたちとして公認する候補者たちも実際にいます。その中で選挙区は被っているのもあります。元々、別々でとスタートしているので致し方ない。
☆街頭記者会見について
Q.街頭記者会見を提案した際の小沢代表の反応、及びその具体的な日程・場所についてお伺いしたい。
山本太郎 代表
A.
2人で対談した時、街頭記者会見はどうかと、私が提案させていただきました。もう一か八かって思いもありましたが、もうすんなりですね。
「ああ、いいのではないか。面白そうではないか」と返していただいた。
「やってみれば、いいではないか」と。
本当に頭の柔らかい人だなと。話し合いをしている時に何か話しが詰まることが一切ないのです。
自分自身でも納得し、周りの人たちの感触を見て、その先続けていくのかどうかを恐らく小沢共同代表は判断されるでしょう。
最初の場所は内心では決めていますが、まだ発表する段階ではありません。一番は、季節の問題があります。私は、できれば時間を夕方ではなく、酔っ払いとか出現する時間帯にすると面白いのではないかと。
いきなり政治家に質問しろと言っても、山本太郎くらいだったら「おい! お前!」と言えるでしょうが、さすがに小沢さんには、そう言えないだろうし「 なんか恐そう」 と思うかも知れない。事実は全然異なるのですけれども。
先週、この場で街頭記者会見のことを発表した時に、小沢さんがムスッとした顔をしていたと言う人がいますが、違います。ムスッとしているように見えるだけです。
「すごくいいではないか。面白いではないか」と言ってくださった。
TPPのこともあるので、急がなければと思いますが、1人でも多くの方に伝わるような街頭記者会見になると良いと思っています。
寒さがもう少し緩んだら、皆さんにお知らせします。
☆小沢一郎代表の韓国訪問について
Q.小沢一郎代表が韓国に行き葬儀に出席すると聞いたが、どのような関係の方の葬儀に出席されたかを伺えるか。
玉城デニー 幹事長
A.
議運に請暇願いを出し許可が出ましたので韓国に行くということです。1965年の日韓国交正常化の立役者の一人で、韓国政界の重鎮である金鍾泌(キム・ジョンピル)元首相の夫人・朴栄玉(パク・ヨンオク)さんが 病気のために逝去されました。
朴槿恵(パク・クネ)大統領のいとこにあたるそうです。その葬儀に参列するために韓国に出発したので今日の会見は欠席しています。
金鍾泌元首相は日本語が堪能であり、1962年当時の大平正芳外務大臣との間で日本が韓国に5億ドルの経済協力資金を支払うことで合意して、それが国交正常化に道筋をつけたということにも頑張っていただいた方です。
金鍾泌氏が金大中(キム・デジュン)政権で首相を務めていた1999年9月にご夫婦で日本を訪れて天皇、皇后両陛下と皇居で会見もしています。
昨年9月、生活の党が韓国で研修会を行なった際に小沢代表は、その長年のご友人である金鍾泌元首相にも面談しているということもありまして、奥様がご逝去されてぜひ参列をしたいと韓国に行ったという次第です。
☆西川公也・前農水相の辞任について
Q.西川公也・前農水相の辞任についてのご見解をお聞かせください。
山本太郎 代表
A.
生活の党と山本太郎となかまたち共同代表という立場を離れてお答えします。
「辞任して後はもう終わった」ということが余りにも多いのではないかと思います。追及すべきは追及して、その報告は絶対なされなければいけない。でも辞めたことによって終わりが決まりになっている。
数億円のお金の動きがあったにも拘わらず、小渕優子さんの件もそうでした。
説明責任もあるし、総理の任命責任もあると思います。
やはりマスコミの皆さんにもそこは大いに追及していただくことも必要だと思います。(政権側は)TPPも間近に迫っているので、揉め事にもしたくないだろうし、段取りとして辞任が早かった。
西川・前農水相はずっとすっとぼけていた。「問題ない」と総理も言っていたのに、結局問題があった。おかしいですよね。
ながらくこの茶番に市民の方々も付き合わされているわけだから「もういいよ」という気持ちにもなっているかも知れませんが、しっかりとした追及を皆で一丸となってやっていくべきです。
政府は人質の救出にも失敗しています。本当に全力でかかったのという部分も疑わしい。
私は安倍総理が辞任すべきではないかとの思いがずっとあります。
西川・前農水相が辞任したからもうすべては終わりだということにさせてはいけないと思います。
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