投稿者 Caccyo 日時 2010 年 5 月 12 日 14:22:26: PThkZ7QRdfmis
「父さんの日記」http://rightaction.cocolog-nifty.com/blog/より
「メディアとカネU」日本の未来のために〜Caccyo通信100510
■メディアに正義はあるのか?
前稿「メディアとカネ」は阿修羅などネット上では多くの皆さまの共感をいただ
くことができました。しかしながら、メディアは機密費の支出先についての検証
はおろか!?不都合なことには触れようとはせずスルーの様子!!?。。。
このような身勝手でご都合主義なメディアを、国民の利益を代表する中立的かつ
良心的なものだと信じ、彼らの判断を自らのものとして社会的な事象についての
判断を下してはこなかったでしょうか? より多くの国民が、メディアの善人顔
の裏に潜む国民統治のための薄ら暗い意図に気付いてもらいたいです。
この官房機密費疑惑については、植草一秀氏も彼のブログで7日・8日と両日にわ
たって取り上げてみえます。
参照:http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
植草氏はまた放送法の観点から「カネで言論を買う」という言論統制問題として
法的な追求の可能性についても言及されています。
■メディアリテラシーの拡散を!
先日の朝日新聞に続いて、地方新聞としてメディアの魂をまだ少しは残している
のでは!?と考える中日新聞宛に送った意見メールを下記に記し、この問題が忘れ
去られないようにしたいと考えます。
もし皆さんも共感していただけましたら、メールを転送したり紙に焼いて配布し
たり、自分にできるやり方でこの問題を追及すると同時に、したり顔のメディア
のご都合主義な実情をできるだけ多くの人に知ってもらいたいと考えます。
それこそが「メディアリテラシー」の拡散に他ならないものだと思うのです。
* * * * 中日新聞への意見メール (5月9日送信) * * * *
今たび重なるメディアによる鳩山内閣批判、小沢幹事長叩きによって、鳩山政権
の支持率は20%台にまで落ち込んだ!と、各メディアでは伝えられています。
マスコミこぞっての反民主・反小沢の執拗な暴虐的報道の下では、よほど確信を
持った人でなければ、メディアの勢いに相当な影響を受けてしまいます!
また毎週のように実施されている世論調査も、頻繁な調査実施への疑問だけでな
く、その設問にも多分に誘導的ニュアンスが含まれていて、意図する方向へ導こ
うとするメディアの薄ら暗い意思を感じずにはいられません。
アメリカの支配下で戦後60余年の間、自民党が政権をほぼ独占し続けてきたため
に様々な澱みができてしまっているようです。
中日新聞5月1日付朝刊総合面3ページに、野中広務氏(小渕内閣時の官房長官)
の談話記事「議員や評論家に500万円など配る」が共同通信からの配信記事とし
て掲載されました。
この話はTBS「ニュース23クロス」で4月19日に初めて報じられ、特にネット上で
は大いに話題になり、政治評論家のみならずメディア対策として、キャスターや
コメンテーターを務めるタレントや新聞社の論説委員など、多くのメディア関係
者に対してマスコミ対策・世論対策として、機密費が配分されていたのではない
か?という疑念が大きく沸きあがっています。
大手メディアで最初に報じられた5月1日からもうすでに一週間以上過ぎました
が、新聞やテレビでその後掘り下げて報道がなされている様子はありません!!
つい先日まで「政治とカネ」問題で鳩山小沢の民主党2トップを攻撃し続けた
メディアが、自らに疑いを掛けられた途端に沈黙してしまうのは解せません!
いわゆる「毒饅頭なる機密費」の供与を受けていたのではないのか?という疑念
が日に日に大きくなっています。
官僚に支配される日本の政治の実態を明らかにした「日本国の正体」の著者で、
財政審や政府税調の委員などを歴任されて政権内部の内幕についても詳しくご存
知であるだろう!?貴紙論説委員の長谷川幸洋氏に詳しくお聞きしてみたいと強く
思いました。長谷川氏による、政治の官僚支配の実情はとても判りやすかったで
す。その流れからすれば、機密費供与でメディアを手なずける方法は十分考えう
る手法だと思います。長谷川氏のご見解やいかに?
国民に真実を伝えるのがメディアの精神であり、身内の不祥事だろうが不都合だ
ろうが、社会正義に照し合わせて「非正義」があれば、それを明らかにするのが
「ジャーナリスト魂」ではないでしょうか?
ネット上では、昨年の政権交代以降、新政権に対して言いがかりの様な揚げ足取
りの印象報道を繰り返していた番組やキャスター、コメンテーターなどを名指し
で指弾する声が日に日に高まってきています。
社会正義を背負って「政治とカネ」問題を追求してきたはずのメディア関係者
が、実は毒饅頭を喰らっていたために「メディアとカネ」問題にはスルーでは、
彼らの言論に正義は認められません。それどころか「機密費というカネ」によっ
て報道が歪められていたのなら、それは「ジャーナリストとしての死」を意味す
るのではないでしょうか?
