http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/3520.html
Tweet |
現役官僚がリアル告発 !
「原発再稼働」施行で起こりうる、最悪のカタチ !
覆面作家・若杉冽 著『原発ホワイトアウト』
政官業癒着・自民党体制下、日本原発の根本的問題は何か ?
(コラム2015/1/6 11:50 - ダ・ヴィンチニュースより抜粋・転載)
2013年秋、永田町、そして霞ケ関界隈に超弩級の緊張が走った。原因は、たった1冊の本。
タイトルは、『原発ホワイトアウト』(講談社)。東日本大震災以降で多く見られた、原子力発電所とその周辺を舞台とした「フィクション」である。
しかし、読み進めると程なくモデルとなる人物や団体が簡単に特定できてしまう驚異的な構成。
何よりも衝撃的だったのは、若杉冽なる耳慣れない著者名の横に、「現役キャリア官僚」の文字があったこと。
もちろん“若杉冽”は、ペンネームであり、その素性は、全く明らかになっていない覆面作家。
十中八九、内部告発。その位置付けが成立しないと、解説のしようのない作品であった。
☆首都圏に大地震、原発が
メルトダウンしたらどうする?
この『東京ブラックアウト』は若杉冽による告発ノベル第2弾であり、さらに恐ろしい内容に終始する。『原発ホワイトアウト』では東日本大震災を経験しておきながら政治家・官僚・そして利権企業である電力会社が暗躍し、結局再稼働させてしまった原発が、上越方面で絶望的な臨界事故を起こすところまでを描いていた。
本作では、時計が少しだけ戻り、原発再稼働計画の確定から実際の再稼働、事故、そして終着点となる事故後のエピソード、という展開。
つまり、今現在我が国が取り組んでいる「原発再稼働」が施行された場合の「最悪」を、現実感たっぷりにシミュレートした作品である、と言える。
まず、薄気味悪いほどゾッとしてしまうのが、前半の再稼働計画確定の部分まで。
まるで今の日本の現状を、実況中継しているかのような文章で、どう読み込んでも今の日本の「原子力ムラ」(海外では、原子力マフィア)と呼ばれる、ベールに包まれた一団の内情を暴露しているとしか思えない。
登場人物も現役総理大臣のあの人や、かつて郵政選挙でカリスマとなったあの人、原発再稼働に反対して国会に殴り込んだ、あのタレント議員、そして、日本の象徴であるあの方など、全員顔が想像できる人たちばかり。圧倒的とも言えるリアリティを感じるのも当然である。
そして後半・事故後の展開があまりに残酷すぎる。そもそも事故が起きることが想定されていない原子力発電所に事故が起こった場合、それがどのような悲劇を生むのかを、悲しい事に我々は実体験としてよく知っている。
だから、どこまでが創作で、どこまでが本当なのかが、しばし曖昧になってしまうし、あの事故が下手をすればこういう状況を作ったかもしれない、と考えると、背筋が凍るほど恐ろしくなる。
若杉冽という覆面作家について解っていることは、「東京大学法学部卒・国家公務員I種試験合格・現在、霞ケ関の省庁に勤務」という3点のみ。
著者が、もし本物の現役官僚だとするのなら(ほぼ間違いなく本物なのであろうが)、官僚はもちろん政治家も、そして財界も、正体暴きに躍起になるに違いない。
そして、この本にあるような「際限の無い権力」を、彼らが有しているのであれば、勇気ある若杉冽の作家生命もそれ程長くはないのかもしれない。
この本が出たばかりで言うのもなんなのだが、であるがこそ、定期的な新作の発刊を強く望む。我々市井の人間にとっては、若杉冽こそが「正しい官僚」であり、なおかつ「勇気ある告発者」である。
東京が荒廃し、闇に包まれてしまう未来が来る、というのは、決して絵空事ではないはず。
だからこそ「本当」を知りうる立場の人間からの発信を欲するし、そんな作品を重要な参考書として活用したい。あの震災を経験してしまった以上、そうなるのは自明の理である気がする。
もしリリースが止まったら、「やっぱり…」と思ってしまうし、もしかしたら最悪の事態すら想像してしまう。
そんな世の中ではあまりに寂しすぎるし、僕の生まれ育った日本という国が、そこまで情けないとも思いたくはない。次作のアナウンスを、心から待っている。文=サイトウタクミ
(参考資料)
T 日本原発の根本的問題は、地震大国に建設・ズサンな設計・
長期ウソ宣伝・インペイ・無反省・無責任だ !
