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公明党代表、山口那津男  −「踏まれても蹴られても」 自民党についていく理由 ? 戸田第2代会長の苦悩権力の魔性 に全
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投稿者 青木吉太郎 日時 2014 年 10 月 30 日 12:05:21: jobfXtD4sqUBk
 

公明党代表、山口那津男 −「踏まれても蹴られても」

   自民党についていく理由 ?

戸田第2代会長の苦悩:獰猛・狡猾・甘美な権力の魔性

           に全員負けるだろう !

(PRESIDENT 2014年8月4日号
:鹿吉大基の文より抜粋・転載)
公明党代表 山口那津男(やまぐち・なつお)
1952年、茨城県生まれ。78年東京大学法学部卒業後、82年弁護士登録。90年衆議院当選。2001年参議院当選。党参院国会対策委員長、同政務調査会長、防衛政務次官などを歴任し、09年9月より現職。

弁護士出身で1990年に初当選。早くから公明党のプリンスとして期待された。冷静で議論は論理的。
声を荒らげることはない。温厚で折り目正しい。秘書にカバンを持たせるときでさえ、お礼の言葉を忘れない。
一方、選挙は、冷静な氏が熱々になるほどの激戦だった。
1994年に新進党に参加し、公認候補として迎えた96年の衆議院選挙は、テレビでもお馴染み、自民党平沢勝栄氏と旧東京17区で対決。党総力を挙げた戦いだったが敗北してしまう。
1999年には、自民党との連立政権が発足するが、平沢氏の公明党批判は激しく、2000年の選挙では、雪辱を果たすべく激突した。因縁の対決として注目されたが、山口氏は、再び敗北した。
ここで衆議院を断念。翌年から参議院へ鞍替えし、2009年、公明党代表に就任した。
自民党とはすっかり蜜月だ。
公明党にとっては、政策実現できる。
自民党にとっては、岩盤公明票との選挙協力できる。
政権の旨みを分け合いながら、自公連立も安定している。
旨みは手放しがたいようだが、自民党の「下駄の雪」と揶揄されることもしばしばだ。

ところが久しぶりに存在感を発揮するときが来た。安倍総理肝いり、集団的自衛権の行使容認に向けた議論で、氏は声高に慎重論を訴えて抵抗した。
公明党は「平和の党」がスローガン。非公式の場では、安倍の説明を「抽象的で曖昧」
と批判した。
「安倍総理の説明はまだ不十分」という意見も多い。
公明党への期待も高まった。

しかし、結局、解釈変更の閣議決定を止めることはできなかった。
「自衛権の発動要件を厳しく限定した」と自画自賛する公明党議員もいるが、憲法解釈ですらあっという間に変更する安倍政権だ。
文字面の制約は意味がないとの見方が大勢だ。
結局、公明党は、自民党の「下駄の雪」。
政権の水は、甘すぎるようだ。

(参考資料)

T.公明党議員が「私利私欲」
に狂えば、広宣流布を
破壊する「魔」になる !

聖教新聞関西編集局・編集『平和の新世紀へ』
ー小説『人間革命』に學ぶーから

『政治』についての箴言(152~155頁)

*政界というのは、「権力と野望と駆け引きの魑魅魍魎の世界」だ。
皆、今は新しい気持ちで張り切っているが、下手をすれば、すぐに精神が毒され、「私利私欲に狂ってしまう者」が、出ないともかぎらないだろう。
私(戸田城聖)の心を忘れぬ者は、「政治革新」を成し遂げ、民衆のための「偉大なる政治家」に育つだろうが、私利私欲に狂えば、広宣流布を破壊する「魔の働き」になってしまうだろう。
政界への進出は、私にとっても、創価学会にとっても、大きな賭けなのだ。
私は、獅子が我が子を谷底に突き落とす重いで、弟子を政界に送りだそうとしているのだ

*利権あさりの政党ではない。
労働組合のための政党でもない。
一主義のための政党でもない。
あくまでも、「全民衆の幸福を根本に考える政党」だ。
――このような政党こそ、全民衆が首を長くして待望しているのだ。

*悪い政治をいかにして是正したらよいか、まず「政治を根本から正す立派な政治家」
が多く出現しなければならない。
民衆の力で、そのような政治家をまず育てないことには、いくらブツブツいってもどうにも
なりません。
そのためにも、我々の文化活動があるのです。
「高潔にして有能な政治家」が今ほど必要な時はない。

*政治の分野についていえば、私たちが今度のような支援活動を一生懸命やったのは
――私たちの土壌から識見、人格をそなえた「真の革新的政治家」を、なんとか育てたい
という悲願からなんですね。

U.獰猛・狡猾・甘美な権力
の魔性に全員負けるだろう !

戸田会長の苦悩:

学会本部における、文化部員の任命式で、戸田会長が、「今日、ここのいるのは、
わが愛弟子たちである。
しかし、“ほとんど全員が退転する”だろう。
獅子は千尋の谷に子を突き落とし、這い上がらせて訓練をする。
ここにいる皆も、千尋の谷に落とさざるを得ないのだ。
だが、“ほとんどの者が¼¼二度と這い上がれない”だろう。
それを思うと、私は余りの辛さに――涙がこぼれるのだ」と述べています。
牧口会長を獄死させた政治権力への怒り。いまだ誰も果たしたことのない、日蓮仏法の「立正安国」「王仏冥合」という見果てぬ夢の実現。
時期は来た。打つべき手は打った。
だが、「権力には魔性が棲んでいる。
ここに居並び、これから政界に送り出さねばならぬ弟子たちの、誰一人として
気づかぬほどの獰猛で狡猾で、甘美な魔性が」と記述されています[1]。

[1] 「池田大作の軌跡」編集委員会『池田大作の軌跡・第3巻』潮出版社2008年、225〜226頁。

 

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