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指導者肖像画・国旗100万枚を配布、狙いは寺院の共産党化か?―チベット自治区
2012年1月26日
RecordCina http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58232&type=
2012年1月22日、チベット自治区共産党委員会や同自治区政府が入居するビル「党政大楼」の正面入り口上部の外壁に巨大な肖像が登場。中国国旗の五星紅旗をバックに毛沢東、トウ小平、江沢民、胡錦濤の歴代指導者が描かれた巨大肖像画の除幕式が盛大に開催された。24日付で中国新聞社が伝えた。
写真は11年2月、陝西省で行われた元宵(旧暦1月15日)の祝賀行事。ここにも4人の肖像画が掲げられた。
チベット自治区では、現在「中国国旗と指導者肖像を村の各世帯、寺院に送ろう」キャンペーンを展開中。すでに100万枚の国旗と肖像画が送られているという。さらに昨年12月8日、同自治区共産党委員会統一戦線部は自治区内の寺院に対し「九有(国家指導者の肖像、国旗、道路、水道、電気、テレビとラジオ、映画、書庫、人民日報と西蔵日報の新聞の9つを有すること)」政策を推し進めると発表。その予算は自治区政府が負担するという。
このニュースが報じられると、中国のマイクロブログ・新浪微博にはユーザーからの辛らつなコメントが相次いだ。「寺の中で無神論者の毛沢東を拝むのか?ありえない!」「チベット自治区で文化大革命を起こすのか?」「自治区の民から信仰の自由を徹底的に奪うつもりだ!」など、党の民族政策に疑問を抱く内容のものがほとんどだった。
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