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マスコミがインペイする、小沢バッシングの真相は ?
改革者、「小沢一郎を消せ」と命じた本当の黒幕は、誰か?
官僚主導から政治主導へ、地域主権へ、政権交代と抜本的改革を推進する
小沢氏を米国・官僚・自民党の既得権益が抹殺を狙う !
検察の意図に迎合した偏向・画一的集中報道のマスコミの異常さ !
鳥越俊太郎氏×長谷川幸洋氏
(ameblo.jp:2012-07-02 :週刊ポスト2012/07/13号より抜粋・転載)
国際謀略から闇献金、果ては、家庭問題まで、徹底した執拗な、小沢バッシングは、20年に及ぶが、いずれも空振りに終わり、政治家・小沢一郎は、まだ生きている。
それだけでも稀有な存在だが、なぜ小沢氏だけがこれほどまでに狙われるのか。
20年前から「この男を見続ける」と注目し、ウォッチしてきた鳥越俊太郎氏と、一線を画して小沢氏の政治手法に批判的な立場を取る長谷川幸洋氏は、しかし「小沢叩きの異様さと黒幕」で意見が一致した。
◆西松・陸山会事件は、政治謀略で悪徳・検察が作り上げた”疑惑”
鳥越:私が小沢一郎という政治家に注目したのは20年以上前、たしか官房副長官だった頃で、自分の番組『ザ・スクープ』で直撃取材したことがある。47歳で自民党幹事長になり、私は日本を動かす政治家としての存在感を感じ、番組で、「この男をこれからも見続けていきます」と宣言しました。
その通り、彼は、政治の節目節目で、必ず大きな役割を演じ続けてきたけど、こんな政治家は、過去にはいなかったし、アメリカや諸外国の政治家を見渡しても珍しい。
◆権力の家来・マスコミの異常な「小沢バッシング」
長谷川:私は小沢氏に会ったことはないし、鳥越さんほど長く注目してきたわけではありません。私が注目したのは、西松建設事件や陸山会事件そのものより、むしろマスコミの異常ともいえる、「小沢バッシング」からでした。
一方、それでも政治の中心に居続ける小沢氏のタフさには正直、驚きます。それが小沢神話に繋がっているのかもしれません。
鳥越:私も報道は、常軌を逸していると感じました。
◆検察の意図に迎合した偏向・画一的集中報道のマスコミの異常さ
長谷川:秘密の捜査であるはずなのにこれでもか、と毎日のように小沢批判記事が出た。
明らかにネタ元は検察です。
“マスコミがあそこまで情報を当局に依存することも異常”だし、今となってみると、捜査報告書は、デタラメ、西松建設からの違法献金は、訴因からも外れ、陸山会事件では、どうでもいいような「期ズレ」が争点だった。
はっきり言えば、検察がデッチ上げたような事件だったと思います。
鳥越:異様さの象徴といえるのが、ゼネコンへの一斉家宅捜索でした(2010年1月)。
検察は、胆沢ダム建設で「天の声」があり、その見返りとして小沢氏にカネが渡ったというストーリーを描き、大手ゼネコンにも一斉捜索をかけた。
テレビも新聞もその様子を大きく報じたが、その後どうなったかの報道は一切ない。
何も出ないまま、立ち消えになりました。
◆巧妙・大規模の捏造で、”大捜査を受ける小沢”を国民に洗脳大工作
しかし、国民には”大捜査を受ける小沢”というイメージだけが植え付けられて残る。
長谷川さんが指摘されたように、西松事件はおろか、微罪に過ぎない陸山会事件ですら、検察は、2回も不起訴決定をした。
つまり、何も犯罪行為は認められなかったわけです。それと国民が受けたイメージはあまりにも違う。
長谷川:検察審査会が、小沢氏を「起訴相当」と議決する根拠のひとつになった田代政弘検事の「捜査報告書」は、完全なデタラメ。
◆捜査報告書を偽造、「検察による重大な犯罪」 !
