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割れ窓理論(われまどりろん、英: Broken Windows Theory)は、
軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで
凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。
アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した。
「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、
やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。
ブロークン・ウィンドウ理論、破れ窓理論、壊れ窓理論ともいう。
Wikipedia「割れ窓理論」より
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割れ窓理論は、本来
「小さなことを見逃すことが犯罪の温床を作る原因となる。」ということだ。
しかしながら、日本ではこの論旨が曲解され
「割った行為は犯罪であるが、割られた方にも原因がある。」というふうに
『被害者にも責任がある』という意味にし、
犯罪が起きた責任を被害者に一部転嫁することで
加害者の責任を減じる言葉として使われることが多いように感じられる。
例えば、
「高架下や公衆トイレなどの公共物に落書きが多いのは管理がなっていないからである。」
「明かりの少ない道路で引ったくりが多いのは暗いからである。」
ひどいものになると
「明かりの少ないところで引ったくりに遭ったのは、そんなところを夜に通る者が悪い。君子危うきに近寄らずだ。」
とまでなってしまう。
割れ窓理論が、曲解した意味で使われることは、
学識経験者あるいは自称良識者の言うところの弱者による犯罪である場合が多い。
要は監視社会を毛嫌いする者達のいう弱者だ。
弱者はたしかに弱者であるかも知れないが、それを理由に取り締まりの強弱をつけるべきではない。
そろそろ、割れ窓理論の曲解を正していくべきではないだろうか?
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- 投稿可能になりました。本番投稿をお願いします 管理人さん 2012/5/27 21:17:38
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