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政権交代・政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪 !
悪徳10人衆は、権力欲、出世欲だけの政治家、改革人物抹殺に協力、
公約違反・裏切りも平気 !
菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !
米国の日本占領政策と戦後日本・自民党体制の真相 !
「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)
1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !
民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。
民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。
2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。
日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。
攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。
鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。
2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、国民との公約、鳩山首相に違背 !
そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。
鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題でトラップにかけられた。
鳩山首相が普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。
具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相
の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。
このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。
3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃 !
そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。
2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。
民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。
その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。
4)「公約破棄」の消費税増税提示で
民主党への信頼失墜 !
そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。
その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。
民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。
そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。
5)シロアリを退治なき、消費税増税提示で、民主党への信頼失墜 !
その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。
そのためには、悪徳10人衆が、新代表に就任するのが望ましいのではないか。
メディアは、民主党が完全な「対米隷属政党」に変質することを望み、その方向に誘導しようとしている。
これが日本の支配者である、「米国の意向」でもある。
日本政治再生のグランドデザインを描く際に、焦点になるのは、民主党の今後である。
民主党が維新などと合流して、第二自民党を形成するなら、日本政治再生の可能性は、ほぼ消滅する。
いま求められていることは、自公政権に対峙する、本格的な主権者政党の樹立である。
原発、憲法、消費税、TPP、沖縄基地、格差の問題について、安倍政権に対して、真っ向勝負をする、「主権者政党」を樹立することが必要なのだ。
6)政権交代・政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪 !
日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆がいまだに大きな顔をして、権力欲を剥き出しにしてい、民主党の現状に、未来はまったく存在しない。
日本の主権者は、民主党代表選を褪めた目で見つめるべきである。
歴史に、ifは意味を持たないが、民主党が2009年の政権交代実現を大切に育てたなら、日本の歴史は、異なるものになったはずだ。
繰り返すが、政権交代の大業を破壊し尽くした主体は、民主党の内部に潜んでいたのである。
それが、「悪徳10人衆」である。
7)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。
シロアリ退治、官僚の天下り利権根絶の主張を強調していた。
ところが、よりによって、この二人が、変節して消費税増税に突き進んだのである。
要するに、財務省による利益誘導に完全に乗せられたのである。
8)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ
二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。
この変節が日本政治を破壊したのである。
菅直人氏は2010年7月参院選で消費税増税を打ち出して惨敗した。
直ちに総理の職を辞する必要があった。
なぜなら、菅氏は、参院選が菅政権に対する信任投票になると明言していたからだ。
参院選惨敗は、菅直人政権不信任の意味を持った。この時点で総理の職を辞する必要があったが、なんと、1年間も総理の椅子にしがみついた。
9)悪徳10人衆は、権力欲、出世欲だけの政治家
自分の権力欲、出世欲だけで政治家稼業を営んでいるのだ。野田佳彦氏は、なおひどい。
2009年8月15日の大阪街頭での「シロアリ演説」がネット上に流布されて、それでも総理の椅子にしがみついて、消費税増税に突き進んだ。
それほどまでに厚顔無恥なのである。
野田氏は、鳩山政権発足時に無役だったが、財務省OBの藤井裕久氏が、野田氏を財務副大臣に引き上げた。
これを契機に、野田佳彦氏は完全に財務省に取り込まれた。
自分自身の利害得失で、主権者との約束を放り出したのである。
財務省の支援なくして、野田政権の誕生はなかった。
10)改革や国民との約束無視、私利私欲だけの政治屋 !
要するに、官僚の前に膝を屈して、ひたすら自分自身の個人的な利益だけを追求したのである。
日本財政で最大の問題は、消費税増税の前提である「シロアリ退治」が何ひとつ実践されていないことだ。
財務省こそ、増税の前に、「天下り利権」の放棄を宣言するべきだ。
しかし、財務省は、天下り利権を放棄するどころか、天下り利権の全面奪還に動いている。
我が身を切る改革ではなく、我が身を肥やす膨張を実行しつつ、一般庶民に悪魔の税負担を強制している。これで日本が良い国になるわけがない。
11)自公・第二自公勢力は、米国・官僚・大資本に従属 !
安倍政権は消費税再増税を2017年4月に延期したが、本質は変わらない。
ハゲタカ、シロアリ、ハイエナのための政治を推進し続けている。
そして、現在の民主党に、増税推進の悪徳10人衆残骸が潜んでいる。
したがって、第二自公にしかならない野党勢力の再編ではなく、自公勢力に正面から対峙する主権者勢力を代表する新党の創設が必要不可欠なのだ。
民主党が代表選を通じて分裂することが望ましい。
この意味で、今回の民主党代表選に期待される最大の事項は、民主党分裂とその後の主権者政党の樹立である。
(参考資料)
米国の日本占領政策と戦後日本・自民党体制の真相、
(社会問題を考える会・2014年11月レジュメより抜粋・転載)
1 対米隷属自民党体制:
アメリカの支援をバックに一党支配体制を構築
1)右翼・米国の支援で、対米隷属・保守政党の結成。
2)アメリカの資金提供等で長期政権を実現
2 米国による日本支配の手駒・「戦犯」、「検察」、「マスメディア」
1)逆コース・戦犯を対米従属の政治家・官僚・マスコミ・右翼の大物に復活させる
2)「CIAの対日工作員」が幹部になる、検察。東京地検特捜部の前身は、
GHQ(米国)が作った組織。
3)大マスコミと自民党とCIAの深い秘密の関係
日本を反共の防波堤に、米国による日本人「愚民化政策」・
「3R」「5D」「3S」で巧妙に支配 !
「3S」:スポーツ・セックス・スクリーンに夢中にさせる事で、
多様な情報を勉強しない、政治・経済等を、思索しない、国民を育成した。
権力の家来・マスコミの画一的集中報道で、国民を洗脳し、支配する。
暗記教育で、思索・討論できない、思考停止の国民を育成してきた。
4)日本の裁判所と裁判官の暗黒の実態
最高裁は、裁判官を憲法違反の統制をしている。
最高裁のウラ金とウラ取引
日本の第一審有罪率は、99.9%(事実上世界一)の異常な司法
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