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国民年金加入者 「年収100万円以下」54%
国民年金に加入する自営業者や非正規労働者など「第一号被保険者」のうち年収100円以下が54.7%に上ることが9日、厚生労働省の調査で分かった。50万円以下は38.0%、収入なしは24.6%で、貧困層が拡大していることがあらためて裏付けられた。
男女別にみると、年収50万円以下は男性が35.7%、女性が40.4%だった。
公的年金制度には、低所得者には保険料の免除制度があり、多くの低所得者が同制度を利用しているとみられる。また(1)自営業者らは所得の把握が十分でないとされる(2)自営業者らの世帯の専業主婦も第一号被保険者に入っている−ことなどから、所得水準が実態より下がっている可能性もある。調査は2010年11月から翌年2月まで、約6万世帯を対象に初めて実施された。年収は09年の額。
国民年金と、会社員らの厚生年金加入者全体の平均年収は297万円。国民年金加入者の平均(加入者数1907万人)は159万円、厚生年金(同3909万人)が426万円だった。会社員や公務員世帯の専業主婦である「第三号被保険者(1009万人)」の平均年収は55万円。
就業形態別にみると、自営業者、自営業の家族従業者、臨時・不定期の労働者、非就業者は年収50万円以下が最も多かった。(東京新聞 10日朝刊)
これはゆゆしき事態が浮き彫りになっている。
想像以上に国民の貧困化が深化している。
しかも、年収は09年当時だから3年後の現在はさらに悲惨であろう。
国民年金加入者の平均年収159万円は、公的年金受給者の平均年収189万円を下回っている。年金者以下の生活を強いられているのだ。
厚生年金加盟者、つまりサラリーマンは平均426万円ということだが、これには年収1000万円以上の高額所得者や配当収入なども含まれており、平均値をかさ上げしているのであって、実態としては300万円前後であるという推計もある。
失業した場合、厚生年金から国民年金に切り替わるが、その途端、収入のメドがたたず、年収100万以下はおろか、記事の最後にあるように年収50万円以下(月収4万1千円)に転落してしまうのである。
まさに無収入となり、貧困層へと突き落とされ、地獄の生活が待っているのである・・・。
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