http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/1622.html
Tweet |
ヤクザ社会は国境が見えない、首都も法律も何も見えない。しかし、闇経済は確かに存在し、その規模は何十兆ともいわれる。日本は見えないところでいくつかに区割りされ、それぞれに支配者がいる。各地で表裏区別が付きにくいが商いをし、国家へ税金を納める代わりに裏国家へ上納金を納めている。彼等には鉄の掟があり、日本の法律とは次元の違うところで行使される。構成員は日本人も韓国人も北朝鮮人も中国人もアラブ人もいる。人種差別はないし、宗教の自由もある。日本の法律よりも自分達の掟が重要であり、直属の上司の命令は絶対である。
このヤクザ社会、見えますか?みえないでしょ?でも、ありますよね。彼等は日本の中にいて日本の法律の枠にはまっていない。産業はパチンコ、風俗、賭博、口入れ・・・・その他、中には表の稼業も混ざっている。しかし、基本的に表社会へ税金を納めるようなドジはしない。闇国家の中枢へ上納しなければならないからだ。これが見えないけれど、確かに国家が存在するという事だ。
宗教法人の問題はまた別の話だから今日はやめよう、でも、同じようなものだ。彼等も国へ税金を納める気はない。彼等も格別な存在なのだ。
匈奴を研究していて感じたのは、ヤクザと匈奴はとても似ている。匈奴という国家は存在したことになっている。しかし、国家の枠にはまらないのだ。つまり、国境が確定できない、そして首都がない。法律がわからない。人種がわからない。つまり、現代の我々が考える国家の要件を満たしていないのだ。でも、確かに匈奴はいた。しかし、その存在した証拠がほとんどない。モンゴル人もトルコ人も中国人もいただろう。しかし、中国の史書以外に記録が残されていない。同様にフン族や突厥もまったく彼等の属性がわからない。しかし、太古の昔から、下手をしたら現在も彼等は存在しているかもしれない。その本当の指導者が誰であるのか、歴史書に書いてないから誰にもわからない。
フン族や匈奴は、オアシス国家と呼ばれる砂漠の小国を囲み、上納金をいただき、代わりに彼等の安全を保証し、さらに彼等の特産品を他の国の特産品と交換したり、黄金と引き換えた。彼等は時には暴力団のようでもあるが、オアシスの住民にとっては用心棒でもあったはずだ。
彼等は上納金を取り、商品を積み込むとまた遊牧民として別の場所へ移動してゆく。広いアジアの地域を点と点で結び交易を繰り返す彼等に、知的活動はあったかどうか、私は彼等の情報ネットワークは想像以上だと思うがどうだろう。彼等は必要とあらば武器でも奴隷でも阿片でも商いしているのだ。現在のイスラム商人やユダヤ武器商人の原型ではないのか。
フン族があるとき消滅し、そのフン族が活躍した西の端にカザール王国が出現し、そこからロスチャイルドが出現したとしたら、世界の歴史を最初から書きなおす必要があるのではないだろうか。
http://mayo.blogzine.jp/blog/cat6203655/
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。