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「イスラム国拘束」「日本は十字軍に参加した」根強い敵対の認識 !
自公政権下、イラク戦争で、自衛隊をイラクに派遣、
以後、過激派が日本を敵対視 !
安倍政権の対イスラム国の有志国連合支持が過激派からの敵対視を推進 !
Ⅰ 今後も、日本人が過激派の標的にされる !
(Yahoo!ニュース: 毎日新聞 1月24日
(土)20時17分配信より抜粋・転載)
★今後も、日本人が過激派の標的にされる
【カイロ秋山信一】イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループが日本人2人の殺害を予告し、身代金を要求した事件で、犯行グループは、日本政府がイスラム国対策として2億ドル(約235億円)の拠出を表明したことについて「十字軍(米欧)に参加した」と非難した。
日本政府は、難民支援など「非軍事分野」と強調するが、日本を「米欧諸国の一員」とみなすイスラム過激派の敵対姿勢を変えさせるのは困難だ。
多神教や無神論を蔑視する風潮も強く、今後も日本が過激派の標的から外れる可能性は低い。
★小泉・自公政権下、自衛隊をイラクに派遣後、過激派が日本を敵対視 !
1997年に起きたエジプト南部ルクソールでの銃乱射事件で、日本人10人を含む62人が殺害されるなど、イスラム過激派のテロに日本人が巻き込まれるケースは以前からあった。
だが、2003年のイラク戦争後、自衛隊がイラクに派遣されたことを受けて、過激派の間で日本が米欧諸国に加担しているとみなす風潮が強まった。
2004年10月、イラクを訪れた香田証生さん(当時24歳)が、イスラム国の前身組織に拉致、殺害された事件でも、犯行グループは、自衛隊の撤退を要求した。
国際テロ組織アルカイダを率いた故ウサマ・ビンラディン容疑者も04年、イラク駐留米軍の司令官らと並んで、日本人を殺害の標的に挙げた。
★安倍政権の対イスラム国の有志国連合支持が敵対視を推進 !
イスラム国は、従来、米国や欧州諸国、豪州などを「十字軍」と呼んで敵視し、日本を特に名指ししたことはなかった。
だが、日本は対イスラム国の有志国連合を支持しており、敵対国の一つとみなされていた可能性は高い。
日本人2人を拘束している犯行グループも、20日に公開した殺害予告ビデオで「自ら進んでイスラム国に対する十字軍に参加した」と日本を非難した。
★イスラム過激派は、多神教徒や無神論者を、蔑視 !
イスラム過激派は、宗教観も偏狭で、非常に寛容な日本とは対極にある。
「一言で言えば、過激派にとって日本人は『不信心者』だ」。
エジプトのイスラム過激派組織元メンバー、マヘル・ファルガリ氏は、そう指摘する。
イスラム教では、唯一神(アラー)への信仰が柱であり、神道などの多神教徒や無神論者は、蔑視される傾向にある。
イスラム教の聖典(コーラン)には「宗教には無理強いは禁物」との記述がある。
一般のイスラム教徒は、自身の信仰を絶対視しつつも、異教徒に寛容な面がある。
現代アラブ世界でもイスラム教を「国教」と定める国は多いが、異教徒であることを理由に迫害されることは一般的にない。
だが、過激派は広報宣伝効果などを狙い、異教徒を迫害することがある。
イスラム国は昨年、イラク北西部でクルド系少数派のヤジディー教徒を虐殺した。
ヤジディー教は、太陽信仰などを含む土着宗教だが、イスラム国は「悪魔崇拝」とのレッテルを貼り、ヤジディー教徒を問答無用で殺害したり、奴隷にしたりしたと避難民らが証言している。
Ⅱ 維新・江田代表、前のめり安倍首相に、「テロと直面」を懸念 !
維新・江田代表、「野放図に自衛隊出せば、テロと直面」と主張 !
有頂天の「バラマキ外交」が「イスラム国」を刺激 !
Ⅰ 維新・江田代表、前のめり安倍首相に懸念 !
(blog.livedoor.jp:2015年1月20日 より抜粋・転載)
維新の党の江田憲司代表は、1月20日、都内で街頭演説を行い、(略)
「安倍晋三首相は、中東を歴訪中だ。『テロに屈しない』の基本方針のもとに全力で救出をしていただきたい」と述べた。
江田氏は26日召集の通常国会で審議が本格化する安全保障法制にも言及。
「野放図に自衛隊を出して米軍や他国軍と協力すると、日本人も日常的にテロと直面することになる」と指摘した上で「海外に住んでいて日々テロと向き合わなければならないような米国人と同じような状況にしてはいけない」と述べた。: 2015.1.20 19:28
Ⅲ 「無鉄砲な右寄り」安倍晋三首相が、「イスラ―ム国」に絡め取られ、
「飛んで火に入る冬の虫」、政権は大揺れ !
