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優劣意識・差別主義を抜け出すことが、 平和共存・共生の道 !
人種差別等を超克し、互いに尊重し、共生する精神が不可欠 !
自分も他人も長所・短所がある、「平等意識」が重要 !
差別・偏見は、人類の悪い性、米国にも人種・他国民への差別意識がある !
安部首相のお友達・右翼・言論人は、なぜ中国を軽蔑してばかりで、
米国を批判しないのだ ?
T 外国人労働者を消耗品視する事は、差別主義
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/02/17より抜粋・転載)
1) 激しい劣等意識の裏返しが他者への差別言動になる
差別主義者の精神構造の中心には強い劣等意識がある。
他者を見る際に常に、優劣意識が支配する。
自分よりも他者が優れていると認識し、強い劣等意識を有するのである。
その激しい劣等意識の裏返しが他者への差別言動になって表れるのである。
ものごとの判断の基準に置かれるのは常に、優劣の尺度である。
差別主義者の行動の特性は、自分より優位にあると判断する者に対しては卑屈にひれ伏す。
自分より下位にあると判断する者に対しては、尊大、横暴に振る舞う。
差別主義者の根本には、常に強い劣等意識があることを、見抜いておく必要がある。
曽野綾子氏が、産経新聞に寄稿したコラムが批判にさらされている。
曽野氏の言説は、典型的な差別主義者のものである。
2) 外国人労働者を消耗品視する事は、差別主義 !
日本が高齢社会に移行し、介護・医療のニーズが拡大する。
このニーズに対して、曽野氏は、外国人労働者を消耗品、自分たちのニーズを満たすために利用しようとの姿勢しかない。
介護の仕事に従事する者の立場でものを見る視点、他者の立場でものを見る視点が存在しない。
要するに、自分の利益がすべてなのである。
介護の職務に従事する人々に対する、敬意と尊重の視点が存在しない。
介護の仕事に従事する多くのプロフェッショナルがいる。
3)介護の仕事は、専門的な事が多い
その技量に優れた人もいれば、技量が未熟な人もいる。物書きも同じだ。
文章を書くことなら誰でもできる。誰でもできるが、そのなかに熟達者と未熟な者が存在する。
物書きの曽野綾子氏に、物書きの仕事なら誰でもできる。
技量も力量も必要ないと言うなら、色をなして激怒するだろう。
強い者にはひれ伏し、弱い者には、尊大に振る舞う者ほど、尊大に振る舞われたときに、敏感に反応するものである。
差別をする者ほど、差別に敏感に反応するのである。
4)自分も他人も長所・短所がある、「平等意識」が重要だ !
優劣の尺度でものを見る視点の、反対にある視点は、「平等の意識」である。
自分には優れている点もあるが、劣っている点もある。他者も同じだ
良いところもあれば悪いところもある。これが真理である。
ものごとには必ず陰と陽がある。
陰だけのものもなければ、陽だけのものもない。すべての存在に陽があり、陰がある。
それを含めれば、すべては、似たようなものなのである。
ある面で秀でているということは、別の面で劣っているということの裏返しである。
そこまで考えると、どの存在にも全体としての優劣はない。
「みんなちがって、みんないい」のである。
曽野綾子氏には、金子みすゞの次の詩を送っておきたい。
5)差別主義者に、金子みすゞの詩を送る
私と小鳥と鈴と金子みすゞ私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうにたくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。
白人と黒人と黄色人種、みんなちがって、みんないい。
アジアにもいろいろな国がある。日本、韓国、中国みんな違ってみんないい。
6)人種・各国国民、自分・他人それぞれ違う点がある
この視点、考え方、感じ方が、大切である。
相手に良いところもあれば悪いところもある。
同じようにこちらにも良いとこがあれば悪いところもある。
全体として、こっちが優れているとか、あっちが劣っているとか、考えるのが、間違いのもとなのだ。
自分を大切に扱ってほしければ、相手を大切に扱うことである。
強いと感じる者には、ひれ伏して、弱いと見る者に尊大に振る舞う。
これは、弱い者が取る行動である。
自分には、劣っている点もあるが優れている点もある。他者も同じ。
そうであれば、誰に対しても、ひれ伏す必要がないし、誰に対しても、尊大に振る舞うことができなくなる。
7)他の国民・他人を大切にする精神が重要だ
自分が大切にされたいと思うなら、他者を大切にすることである。
世の中にいろいろな仕事があるが、どの仕事にも、懸命に取り組んでいる人がいる。
自分の仕事に対する姿勢を理解してもらいたいなら、他者の仕事に対する姿勢を侮らない方がいい。
これから日本は、本格的な高齢化の時代に入るから、介護の仕事は拡大するし、非常に大事な仕事になる
その仕事のスキルをアップする、質を向上させるには、さまざまな技術更新も必要になる。
差別と偏見は、人類が克服しなければならない、人類の「悪い性」である。
8)差別・偏見は、悪い性、米国にも人種・他国民への差別意識がある !
