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むかし、大学病院の放射線科に在籍していた頃。
例えばガラスバッジ(X線技師や放射線科医は携帯が義務付けられている)が少しでも反応すると、指導医に注意を受けた。
職業被爆は年間20msvまで許容される、などと言うが、そんな大量被爆は在籍中あり得なかった。
100とか250とか、そんな数字が日常的に出るようなら、放射線のことを知る人間ならばさっさと転向しているだろう。
医療放射線はそれほど安全に、コントロールの下にある。
個人的な事情から産業医の資格をとり、駆け出しの新米として奮闘を始めた矢先に。
フクシマ。なのである。
そこで働く方々の被爆量はじめとする労働環境は、「労働安全基準法」や「電離放射線障害防止規則」といった「法の定め」を、明らかに真正面から踏みにじり、陵辱している。
憤りを押しつぶせない。
声を上げようとして、国家が先導となり推進する言論統制の実態に気付く。
これは、何なんだ!?
ここは先進国、文明国のニッポンではないのか!?
正直焦った。
真実を求めて彷徨った、第二次世界大戦当時にはなかったインターネットという情報網の海の中を。
そしてたどり着いたのが阿修羅掲示板だ。
ここで自分は声をあげよう。
真実を求め彷徨う同士とつながろう。
さあ、宣戦布告だ!!
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