有頂天の「バラマキ外交」が「イスラム国」を刺激 !
(blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken : 2015年01月21日より抜粋・転載)
★有頂天の「バラマキ外交」が「イスラム国」を刺激 !
◆安倍晋三首相が、「飛んで火に入る夏の虫」ならぬ「冬の虫」となった。
安倍晋三首相が中東「エジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ」4か国・地域訪問(1月16日~20日、21日帰国)により、「バラマキ外交」を展開最中、1月20日、緊急ニュースが飛び込んできたからだ。
安倍晋三首相が、1月17日午前(日本時間同日夕)、エジプトの首都カイロで演説し、イスラム教スンニ派過激派武装組織「イスラム国」対策としてイラクやレバノンなどに、2億ドル(約236億円)の支援を行うと約束していた。
この演説が「イスラム国」を強く刺激してしまい、まんまと絡め取られた。
★「『イスラーム国』か、日本人2人の殺害予告映像」
読売新聞YOMIURIONLINEが1月20日午後3時47分、「『イスラ―ム国』か、日本人2人の殺害予告映像」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「AP通信によると、イスラ―ム過激派組織『イスラ―ム国』とみられる組織が20日、日本人2人の殺害を予告する映像をインターネット上に投稿した。解放する条件として、72時間以内に2億ドル(約236億円)の身代金を支払うように要求している。
2人は『ハルナ・ユカワ』と『ケンジ・ゴトー・ジョゴ』という」
NHKの報道によると、「イスラ―ム国」は、以下のように要求して、「72時間」という時間制限を設定している。
★安倍・バラマキ外交を「イスラ―ム国」への敵対行為と評価
(blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken : 2015年01月21日より抜粋・転載)
「日本の総理大臣へ。日本は、イスラーム国から8500キロ以上も離れたところにあるが、イスラ―ム国に対する十字軍にすすんで参加した。われわれの女性と子どもを殺害し、イスラム教徒の家を破壊するために1億ドルを支援した。だから、この日本人の男の解放には1億ドルかかる。
それから、日本は、イスラ―ム国の拡大を防ごうと、さらに1億ドルを支援した。よって、この別の男の解放にはさらに1億ドルかかる」「日本国民へ。
日本政府はイスラ―ム国に対抗するために愚かな決断をした。
2人の命を救うため、政府に2億ドルを払う賢い決断をさせるために圧力をかける時間はあと72時間だ。さもなければ、このナイフが悪夢になる」
安倍晋三首相は、2億ドル(約236億円)の身代金を支払うと「イスラ―ム国」に軍資金を支援するように受け取られ、「イスラーム国」が敵視している米英仏はじめ各国から批判・非難される恐れがある。支払わなければ、日本人2人が殺害される危険がある。
★外務省は、安倍・中東支援・演説を
「イスラ―ム国」を刺激すると懸念していた
◆外務省は、安倍晋三首相が、カイロで行う演説で、「イスラ―ム国」を刺激するような発言を行うのを心配していたという「積極的平和主義」を標榜して「武装強化」も辞さない構えで、調子に乗って「戦場」に接近する外交にまで踏み込んでしまった。
正確に言えば、宣戦布告して開戦される、古典的な戦争に対して、現代の「テロとの戦い」は、過激派武装組織との「宣戦布告なき戦争」であり、戦場は限定されていない。
極端に言えば、地球全体が戦場になり得る。
「戦争を知らない世代」の最大の弱点は、本当の戦争の経験がないということである。
★戦後生まれの坊ちゃん総理は、現実の戦争に無知、「怖いもの知らず」
それも大東亜戦争(日中戦争、太平洋戦争などの複合的戦争)が、敗戦により終結してから、70年を経ている。
このため、戦争の重要な1要素である「情報戦」の仕方にも慣れていない。
言うなれば、「怖いもの知らず」である。
おまけに「無鉄砲な右寄り」ときているから、敵を刺激する不用意な発言をして、自ら窮地に陥ってしまう。これが、安倍晋三首相である。
★『イスラ―ム国』に対する包囲網形成に協力姿勢の安倍政権は、敵視された !
安倍晋三首相は、目下、中東4か国を歴訪中で、イラクの過激な武装集団『イスラ―ム国』に対する包囲網形成に協力姿勢を示している。
このため、日本でも国民の間で『日本は大丈夫か』と不安が高まっている。
だが、特定秘密保護法が2014年12月10日に施行されているので、『安倍晋三首相は、重要なテロ情報を機密指定してはいないか。
万が一、テロ予告されていても国民は、対処のしようがない』と不信の目で見ている向きが増えている」
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