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 代表質問後、岡田代表の感想: 「安倍総理は、国民の実感を全く分かっていない」!
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/3649.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 2 月 18 日 15:15:56: jobfXtD4sqUBk
 

   代表質問後、岡田代表の感想:

「安倍総理は、国民の実感を全く分かっていない」!

安倍首相の所信表明演説と与野党の主張表明 !


T 代表質問後、岡田代表の感想

(www.dpj.or.jp : 2015年02月16日より抜粋・転載)

岡田克也代表

 岡田克也代表は16日夕、衆院本会議後に国会内で記者団の質問に応じ、代表質問を終えての安倍総理の答弁に対する感想などを述べた。

 岡田代表は、「いろいろとこれから議論しなければいけない点が出てきたと思う」
とコメント。
格差の拡大に関する「認められない、少なくとも許容範囲を超えている実感はない」という趣旨の答弁や、安全保障に関し、日本国が攻撃されるのと同じような大変な事態の具体的事例として中東からの原油輸送路に当たるホルムズ海峡の機雷掃海を挙げたこと、集団安全保障について「立法措置をする」との旨発言したことを一例に挙げ、「かなりもりだくさん出てきたので予算委員会でしっかりと議論したい」と述べた。


☆格差拡大の実態が分からない安倍首相

 格差について「拡大を認められない」とする安倍総理の認識については、「総理と民主党ではなく総理と国民の認識との間に重要な違いがあるということ。

国民の実感を全く分かっていないのではないか」と指摘。
「(質問のなかで)具体的な数字を挙げたが、非正規の働き方が増えていることや200万円

以下の所得の人が増えていること、子どもの貧困などをもってしても格差は重要な問題ではないとは全く言えない」などと断じた。


☆安倍首相は、平和憲法の長所・重要性が理解できない !

 戦後70年に関連して、日本国憲法について安倍総理が「連合国軍総司令部(GHQ)の憲法も国際法も全く素人の人たちが、たった8日間でつくり上げた代物だ」と発言していることへの質問については、「総理は言い訳をされたが、総理のものの言い方が非常に問題だと申し上げている。

国の最高法規を、日本国の総理大臣が、非常に見下したような、悪く言うような言い方をされたことを問題にしているわけで、だいぶ言い直しておられたが総理の発言としては残る。

きちんと説明していただき、撤回するなら、撤回していただきたい。
そうでないと一国のトップが自国の憲法に対してああいう言い方をするのは、民主主義国家として本当に恥ずかしいことだと思う」と述べた。

 安倍総理が、岡田代表の質問中に答弁の練習と思われる、口を動かす様子が見受けられたことを記者から指摘されると、「質問していたので、後でテレビを観ないとよく分からないが、

総理を刺激したのだとすれば質問がよかったということではないか」と述べた。


☆格差問題の欠陥を理解できない、『多様な働き方』

という美辞麗句にすり替える、安倍首相の異常さ !

 格差問題に関連して、「結婚・出産を諦めなければならない多くの若者がいるという現実を無視し、『多様な働き方』という美辞麗句にすり替えることは許されません」と繰り返したことの意図を問われると、「日本がいま直面している大きな問題で、結婚しているカップルの子どもの数はそんなに減っていないが、結婚していない若者が増えているということ。

いろいろな理由があるが、結婚をしたくてもできない人がたくさんいること、非正規の働き方であることで結婚できず子どももつくれないという問題を、格差や人口減少も含めてしっかり真ん中に据えなければいけないと思ったから。

現実にこうした境遇に置かれる若者たちに対して『民主党は何とかしますよ』というメッセージも込めて繰り返した」と思いを説明した。

U 安倍首相「戦後以来の大改革」の断行表明へ

与野党の主張表明 !