特捜部長に宛てた副部長の報告書も佐久間達哉・前特捜部長が自分で書いていた、と報じられた。
それに小川敏夫・前法相によれば、田代報告書にも文体に不統一な点があって、実は、佐久間部長の手が入っていた可能性がある。
こうなるともう「検察による重大な犯罪」です。
本来なら大阪の郵便不正事件で証拠を捏造して実刑判決を受けた前田恒彦・元検事より罪刑が重くなる可能性がある行為です。
鳥越:そもそも検審に対して検察が説明すべきは、なぜ自分たちが不起訴にしたのかという理由でしょう。
それなのに逆に「小沢はこんなに悪い奴だ」と印象付ける報告書を作った。
これを検察の内部処分で済ますことは許されない。
◆ 改革者・小沢氏は、悪徳官僚が警戒する「危険人物」
改革されたら、官僚の巨大利権を失うから、悪徳が暴露されるから ! !
鳥越:検察が事件を作り上げたのは「小沢だから」という面があると思います。
1993年に自民党を割った小沢氏は、わずか2日で新生党を結成して、「細川政権」を立ち上げ、自民党を野党に転落させてしまった。
そういう政治勘を恐れる者は少なくない。
もし彼が権力の座に就けば、これまでいい加減な事をしてきた検察、司法にも手を突っ込んでくるかもしれない。
そういう危機感から始まっているのかもしれません。
長谷川:同感ですが、少し違う点も指摘したい。ずばり言って、小沢氏は「霞が関」の虎の尾を踏んだのではないか。
そこには「暗黒捜査」を続けてきた法務・検察も含まれるでしょうが、本質的に小沢氏は霞が関にとって危険人物だった。
1993年に上梓した『日本改造計画』は、今読んでも色褪せないことが書いてある。
まず、官邸機能の強化や、政府と与党の一元化など、政策決定プロセスをがらりと変えようとしていた。さらに、「地域主権」を主張し、地方分権基本法を提唱している。
◆官僚主導から政治主導へ、地域主権へ、政権交代と抜本的改革を推進する小沢氏を
米国・官僚・自民党の既得権益が抹殺を狙う
鳥越:「官から政へ」という小沢氏の理念はその頃から変わっていないし、民主党政権になってから事務次官会議を廃止するなど、一部はその方向で動いた。
今はそういう政権の姿ではなくなってしまったが。
長谷川:官僚がそれを絶対に許さないからです。
これは堺屋太一さんに教えてもらった話ですが、彼は通産官僚として1970年の大阪万博を推進した。
それが省内から猛烈な反発を受け、省の部屋に閉じ込められたこともあった。なぜか。霞が関にとって、もっとも重要なのは東京一極集中であり、中央集権体制の維持だからです。
1960年代というのは、そうした官僚の悲願が成就された時代で、その中で「大阪万博」などもっての外だった、と。
小沢氏は、1993年の時点で官僚システムを根本的に変えようと主張していた。霞が関にとっては前に立ちはだかった最初の力ある政治家だったのでしょう。
小沢氏が「中央集権を壊す可能性がある脅威」と映ったのは間違いない。実は、霞が関には世間にはよく知られていない最高レベルの秘密会合もあるんですよ。
鳥越:それこそ事務次官会議でもあったし、官房長が横の連絡を取り合ったりすることもありますね。
◆改革者・小沢氏を抹殺する最高会議で政治謀略実行
財務省・国税と法務・検察の首脳、官房副長官が集まる会合で謀略計画
長谷川:それはもちろん重要です。
が、実は非公式の”最高会議”が別にある。
それは、財務省と法務・検察の首脳、それに官僚の最高ポストである事務担当の官房副長官が集まる会合です。
財務・国税と法務・検察は、事務次官をはじめ、さまざまなレベルで日常的に連絡を取り合っていて、人事の交流もある。
鳥越:それが事実だとすれば「この政治家は危ないから排除しよう」「あの政治家のスキャンダルを探しておいてくれ」といった官僚による政治支配の談合になる。
長谷川:その結果かどうかはわかりませんが、私は3年目の政権交代直前から、鳩山政権は駄目だろうと思っていました。
なぜかというと、鳩山氏は2009年2月に「政権を取ったら霞が関の局長級はいったん全員、辞表を書いてもらう」と言っていたのに、政権交代前の6月には辞表の件を撤回した。
あれっ、と思ったら、ちょうどその頃、鳩山氏には「故人献金問題(※注1)」や母親からの
「子ども手当(※注2)」などのスキャンダルが表沙汰になった。
それで折れてしまったに違いありません。
小沢氏の対しては同じ頃に西松建設事件が起き、霞が関はこれで脱官僚路線を止められると思ったでしょうが、こちらは不発に終わったわけです。
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