米国は、奴隷制度を採用し、奴隷制が廃止された後も、長い時間、「差別制度」が温存されてきた。
その差別と闘い、差別撤廃のために、多くの先人が力を尽くしてきた。
「絶望の山に分け入り、希望の石を切り出す」と述べて、夢を語ってきた、キング牧師がいる。
その延長上に、差別制度の撤廃があり、差別根絶の努力が続けられてきた。
南アフリカでは、アパルトヘイトという、人権侵害の差別制度が存在したが、多くの人々の努力によって、悪しき差別制度が、廃絶されてきた。
9)人種差別等を超克し、互いに尊重し、共生する精神が不可欠
これらの歴史事実から目をそらし、劣等感の裏返しである、偏狭な差別言動を繰り返すことは、あまりにも「無知」であると言わざるを得ないし、品性を欠く。
それぞれの存在が、それぞれの存在を尊重し、相互に認め合う。
この行為なくして、平和共存、共生は成り立たない。
日本の外交姿勢がいま、偏狭な方向に傾いている
この、偏狭な外交が、日本の国民に幸福をもたらすことはない。
日本は、米国とも韓国とも中国とも、イスラム社会とも、平和で友好な関係を構築することに、力を注ぐべきである。
その行為が、日本に対する好意、尊重、尊敬を生み出す源になる。
U 安部首相のお友達・右翼・言論人は、なぜ中国を軽蔑してばかりで、
アメリカを批判しないのだ ?
2002.6.1
(www15.ocn.ne.jp/.../OUMUNOSEIRISEITON_PAGE9_5_2.h.より抜粋・転載)
今日の新聞に、『諸君!』誌の宣伝が載っている。
「今こそ奮起せよ、大和魂」という見出しの、石原慎太郎、西村真吾、にはじまり、
中西輝政、岡田英弘、金美麗、田久保忠衛、中島嶺雄、西尾幹二、中曽根康弘、
西部邁、松井孝典、松本建一の4人組、岡崎久彦、北岡伸一らが、
いつもの顔ぶれで並んでいる。
みんな、安部首相のお友達・「親米保守」だ。
どうして、アメリカを一言も、批判しないのだ。
中国を叩いてばっかりで、それで、何がそんなに勇ましいことなのだ。中国人とほとんど同じ顔をした、自分が、どうして、そんなに同じ東アジア人の、野蛮な国家だからといって、軽蔑して、悲憤慷慨して、怒ってみせることばかりに、そんなに専念するのか。
今の、世界は、アメリカ(ブッシュ)とロシア(プーチン)が組んで、中国を痛めつけよう、
という構図である。日本は、その中国にけしかける為の犬のような役割だ。
一方で、アメリカとロシアは、核兵器の総量規制の話をするふりをして、ヨーロッパ人たちを
牽制して、脅している。
この構図で、世界は出来ている。
だから、この大前提から物事を考えるべきなのだ。そうではないなら、そうではない、あくまで、中国と北朝鮮を唾棄し、罵(ののし)ることが、正しい保守言論人の振る舞いであり作法だ、というのか。
この馬鹿手先どもめが。
一行でも、アメリカの横暴を、批判してみよ。
本当に、愛国と、民族利益を考える能力があるなら、アメリカについて、
はっきりと語ってみよ。
★いやー、この文章好きですね。
「今こそ奮起せよ、大和魂!」なんて勇ましい筋肉隆々のご発言に賛同されるお歴々の名前を見てみれば、どれもこれも、宗教臭のするアメリカのワンチャンばっかりで、口を開けば、「チューゴクがワルイー」なんですね。
そして、このセンセイ方をフロントに押し立てて、自分は背後で糸を引いているのが、なんと、日本人ではなく、半島の謀略専門家の皆さんてなワケで、アメリカの属国である日本は、さらには半島人士の跳梁跋扈の場所も兼ねているのですよ。
属国の二乗である。
で、このご立派な先生方を頂点にして、「親米保守」なる方々は、社会の隅々まで浸透しているのですね。(注:この場合、私はプロ・ブッシュ共和党という意味で親米保守という言葉を使っています。)
★末端は、ネットにまで進出して、「チューゴクがワルイー」「911テロに陰謀などないー」を喧伝しているのですが、具体的反証など殆どありません。
ネット右翼は、罵倒と煽り、あげあし取りは得意ですが。
新橋駅前の筋肉右翼のアジ演説とそっくりで、中身のない攻撃の繰り返し。
まあ、親分たちの程度からして、末端がクズなのも至極当然ですが。
アメリカの強大な勢力に迎合すると、残飯に預かれる、
お腹のすいた、オカネの好きな野良犬さんたち群れをなす。
親米保守の組織は、在日右翼宗教とほとんど重複する存在です。ですから、オウム事件にしても、米国9・11インチキテロにしても、どうしても統一教会の話題を避けて通るわけには行かないのです。
■日本の右派勢力は、実体は、右派ではなく、アメリカべったりのお犬様なのです。
<引用終わり>管理人
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