権力を監視し、その暴走を見張ることを期待されていたメディアが「カネ」に
よって買われ、権力に迎合してその補完勢力と成り下がっていたなら、この「メ
ディアとカネ」問題は「政治とカネ」どころではない、国民を愚弄する「メディ
アの大罪」だと断じざるを得ません。
私は、もしや長谷川氏のように政府関係の審議会委員を務められる方々に対して
も、政府の方針に沿った意見を引き出すために、何らかの形で機密費からの金品
の供与があったのでは!??との疑問すら感じています。
どうか国民の前に真実を開示していただけることを期待しています。
本当のジャーナリスト魂を見せていただきたいものだと思います。
* * * * * * 投書引用ここまで * * * * * * *
■機密費疑惑の面々の説明責任は?
山崎行太郎さんや副島隆彦さん植草一秀さんらが、疑惑の方々の名前をブログ上
で公開し、アメリカのポチ扱いされています! 彼らによって「カネ」で買われ
た疑惑あり!とされた方々のお名前を列記します。
・渡部恒夫
・三宅久之
・田原総一朗
・星 浩
・岸井成格
・田瀬康弘
・みのもんた
・辛坊次郎
・古館伊知郎
・岩見隆夫
・浜田幸一
・宮崎哲弥
・財部誠一
・大谷昭宏
・青山繁晴
・池上彰
・屋山太郎
・橋本五郎
・景山日出男
・爆笑問題
・北野たけし
・テリー伊藤
彼らは、国民から向けられた「メディアとカネ」疑惑に対し、自らの潔白を宣言
し、疑惑を晴らすための説明責任を果たすべきだと思います!
それができなければ、筆を折りメディア界から身を引くべきではないでしょうか!!?
今後の彼らの言動には要注意!要チェックです!!
■メディアの沈黙は何を物語る?放送法に抵触!?
また植草一秀氏は彼のブログで、電波の公正公平な利用を定めた放送法に抵触す
るのでは!?という疑問を投げかけ、この機密費供与問題について、法的な問題が
存在する可能性を指摘されています。前掲の各氏はジャーナリストとしての倫理
問題だけでなく、法的な観点からの問題も指摘されているとするのならば、彼ら
に「説明責任」を求めるだけでなく積極的に「法的責任」を問うことも可能にな
るのではないでしょうか!?
有志で市民団体でも結成して検察に告発したら、即、特捜検察が捜査に乗り出し
て御用キャスターや偏向芸能人を逮捕起訴!?・・・なんてことは100%期待でき
ませんが、市民の側から攻めることも全く不可能じゃないのかもしれません!!!?
野中発言が4月19日に報じられてから、すでに三週間が経過します。ネット上で
は、非難する声がとても高まっていますが、メディアはまったく沈黙したままで
説明責任を果たそうとしているようには少しも思われません。というより、嵐が
通り過ぎるのを身を潜めてじっと待っているだけのようです。
話題の主である野中氏を呼んで真相を糺そうとするメディアも見当たりません。
まるで年初の小沢叩きの時に、でっちあげ不当逮捕された石川議員が保釈された
際に、メディアは誰も石川氏の話を全く聞こうともしなかったように・・・!!?
都合の悪いことには決して近寄ろうとはしないんですね!!?
無視を決め込みだんまりを続けるのみ!
■メディアの正常化は国の建て直しの最初の一歩
そんな現在のわが国の劣化したメディアの現状を、一人でも多くの人に認識して
頂くことが、これからの日本の針路を誤らないための最初の一歩だと思います。
そして一人でも多くの人が今の日本の酷い現状を正しく認識することが、明るい
日本の将来を考えていく上での出発点だと思うのです。
正しくない認識例:
平等な競争社会 ⇒弱肉強食の過酷な格差社会
財政危機の日本 ⇒統計上のトリックであり、日本人以外誰もそう思っていない
消費税は誰にも平等な税制 ⇒低所得者ほど高負担となる逆進的な税である
日本の消費税負担率は低い ⇒食料・医療等生活全般に課税され高負担
いざなぎ超えの戦後最長の経済成長 ⇒デフレが進んだだけで成長なんて大ウソ!
日本は豊かな国だ ⇒平成の20年間で過去形に変化!「豊かな国だった!!」
・・・etc
現在のような情報化社会において、メディアの果たす役割は想像以上に大きいの
です!メディアの歪みは国民生活の酷さに直結していると言っても決して過言で
はありません!!
一人ひとりが高い意識を持って、正しい情報から正しい判断を下すことができる
よう!そんな社会にできるよう!!常に心がけていきたいものです!!!
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