(www3.nhk.or.jp:2015年2月12日 19時39分より抜粋・転載)

☆安倍首相「戦後以来の大改革」の断行表明

安倍総理大臣は、衆参両院の本会議で施政方針演説を行い、農協改革などを「戦後以来の大改革」と位置づけて断行する考えを示したうえで、景気回復を確実にして、経済再生と財政再建、社会保障改革の3つを同時に達成する考えを表明しました。

また、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件を非難し、食糧や医療といった人道支援を継続するなど、テロと闘う国際社会において、日本の責任を果たしていく決意を示しました。

安倍総理大臣は、演説の冒頭、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件に触れ、「テロ行為を断固非難する」と述べたうえで、水際対策の強化などで国内外の日本人の安

全確保に万全を期すとともに、食糧や医療といった人道支援を継続するなど、テロと闘う国際社会において日本の責任を果たしていく決意を示しました。

そして、安倍総理大臣は「『安定した政治の下で、この道をさらに力強く前進せよ』というのが先の衆議院選挙で示された国民の意思だ。全身全霊を傾け、その負託に応えていく」と述べたうえで、経済再生、社会保障改革、教育再生などを「戦後以来の大改革」と位置づけて、取り組む考えを示しました。

そのうえで、安倍総理大臣は「農政の大改革は待ったなしであり、60年ぶりの農協改革を断行し、新しい日本農業の姿を描いていく」と述べ、JA全中・全国農業協同組合中央会を一般

社団法人に移行させるなど農協改革に取り組み、農作物のブランド化や輸出拡大を推進する方針を示しました。

さらに、安倍総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る交渉の早期妥結に意欲を示したほか、医療保険が適用される診療と、されない診療の併用などの医療改革、発電事業やガス事業などへの参入障壁の撤廃などに取り組む考えを強調しました。

安倍総理大臣は、経済政策について「デフレからの脱却を確かなものとするため、消費税率の10%への引き上げを平成29年4月に延期し、賃上げの流れを来年の春、再来年の春と続け、景気回復の温かい風を全国津々浦々に届けていく。そのことによって経済再生と財政再建、社会保障改革の3つを同時に達成する」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は「アベノミクスの果実も生かし、社会保障を充実させていく」と述べ、難病患者への医療費助成の拡大や、所得の低い高齢者の介護保険料の軽減推進などに取り組む考えを示しました。

さらに、安倍総理大臣は「女性の輝く社会」の実現に向け、女性の登用に積極的な企業を支援する考えを示したほか、時間ではなく、成果で評価する新たな労働制度の導入などの働き方の改革にも意欲を示しました。

また、安倍総理大臣は、教育政策について「フリースクールなどでの多様な学びを国として支援していく。小中一貫校の設立も含め、9年間の中で、学年の壁などにとらわれない多様な教育を可能とする」と述べ、引き続き、義務教育の「6・3制」の見直しに取り組むとともに、

「子どもの未来が家庭の経済事情に左右されてはならない」として、幼児教育の無償化や奨学金制度の拡充を目指す考えを示しました。

一方、安倍総理大臣は、ことしは、戦後70年の節目の年だとしたうえで「わが国は、先の大戦の深い反省とともに、ひたすら自由で民主的な国を創り上げ、世界の平和と繁栄に貢献してきた。

その誇りを胸に、これまで以上に世界の平和と安定に貢献する国にならなければならない。次なる80年、90年、そして100年に向け、その強い意志を世界に向けて発信していく」と述べました。

そして、安倍総理大臣は、外交・安全保障政策について「あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする安全保障法制の整備を進める」と述べ、集団的自衛権の行使を可能とする安全保障法制の整備に改めて意欲を示しました。

また、安倍総理大臣は「日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインの見直しを進め、日米同盟の抑止力を一層高めていく」と述べたうえで、沖縄の基地負担の軽減や普天間基地の移設計画の推進、中国・韓国との関係改善、それに、ロシアとの平和条約締結交渉に粘り強く取り組む考えを示しました。

最後に、安倍総理大臣は「国民のため、党派の違いを超えて、選挙制度改革、定数削減を実現させ、憲法改正に向けた国民的な議論を深めていこう。そして、日本の未来を切り開くために、『戦後以来の大改革』をこの国会で必ずや成し遂げよう」と呼びかけ、施政方針演説を締めくくりました。

