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日本共産党: 10月28日, 岸田政権への国会質問とは ?
2022年10月28日(金)
午前中の本会議で、山際大臣の辞任問題について岸田総理に質問しました。 国民生活に責任を持つ大臣でありながら、統一協会の広告塔になり被害を広げたことに反省はないのかと総理に問いましたが、「国民の信頼を損なった」というだけで反省の言葉は無し。
次々と自民党国会議員や政務三役と統一協会との新たな癒着や「政策協定」まで明らかになる中、「自己点検」ではなく党と政府の責任で調査せよと求めましたが、これも従来のやり方に固執。だめだこりゃ。
短い質問ですので、動画でご覧ください。
トップページからも入れます。
https://www.youtube.com/watch?v=fmaL7u7KK1s&t=3s
終了後、福井県の敦賀民商で事業復活支援金のサポートをした事業者が不給付になっている問題で当事者のスナック経営者の方と民商事務局の方が来られ、経済産業省に事情を伝え説明を受けました。
会議が続き、ごく短時間しか同席できませんでしたが、コロナ禍で苦しむ業者を支援する制度の趣旨にそって支給してほしいと求めました。
京都に帰り、18時から京都民医連中央病院で、日本共産党後援会の皆さんの学習会で講師を務めました。院内の会議室とZOOM参加の方とのハイブリッド方式。「憲法九条と平和を考えよう!」と題してお話しました。
京都民医連中央病院は移転新築して三年になりますが、これまで行く機会がなく初めて。エントランスから会議室の間しか見られませんでしたが、明るくて廊下なども広く、患者さんにも医療中従事者にも配慮されているなあと感じました。
* 識者の意見 !
民主主義の危機とは何か ?岸田政権を「総括」する
白井聡・京都精華大学国際文化学部准教授 2022年10月18日
岸田文雄政権がどのような政権だったのか、その権力の本質について総括したい。「気が早い」と思われるかもしれないが、「ミネルヴァの梟(ふくろう)は黄昏(たそがれ)時に飛ぶ」(ヘーゲル)。一部報道によれば、岸田氏は政権運営の意欲を失いつつあるという。
この見方を裏づける証拠はないものの、政権が何を目指すのかについて、首相のリーダーシップが機能している気配はなく、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党の癒着問題についても、国民を納得させるような説明もできていなければ、本質的な解決策を打ち出すこともできていない。つまりは機能不全に陥っている。
してみれば、仮に岸田政権が今後もしばらく継続するとしても、そこに現れている権力の構造に変化は起きないであろう。岸田氏には何の意思もないまま、現在と同様の状況がダラダラと続く、という成り行きが想像可能である。いま重要なのは、その権力構造の実態をつかむことである。
思い起こしてみよう。岸田氏は昨年秋の自民党総裁選において、「民主主義の危機」を指摘していた。具体的にどのような危機であるのかほとんど説明されなかったので、曖昧模糊(もこ)とした話なのだが、真面目にとらえるならば以下のように考察することができる。
戦後日本の民主政治における権力の核心部は、ジャンケンのような三すくみの構造によって成り立っていると言われてきた。核心部を成す三つの要素は、政(政府与党)・官(官僚)・財(財界・大企業)である。
政は官に対して「任命権・人事権」を持つので優位に立つが、財界からのカネと集票に依存するので逆らえない。官・行政機構は、法令のつくり方ひとつで企業の活動を左右でき、場合によっては業務を停止させる権限さえ持つが、政治には負ける。財界は、官・行政機構には負けるが、政治に対しては優位に立つ。ジャンケンと同じように、三つのうちの一つが絶対優位になることはなく、この三つの力の微妙なバランスによって政治が成り立ってきた。
そうだとすれば、「民主主義の危機」とは、この三つの力のバランスによる政治の危機を意味するはずである。
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