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山本太郎×田原総一朗(第12回)
原発事故「最後の仕事として追究して」
戦後自民党体制では、放射能を出しても法律に違反しない !
理由は、政府は、「放射能が出ることは、想定していなかった」から !
被災者に計測器を付けない理由は ?
経済産業省、「高い数値が出ると困る」 !
自民党体制・自公政権下、事実隠しが横行 !
(www.huffingtonpost.jp:2014年12月26日より抜粋・転載)
■放射能を出しても法律に違反しない !
アシスタント: 埼玉県の方なんですけれども「うちの両親は兼業農家をしています。しかし、今年は放射能問題を受けてお米の販売を止め、家庭で食べる分だけしか作りませんでした。このまま田んぼを休ませてしまうと元に戻すのは難しく、実質、農家としての仕事は廃業状態に近いんです。風評被害について山本さんはどう思われますか?」
山本: うーん、だからはっきりしたことが何も分からない。土壌調査にしたってそうだし、そういうものをすべて一番に調べてということじゃないと・・・何やろうな ?
それを一番にすべきだったと思うんですね。というか今でも遅くないけど、それをした上で、やっぱり東電に賠償させる、補償させるというのが一番いいんじゃないんですか。
だって、要は調べないことによって、国が広めた風評被害なんですから。小さな対立構図を作って僕たちで揉めさせるというようなことにさせているんですから。
田原: 山本さんの意見に近いんだけど。
つまり、事故を起こしちゃったんだから、
あらゆることを全部公開すべきなのよ。
何も隠しちゃダメなんだよ。
それから、さっきの埼玉の風評被害も、やっぱり実際に計測器で調べる。
例えば田んぼがどのくらい(放射線量が)あるのかとか、セシウムが、いろいろなものが。
それを調べる計測器をやっぱり国、県どっちかが、どんどん買って普及させるべきなんだよ。
山本: うん、そうですね。それ最低限。
田原: 最低限です。
山本: 最低限の設備としてはそれは必要ですよね。
田原: うん、それはそうするべきです。
アシスタント: それっていつぐらいまでとかってあるんですか?
山本: もう、すぐですよ。
田原: 早い、すぐ。
アシスタント: 調べる「期間」は、ずっと?
山本: もう定期的に。
田原: いや、それはずっと調べてやる。
アシスタント: ずっと?
田原: うん。
山本: 1回調べればいいというものじゃなくて、やっぱり、ずっとコンスタントにやらないと
ダメなんじゃないですか。
アシスタント: この先ずっとということですよね。
田原: そうそう、うんうん。
山本: もう事故から7カ月経ってるのに何も行われてないんですよ。
アシスタント: そうですね。
田原: 第一、もっと問題なのは、例えば水銀とかカドミウムとかこういうものを空気中に出してはいけないという物質が日本にはいっぱいあるの。
当然、放射能も出しちゃいけないという物質
だと思ってたの。
そういう法律が、日本には無いんだよ。
山本: 上手いことやってますね。
田原: だから、日本では放射能を出しても、
これは、要するに法律に違反しないの。
だから「何でだ?」と聞いたの。
環境省とか厚生労働省に「何でだ ?」と聞いた。
そうしたら「実は放射能が出るということは、
想定していませんでした」と。
山本: はあ(笑)。
アシスタント: びっくりしますね。
田原: それで、もっと言うとロシアは、
チェルノブイリの事故が起きて1カ月後には、
これは違法だと。
違法だということは、それで病気になった人は、
全部国が補償する(と言った)。
いまだに、日本(自民党体制・自公政権)
は、やってないんだよ。
山本: いい根性してますね。
というか悪い奴らがそういうのを作ってるんでしょうね。
田原: そうね。
山本: ええ。
田原: それでもっとひどい。
この間「これはどこがやるんだ?」といろいろな省庁に聞いたら「それは環境庁がやるんだ」と。
それで環境庁の課長に電話して「あんたのところがやるんでしょう?」と言ったら「そういう風になってるんですかね」と言ってんだよ。
アシスタント: ちょっと他人事ですね。
田原: 他人事。けしからんよ。余計な話ですが。
山本: いやいや、とんでもない。でもすごいですね、法律で規制されてないってことですか。
田原: されてないの。
山本: うーん、狂ってる。
■「田原さん、最後のお仕事と して追究してください」
アシスタント: 今の話の流れに沿うかと思うんですが、宮城県の方は「山本さんは原発に関して、現在の政府に対して一番言いたいことは何でしょうか?」と。
山本: そうですね、やっぱりすぐ補償ですよ。すぐ賠償。
何かもうすべてさっさとやれという話です。何をとぼけてるんだという話ですよ。
いつまでも、じりじりじりじりやってこのまま行くつもりですよ。
さっさとやるべきことをやれという話ですよね。
だから先程、福島の中通りの話をしましたけど、ヨーロッパから放射線を測るプロの方がいらっしゃって、要はパラレルワールドだと。
見た目には、普通の生活を営んでるけれども、
実は、計測をすると、放射性廃棄物の周りで
子どもたちが遊んでるような環境だという。
何かそれくらいのところなんですって。
今日避難出来ないんだったら明日だと。
明日避難出来ないんだったら明後日だと。とにかくすぐだということを言っていらっしゃいましたね。
田原: そこは、ちょっと僕は意見が違ってね。とにかくあらゆる計測をしろと。
山本: でもプルトニウムもストロンチウムも何もしてないですよね。
田原: だから、全部含めて何もしてないのよ。そこが問題。
山本: 多分、出来ないんでしょうね。やったらやばい数字が出るってことでしょう、東京だって。
田原: やばくたって何だってすべきだよ。
山本: もちろん、した方がいいですよ。
田原: さっきの飯舘村?
山本: はい。
田原: 実は飯館村の人々に簡単な計測器があるんだよね。
医者は全部付けてるよ。あるいは放射能関係者も。
僕もそれは付けるべきだという意見だった。
それで、国立がんセンターの院長が2万人分用意したの。
そうしたら、何と経済産業省の審議官が
「いらない」と。「何でだ?」と。
まだ飯館村が引っ越す(計画避難)前ですよ。
それで「何でだ? やった方がいいんじゃないか」と。
そしたら「もし高い数値が出たら困る」と。
アシスタント: ええー!
山本: そういうことですよね、だから、
今やられてることというのは、
本当に事実隠しというか、
くさいい物にはフタして。
田原: これもテレビで言ったけどね。
山本: ええ。言えるのは、田原さんクラスですよ、本当に(笑)。ほかはやばくて言えないですよ。田原さん、今おいくつなんですか?
田原: 僕、77(歳)。
山本: 最後のお仕事として、今、腐った世の中を追究していってください。
田原: だから、まず大晦日はぜひ出てくれ。
山本: あははは、いや本当にお願いしますよ、最後の大仕事として。
アシスタント: 「楽しみにしてます」というメッセージも来ていまして「実は、メロリンQ(山本太郎氏の一発芸)時代からの大ファンです」という東京都の
男性の方。
山本: ありがとうございます。
田原: それはすごいね。
アシスタント: 「今後、今日みたいに熱く語ってくれる山本さんをテレビで観たいです。
とりあえず、"朝生"楽しみにしてます」というメッセージです。
山本: すみません。本当に今日は何か取り乱しちゃって。
何か興奮しちゃいました。ずっと小さい頃からテレビで(田原さんを)観ていたから。
田原: そのメール、何だ?
山本: 「そのEメールをラストにエンディングへ」というのが出ました。
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