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沖縄県民の者です。
阿修羅で、いろいろ学ばせてもらっています。
数万人の反原発の官邸前デモが無視され、オスプレイ反対の県民集会も無視され、無力感を感じています。
湯浅 誠さんの「ヒーローを待っていても世界は変わらない」のタイトルに触発され、「国民の生活が第一」の衆議院議員選挙候補者公募を受ける決意を固め、原稿を準備しました。が。。。
ーーーー以下10月17日作成中の公募用原稿ーーーーーーーーーーーー
「わたしらは屈辱のなかに生きています。」。
大江健三郎さんが「さようなら原発10万人集会」で引用した中野重治初期短編の一節である。この一節を毎日のようにかみしめている。
毎日、頭の上をオスプレイが飛行している。全ての県民や議員が反対してきた。それも思想や観念的な反対ではなく安全性に明らかな問題があっての反対である。ハワイでの飛行訓練は住民の反対で中止になっている。そのようなものをアメリカに押し付けられて、国民の安全を犠牲にして、何を守ろうというのだろう。私の家は普天間のフェンス沿いで、沖縄国際大学のヘリ事故現場から数分の所にある。頭上にオスプレイを感じるとき「わたしらは屈辱のなかに生きています。」と反芻している。振り返れば、沖縄の歴史は、屈辱と諦めの繰り返しだったのではないか。
昨日、米兵による婦女暴行事件があった。「またか、今度はちゃんと裁判されるだろうか」と考える。本来ならそのような考えが浮かぶ事自体、異常なのだが、ここは、植民地同然の島。孫崎享氏の「戦後史の正体」でも、制度的には日本は米国の占領地の扱いとある。
3.11を機会に多くの日本人は変わった。死生観や価値観が変わった。当たり前のことが、これほど大切なことだったとは感じている。当たり前に空気が吸えて、水が飲める。福島県民の惨状を思うと、理解されて来なかった沖縄の状況と重ねあわせて、辛くなる。沖縄は基地のおかげで仕事もあるし軍用地料で潤うし、つべこべいうな的な発想があった(ある?)。福島県も、原発を誘致していい思いしてきたから自業自得だとネットの書き込みをみることがある。国から選択肢もなく誘導されて(裏工作もあっただろう)そうなった状況を、いわゆる「アメとムチ」の政策の渦中の人々の人間関係の複雑さを理解してもらうことは容易ではない。遊んでも暮らせる一部の県民とそのおこぼれで暮らす人、基地に反対することは親戚の職を脅かすことになると葛藤する人。
3.11で変わらなかった人たちもいる。原発推進派をはっきりと金の亡者と呼びたい。さんざん良い思いをして、誰も責任を取らない。挙句の果てには、更に原発を存続させるため画策してる。官邸前デモは、報道規制されて、ニュースにもならない。民主党や自民党の政権が続くことは、自分の子供達のためにも体を張って阻止したい。
ーーーー以上ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
更に、書き足す前に、家族に読んでもらおうと思って声をかけました。しかし、読んでもらうこともなく大反対にあってしましました。
現在の仕事は、私が抜けると多数の方に迷惑をかけることになる。これまで積み上げたもの、これからをどうするつもりかと。
いい加減にしろ、公募して相手に迷惑をかけるぞと。
とても、家族の協力が得られそうもなく断念しました。
私の危惧することは、「国民の生活が第一」が、ちゃんと候補者を擁立してくれるかということです。現在、玉城 デニーさんだけですよね。
政治を変えるチャンスは、選挙だけです。野田さんのようは人をみてつくづく情けなさがこみあげます。
多くの、識者が「国民の生活が第一」の衆議院議員選挙候補者公募に応じて、国を変える1/300の力になってほしいです。
それを願って、投稿します。
公募の案内サイト
http://www.seikatsu1.jp/kouhosyakoubo.html
(小沢さんの事だから、準備万端と信じたいですが。)
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