日本地震学会会長で京都大学大学院教授
の平原和朗氏の主張:
■日本の巨大地震ᄃ発生頻度は世界平均の293倍 !
■日本の火山密度は世界平均の百倍 !
■日本の原発ᄃ密度は世界平均の186倍 !
米国人でさえカリフォルニア州ᄃ程の面積の日本に原発54基が集中立地していることに
仰天 !原発ᄃ超過密国家日本。さらに狭い若狭湾ᄃには14基(面積割合の約24倍)
の原発が、集中立地。福井県の面積は地球の0.00077%(日本全面積の1.1%)。
従って、若狭湾の原発密度は、世界平均の4384倍(日本全国平均の23.6倍)!
ほとんど正気の沙汰ではありません。 「ただ、日本では地球ᄃ表面の0.07%しかない国土に、全世界の約13%(面積割合の約186倍)にあたる原発がひしめき合っている。
また、地震については、国内のあらゆる地域で活断層が見られ、原発立地地域として、
安全と言える場所はほとんど存在しない。
こんな日本に54基の原発をつくられてしまい、
平原和朗氏(59歳)は「日本に安心して住める場所はない!」と主張する。
(1)いいかげんな耐震設計、下記はズサンさの一部
@ 1972年から格納容器が損傷しやすいと指摘されていた
・米国メディアの報道:米ニューヨーク・タイムズも、米原子力委員会の専門家が1972年、この原子炉は、水素がたまって爆発した場合、放射能を封じる格納容器が損傷しやすいため、「使用を停止すべき」と指摘した、と報じた。
A 震度6(木造住宅が壊れる。日本では10年間に平均13回発生)、マグネチュードは8未満で設計。これらのことは政府も、東京電力も知っていたことであろう。それでいて、原子力は安全だ、安全だと「ウソを言ってきた」のは自民党・政府・官僚・東電なのだから、責任は企業ばかりでなく、政府にも、東京電力にもあることは間違いない。福島3・11は、震度7(鉄筋建物が壊れる)だ。
B 津波の高さは約5.1〜5.7メートルで設計
(2)一地域に原子炉が7基、10基、14基
(欧州は1〜2基)など集中多数稼動。
かつ原発内部に使用済み核燃料貯蔵の異常さ(欧米では原発から遠距離に貯蔵)。
(3)いい加減な建設工事、
(4)定期点検・工事も素人が実行・
被曝被害を何度もインペイ
・危険な作業を素人に押し付け:
そういう仕事をする人が、95%以上まるっきりの素人です。素人ばかりにやらせる、世界最高の危険な機械。東電の社長や社員(被爆地にいない奴)と検査委員にはこの日本にいられないくらいの目をみて欲しいです。とネットの声。
危機管理:保安院の指示文書で、すべての電源が喪失した場合の対策は盛り込まれていなかった。保安院は、監督責任をほとんど果たしていない。原子力委員会も監視が不十分であった。
(5)暴力団と政官業の癒着構造・巨大利権に群がるグループ。
(6)東京電力などの根深い隠ペイ体質
(7)40年超稼動の異常さ(原発の欧米平均寿命22年)
(8)福島原発事故の過少報道・インペイ疑惑
(大マスコミの無知と権力迎合)
U 「原発の”世界最高基準”驚きの現実、日本は一周も遅れていた !
ウソつき常習者・安倍首相 !
二重の格納容器、コアキャッチャーの義務付けなしの日本 !
(きむらとも @kimuratomo 21 hours ago:報道ステーションより抜粋・転載)
フィルターベントにコアキャッチャー。どれもこれも、ニッポンの原発には無いものだ。
世界最高基準どころか「周回遅れ」のお粗末原発。過酷事故の再現は、もはや必至。
もしこの事実が広まれば、原発近隣地価は大暴落だ。
コア‐キャッチャー 【core catcher】:
《コア(core)は炉心の意》原子炉で炉心溶融事故が発生した場合に備えて、原子炉格納容器の下部に設置される、装置。溶融した炉心燃料を閉じ込めて冷却し、放射性物質の拡散を抑制する。炉心溶融物保持装置。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。