☆自民・谷垣幹事長「明確なメッセージ出した」

☆民主党・岡田代表:「ことばが踊る演説」

民主党の岡田代表は、国会内で記者団に対し、「戦後以来の改革と言われたが、中身がよく分からない、ことばが踊る演説だった。格差の問題には全く触れず、安全保障法制の中身の説明もない。あれをします、これをしますのオンパレードで、中身があまりない演説だった。批判ばかりではなく、しっかりとした議論をしていきたいと思うので、安倍総理大臣には、真摯(しんし)に答えてもらいたいと思っている」と述べました。

☆公明党・山口代表「前向きで元気な演説」

☆維新の党・江田代表「大改革というには笑止千万」

維新の党の江田代表は、記者会見で「安倍総理大臣は戦後の大改革と称するが、大改革というのなら、実際に日本の将来を切り開くだけの中身のある有為な改革でなければならない。
ひと言で言って、そういう意味では、大改革というには笑止千万だ。維新の党は対案を示しつつ、いかに安倍政権がやろうとしている改革が、コップの中の内輪の改革であるかを、代表質問や衆参両院の予算委員会でしっかりとあぶり出す」と述べました。

☆共産党・志位委員長「歴史に背く大暴走を宣言」

共産党の志位委員長は記者会見で、「戦後以来の大改革の名で、雇用、社会保障、農業、国民の暮らしを守るルールを根こそぎ壊し、憲法9条を壊す、歴史に背く大暴走をやろうという宣言が行われた。
自分たちが何をしようとしているのかは一切語らず、どの分野でも説明抜きの暴走が全体の特徴だ。
私たちは正面から対決して国民的な対案をしっかり示し、論戦をしていきたい」と述べました。

☆次世代・平沼党首「是々非々で協力」

次世代の党の平沼党首は国会内で記者団に対し、「憲法の論議を深めるとなっているが、根本理念が明らかにされていないし、アメリカとの関係を大切にするのはそのとおりだと思うが、この国の安全と平和をどうやって守っていくのかが演説に入っていなかったのは残念だ。
ただ、次世代の党はほかの野党と違って是々非々で、協力するところはしっかりと協力していく」と述べました。

☆社民党・吉田党首

「憲法改正 首相が呼びかけるのは問題」
社民党の吉田党首は、国会内で記者団に対し、「集団的自衛権の行使の問題や原発再稼働、TPPなど、国民の不安や懸念にこたえていないという印象を強く持った。
総理大臣には憲法99条で憲法の尊重擁護義務があるのに、国会での演説で、憲法改正に向けて国民的な議論を呼びかけるのは問題ではないか」と述べました。

☆生活の党・玉城幹事長

「強気の発言、どれだけ実行」

生活の党と山本太郎となかまたちの玉城幹事長は国会内で記者団に対し、「いつものように、全体的に安倍総理大臣が強気で発言したことが果たしてどれだけ国民の側に立って実行できるのか、首をかしげながら聞いていた。
農協改革の目的も岩盤規制を撤廃することと、TPP交渉の妥結が一体のような気がする。農家の本当の痛みは安倍総理大臣には届いていないと思う」と述べました。

☆元気にする会・松田代表

「説得力のなさが散見」

日本を元気にする会の松田代表は、記者会見で、「本に例えれば、表紙や目次にはなかなかよいことが書いてあるが、中を読んでいくと実践しているのかと疑問に思ったり、裏付けのない部分があったり、説得力が無いと思われる部分が散見されたりという印象だ。
代表質問や委員会審議を通じて、しっかりと問いただしていきたい」と述べました。

V 「『格差』への言及全くなくびっくりした」

総理施政方針演説に長妻代表代行

(www.dpj.or.jp >い:2015年02月12日より抜粋・転載)


長妻昭代表代行は、2月12日夕、定例の記者会見を党本部で開き、

(1)安倍総理の施政方針演説

(2)共生社会創造本の取り組み――などについて発言した。

 同日の衆参本会議での安倍総理の施政方針演説については、「『格差』への言及がまったくなく、びっくりした。子どもの貧困については若干の言及があったが、最大の問題である格差に対してもっと深い認識を持っていただきたい。

 

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