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「民主党代表選候補者と若者達の対話集会」を開催 !
政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪と自民党体制の真相 !
(民主党: www.dpj.or.jp :2015年01月13日より抜粋・転載)
若者と対話集会 1
代表選挙7日目の13日午前、「国民のための代表選挙実現をめざす有志議員の会」(代表・古川元久衆院議員)主催の「民主党代表選候補者と若者たちの対話集会」が党本部で開かれた。
長妻昭、細野豪志、岡田克也の3候補は、学生ら若者約30人からの声に耳を傾け、自らの考えを表明した。
より良い未来の日本をつくるという立ち場で、政治に臨んでいくとあらためて誓った。
司会進行の林久美子広報委員長は冒頭、未来を担う若い皆さんの声を聴かせてほしいとの思いのもと企画したと会の趣旨を説明。
「将来の総理候補である新代表となる方たちに思いをぶつけてほしい」と呼び掛けた。
☆長妻候補
長妻候補は、「皆さん、どんなことでお悩みでしょうか」と切り出し、格差の拡大やヨーロッパ諸国では原則である正社員と非正規労働者の均等待遇原則が日本にないこと、
お金がないと意欲と能力があっても進学できない傾向が強くなり日本の大学進学率が先進国の平均以下の5割に下がっていること、
日本人男性の5人に1人が生涯独身であること、
貧困の連鎖などの問題を列挙。
「こうした課題を放置して何が成長なのか」と提起し、「予算の配分を替え、人の能力を伸ばす分野に投資をしてくことで日本はもっと豊かになれる。社会も安定するし、能力も発揮できる。われわれはこうした旗をしっかり立てるので、任せもらえればもっと国がよくなると確信している」と力説した。
☆細野候補
細野候補は、「28歳で初当選し国会議員を15年やっているが、学生のときの阪神淡路大震災で現地ボランティアをしたのがきっかけとなった。
ボランティアに行かなければいけないと思ったのは、大学3年生のときに父親が会社を辞めたので4年生の学費を無料にしてもらったことがある。
社会に支えてもらったとの思いが強く、困ったときは社会に支えてもらう、しかし支える側になれるときは一生懸命支えるという、民主党が掲げる『共生』という理念が私の生き方と一致していた。
就職や働き方の問題などいろいろなご心配があると思うのでぜひ聞かせてもらいたい。
同時に、自分は何をしたいのかを考えるきっかけにしてもらえればありがたい」と述べた。
☆岡田候補
岡田候補は、「多くの若者が政治に無関心だが、政治は大事だということを申し上げたい」と述べ、年金制度を一例に「皆さんに関わる一つひとつのことが最終的には国会で議論され法律という形で決まっていくということを考えたときに、やはり政治に無関心であってはならないと思う」と指摘した。
「経済のグローバル化が進むなかでの格差の拡大が言われている。世界中の先進国でこうした現象が起こるなか、格差がなるべく少ない国のモデルを日本でつくりあげたい。
そのためにこそ、民主党は存在すると思っている」と力を込めるとともに、政治家としてやらなければいけない問題として、@急激な人口減少化とA1千兆円以上ある国の借金の増大への歯止めの2つを挙げた。
高齢者と若者の間にある大きな不公平感等の質問
参加した若者たちから「最も関心があるのは高齢者と若者の間にある大きな不公平感。
高齢者を支えるために多くの若者が不安定な雇用のなか年金や保険料を払わなければならないという状況に陥っている。
若者のこうした負担を軽減してほしい」
*「収入が低めの家庭で育ったので民主党の政策に救われたところが多々ある。基本的には社会保障に力点を置いた政策は支持したいが、安全保障、平和を担える政党でないと信頼して政権を任せられない。その点を詳しく聞かせてもらいたい」
*「いま若者の投票率が低いため政治上のターゲットにならず、若者向けの政策が少なくなっていると思う。民主党が若者にとって魅力ある政党にならなければいけないと思うがどう考えているか。若者へのアピールとしてどのような取り組みをするべきだと考えているか」
*「女性は出産後、なかなか正規雇用の場に戻ることは難しい。正規雇用の場に戻れる社会をつくることが大事ではないか」
*「結婚か仕事かではなく、女性も男性もやりたいことが頑張れる社会にしてもらいたい」
*「介護や育児のために年間10万人が離職する現状に対しどういう考えを持っているか」
*「国際寮に住んでいるが、中国や韓国など、外交上問題があると訪日する人が減り触れ合う機会が減ってしまうのが残念。平和的に取り組んでもらいたい」といった質問や意見が上がり、3候補がそれぞれの見解を述べた。
最後に古川議員が、「私たちはこれらかも皆さん方の声をしっかり承り、皆さんとともに将来の日本を素晴らしい国にするために党一丸となって進んでいく。これからも気軽に声をかけ、接してほしい」とあいさつし、会を締めくくった。
(参考資料)
政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪と自民党体制の真相 !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)
1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !
民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。
民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。
2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。
日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。
攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。
鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。
2)「隠れ既得権益派」が
普天間問題で、鳩山首相に違背
そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。
鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。
鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。
具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相
の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。
このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。
3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃 !
そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。
2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。
民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。
その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである
4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !
そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。
その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。
民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。
そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。
5)シロアリを退治なき、消費税増税提示で信頼失墜 !
その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。
そのためには、悪徳10人衆が、新代表に就任するのが望ましいのではないか。
メディアは、民主党が完全な「対米隷属政党」に変質することを望み、その方向に誘導しようとしている。
これが悪徳ペンタゴン・日本の支配者である、「米国の意向」でもある。
6)政権交代・政治改革を破壊した
民主党悪徳10人衆 !
日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆がいまだに大きな顔をして、権力欲を剥き出しにしてい、民主党の現状に、未来はまったく存在しない。
日本の主権者は、民主党代表選を褪めた目で見つめるべきである。
歴史に、ifは意味を持たないが、民主党が2009年の政権交代実現を大切に育てたなら、日本の歴史は、異なるものになったはずだ。
繰り返すが、政権交代の大業を破壊し尽くした主体は、民主党の内部に潜んでいたのである。
それが、「悪徳10人衆」である。
7)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。
シロアリ退治、官僚の天下り利権根絶の主張を強調していた。
ところが、よりによって、この二人が、変節して消費税増税に突き進んだのである。
要するに、財務省による利益誘導に完全に乗せられたのである。
8)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ
二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。
この変節が日本政治を破壊したのである。
9)悪徳10人衆は、
権力欲、出世欲だけの政治家
自分の権力欲、出世欲だけで政治家稼業を営んでいるのだ。野田佳彦氏は、なおひどい。
2009年8月15日の大阪街頭での「シロアリ演説」がネット上に流布されて、それでも総理の椅子にしがみついて、消費税増税に突き進んだ。
それほどまでに厚顔無恥なのである。
10)改革や国民との約束無視、私利私欲だけの政治屋 !
要するに、官僚の前に膝を屈して、ひたすら自分自身の個人的な利益だけを追求したのである。
日本財政で最大の問題は、消費税増税の前提である「シロアリ退治」が何ひとつ実践されていないことだ。
財務省こそ、増税の前に、「天下り利権」の放棄を宣言するべきだ。
11)自公・第二自公勢力は、
米国・官僚・大資本に従属 !
安倍政権は消費税再増税を2017年4月に延期したが、本質は変わらない。
ハゲタカ、シロアリ、ハイエナのための政治を推進し続けている。
そして、現在の民主党に、増税推進の悪徳10人衆残骸が、
潜んでいる。
したがって、第二自公にしかならない野党勢力の再編ではなく、自公勢力に正面から対峙する主権者勢力を代表する新党の創設が必要不可欠なのだ。
民主党が代表選を通じて分裂することが望ましい。
この意味で、今回の民主党代表選に期待される最大の事項は、民主党分裂とその後の主権者政党の樹立である。
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