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東電の利益に偏重する株主宮沢氏を経産相に任命 !川内原発周辺の火山噴火を事前に予知できない !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/3342.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2014 年 11 月 10 日 11:38:39: jobfXtD4sqUBk
 

東電の利益に偏重する株主宮沢氏を経産相に任命 !

川内原発周辺の火山噴火を事前に予知できない !

田中委員長発言、審査合格でも「原発が安全ではない」

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/11/07より抜粋・転載)


1)憲法は、集団的自衛権の行使を、明確に禁止している

2)安倍政権の原発再稼働推進は、憲法第13条に違反 !

3)福島の事故は、憲法第13条を破壊 !

4)安倍政権は、憲法第13条を破壊、原発再稼働を強硬に推進 !

5)周辺自治体国民の危険を除去できない原発再稼働推進 !

以上は、前回投稿済みです。以下は、その続きです。

6)東電の利益に偏重する株主宮沢氏を経産相に任命

経産相に就任する者が東電の株主であった。
株主であること自体が、東電の企業としての利益に偏重する経済行動をもたらす原因になる。
東電が十分な補償を行うことは、東電からの財産の流出をもたらし、東電の株主にとっての不利益になる。
また、東電を法律の規定に従って、法的整理することは、東電株主の株主責任を問うことであり、株主は、株式の価値がゼロになることで損失を受ける。
東電の監督官庁である経産省のトップに就任する者が、東電の株主では、公正な行政が行なわれるわけがないのである。
その経産相が、焦点が当てられている鹿児島県に所在する九州電力の川内原発について、
「かわうち原発」と発言したのであるから、問題は深刻である。

7)「かわうち原発」を発言する宮沢経産相は意識が欠如

「踏襲」を「ふしゅう」「未曾有」を「みぞうゆう」「低迷」を「ていまい」と読んだ総理大臣がいたが、問題の本質からすれば、宮澤氏の間違いの方が、はるかに深刻だ。
何が深刻であるのかと言うと、宮澤洋一氏が、原発再稼働問題にまったく関心を持って来ていないと考えられることである。
読み方の違いなどは、誰にでもある間違いで、そのこと自体を非難する必要はない。
しかし、川内原発の再稼働問題に少しでも触れたことのある人なら、誰でも、この原発の読み方が「せんだい原発」であることに興味を持ったり、気付いたりするはずである。
「かわうち原発」を発言すること自体が、この問題に対する意識の欠如を決定的に物語っているのである。
川内原発の周囲には、活動中の巨大カルデラが五つもある。
火山噴火による火砕流が原発立地地点にまで到達したと推定されることが専門家によって確認されている。日本はいま地震の活動期に移行したと見られている。

8)川内原発周辺の火山噴火を事前に予知できない !

御嶽山の噴火を事前に予知できなかったことは、川内原発周辺の火山噴火を事前に予知できないことを立証するものである。
川内原発は南九州の西海岸に立地している。日本は偏西風帯に位置しているために、川内原発が事故を引き起こせば、放射性物質が日本中に拡散することになる。
東電福島第一原子力発電所が本州東海岸に立地し、放射性物質の多くが海洋側に飛散したのとはまったく状況が異なるのである。
川内原発が事故を引き起こせば、基本的には日本中が放射能被害の重大な被害地域になる。
東電の姉川常務が述べた「30キロ圏内」などという基準でも、圧倒的に不十分である。
ところが、安倍政権が推進している原発再稼働の方針では、原発の立地自治体の同意だけでよいとされている。

9)田中委員長発言、審査合格でも「原発が安全ではない」

原子力規制委員会が、規制基準を定めて審査をする。
審査に合格し、電力会社と立地自治体が合意すれば再稼働できる。
このようなでたらめを決めているのである。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、「原発が安全だとは言わない」と述べている。
規制委員会は規制基準を定めて、基準に適合するかどうかを審査するだけなのだ。
原発が安全であると宣言するのでない。
だから、事故が発生した場合の対応まで検討している。

検討しているが、避難の方式などを確立しているわけではない。
現に、石川県の北陸電力志賀原発では、11月の連休に避難訓練を実施したが、海がシケて、船での避難が出来なかった。

事故は海がシケる日に発生することもある。真冬の豪雪の日に発生することもある。
こんなことで、「国民の生命、自由及び幸福追求の権利」が守られるわけがない。
国会は正常に機能を発揮して、安倍政権の原発再稼働の暴挙を体を張って阻止するべきだ。

(参考資料)

日本原発の「根本的な問題」は、地震大国・ズサンな設計
・ウソ宣伝・インペイ・無反省・無責任だ !


日本地震学会会長で京都大学大学院教授
の平原和朗氏の主張:

■日本の巨大地震発生頻度
は世界平均の293倍 !
■日本の火山密度は
世界平均の百倍 !
■日本の原発ᄃ密度は
世界平均の186倍 !
 
米国人でさえカリフォルニア州程の面積の日本に原発54基が集中立地していることに
仰天 ! 原発超過密国家日本。
さらに狭い若狭湾には14基(面積割合の約24倍)の原発が、集中立地。
福井県の面積は地球の0.00077%(日本全面積の1.1%)。
 従って、若狭湾の原発密度は、世界平均の4384倍(日本全国平均の23.6倍)!
 ほとんど正気の沙汰ではありません。
「ただ、日本では地球ᄃ表面の0.07%しかない国土に、全世界の約13%
(面積割合の約186倍)にあたる原発がひしめき合っている。
また、地震については、国内のあらゆる地域で活断層が見られ、原発立地地域として、
安全と言える場所はほとんど存在しない。
こんな日本に54基の原発をつくられてしまい、平原和朗氏(59歳)は「日本に安心して住める場所はない!」と主張する。


 

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