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野田内閣が2日、民主党の挙党態勢を旗印に発足した。党員資格停止処分を受けた小沢一郎元代表の処遇をめぐり、党内を二分する対立に陥っていた民主党政権の立て直しが焦点だった。小沢元代表に近い議員3人が入閣、民主党の各グループに配慮した組閣になったことで、県内の議員からは一定の評価をする声が上がった。
県内選出議員は、菅再改造内閣では枝野幸男、細川律夫の両衆院議員がそれぞれ官房長官、厚生労働相で入閣したが、今回は誰も入閣しなかった。
小沢元代表は県内でも民主党の国会議員に大きな影響力を持っており、衆院議員14人のうち7人が、2009年に小沢元代表の資金管理団体「陸山会」から計3500万円の資金援助を受けている。
小沢グループ幹部の松崎哲久衆院議員(埼玉10区)は2日、記者団に、組閣について「挙党態勢は閣僚の数の問題ではない。どういう政策や党運営を進めていくのかという問題なので、今後の展開を見守りたい」と述べた。党内融和を求める党内の高まりを意識し、野田首相に批判的だった小沢グループの方針転換を示すものだ。
各グループの歩み寄りは、党内融和を心がけた野田政権の滑り出しへの評価が影響している。細川律夫衆院議員(埼玉3区)は、「野田首相が代表選で『ノーサイド』と言った通りの人事だ。小沢元代表に近い3人が入閣したことも有言実行の表れ」と述べ、小沢グループを含めた挙党態勢の構築に期待感を示した。
民主党県連幹事長の本多平直衆院議員(埼玉12区)は「奇をてらっていない、適材適所の人事だ。一番の課題は震災復興。急ぎすぎず、丁寧に政権運営をして欲しい」と話した。若手からも立て直しを期待する声が強く、高山智司衆院議員(埼玉15区)は「若い議員が多く登用され、民主党らしい内閣になった」と、政権浮揚につながるとの見方を示した。
野田新内閣について、自民党県連の長沼威幹事長は「民主党内の矛盾で誰の意見を聞けばいいのか分からない状態だったが、政府・与党で一致するなら、政策論議をしていく。ただし、挙党態勢といっても、親小沢・反小沢、双方で不満がじわじわとしみ出してくるのではないか」と、慎重に対応する考えを強調した。自民党県連会長の新藤義孝衆院議員(比例北関東)は「政策論議が進まないなら、第3次補正予算案を成立させた後、衆院解散・総選挙を行うべきだ」と指摘した。
■知事「気配り・実務型内閣」
上田知事は2日、記者団に、「各グループにポストを配分した『気配り・実務型内閣』だ。(野田首相が自らをたとえる)どじょうは少し動きが悪いところがあるが、ピュッといくときは、いくはずだ。震災復興や円高・デフレ対策でスピーディーに対応してほしい」と語った。
また、さいたま市の清水勇人市長は2日、「野田首相は松下政経塾の先輩。人間力が高く、パフォーマンスに走ることなく地道に仕事をする」と期待を語る一方で、「これ以上の政治空白は許されない。震災復興、原発事故の収束、厳しい経済情勢への対応に、早急に取り組んでほしい」と注文をつけた。
(2011年9月3日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110903-OYT8T00006.htm
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