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日曜討論:「あす首班指名 ! 与野党幹部に問う」(上)
岸田文雄・首相のプロフィールとは ?
(datazoo.jp:2021年10月3日)
出演者:井上あさひ、伊藤雅之
オープニング:自民党総裁に選出された岸田文雄氏による新体制がスタートした。一方野党側は新内閣の政治姿勢を正す必要があると主張している。与野党幹部へインタビューする。
明日、自民党の岸田総裁が総理大臣に選出される。今日の番組は各党幹部に個別にインタビューする。
キーワード:岸田文雄自由民主党
岸田新体制 始動 自由民主党は/自民党改革 どう進める/自民党改革”政治とカネ”は
自由民主党の甘利幹事長に話を聞く。甘利氏は新幹事長として「自民党のあらゆる層、有能な人の叡智を集めて分断社会をまとめていきながら世界の先陣を切っていく」などと述べた。
今回の人事については「自身のお考えで若手を登用したい、女性の活躍する場をたくさん作りたいということで、党人事も私が把握したのは直前だった。連絡を担当したがみんな結構驚かれていた。
そういう意味では先入観を打ち破った人事になったと思うしこれからの組閣も”岸田イズム””が反映されたものになると思う」「岸田新総裁が掲げている新しい資本主義やコロナ対策など柱に沿って適切な人材を配置していくと思う」などと話した。
これからの自民党については「政治は発信する力と受信する力が同じぐらいなくてはならない。国民とのコミュニケーション能力を高めていく」などと話した。政治とカネ問題については「再調査する考えはない。広島の案件は柴山幹事長代理が説明されたことが全て」などと答えた。
甘利氏の政治とカネに関する問題を巡って野党からは国会招致を求める考えもある。これに対し甘利氏は「私が辞めたのは秘書の監督責任をとって辞めたこと。
私は事情を全く知らされていなかった。検察当局が捜査をして不起訴となった」などと釈明し「あの事件が起きたとき徹底的に調べ、質問が尽きるまで答えた。秘書の部分は弁護士が調べた範囲でまだ足りないところがあったらその部分については会見して話をするという約束をした。
全部終わったあとに会見し、書面を渡して来た質問書にも答えた」などとして出来る限りの説明責任を果たしたという認識を示した。国会招致には「そういう主旨には合わない」などと答えた。
◆臨時国会にどう臨む !
明日にも招集される臨時国会、政府与党はこれまでに野党が求める国会招集に応じず、国会軽視、との批判も出ていたが、その国会を甘利を「首班指名による陣営硬めが急務、そこでは総理の施政方針演説も行われる。過去の総裁選での経歴を踏まえ、まずはワクチン普及などのコロナ対策を説明する。また資本主義が帰路にある昨今、その行く末も示す。ほかに経済安保についても示す、総裁選にて掲げられた”岸田ヴィジョン”を具体的に発信していくべき。」などと評価する。
◆新型コロナ対策:いま何が必要か ?
まもなく招集される臨時国会にて争点となる見通しのコロナ対策・日常生活との両立、その展望を甘利は「まず取り組むべきはワクチン接種の普及、今は6割が接種を終えており、米国をも超える水準にある。すなわち始めたのは遅くともスピードは世界最高、これを更に高めていきたい。
これまでは収束を求めてきたが不可能と判明、そのトレードオフ関係に折り合いをつけていくかが重要、総裁はワクチン接種証明などの活用による経済再開を試みているが、これでは未接種者への差別が起こりかねないゆえ陰性証明も活用、これらの両立による感染対策、その折り合いが重要。」などと語った。一方で追加給付金を求める国民の声に対しては「多様な施策により予備費を用いてきたが限界、選挙後に直ちに取り組むべきは補正予算考案、これはコロナ対策に伴う経済再生にもつながる、その迅速さこそが重要。雇用調整助成金については加算して続けていくが幅は不明、これらについては国民が不安を抱かないように国会で議論する。」などとコメント。
◆中長期的な経済政策は ?
岸田総裁は数十兆円規模の経済対策を年内にまとめる方向で調整中、甘利いわく規模は未だ調整中にあるが、その展望については「大規模で行うことは決定済み。コロナ後の経済における課題とは、二極化している貧富の差、その中間層を厚くすることが総裁の目標、これは新資本主義にもつながる。そのためには労働分配率向上・値付を強めた上での企業成長の長期的な促進、これらを成長・分配の好循環と位置づけ、その対策を税制を含めて講じていく。成長すると同時に中間層も厚くする、そのヴィジョンに向けて具体的な施策を組んでいく。」などと語る。
一方でアベノミクスとの違いについては「総裁は先鋭化した自由主義ではなく、全体が潤う社会を求めている。過去には富める企業の内部留保などが問題化していた、これは投資あるいは労働者に分配すべきものゆえ、これを促すような施策をわかりやすく示していくことが大事である。
また企業側のマインドも変えるべき状況、日本の企業は下請けへのコストを下げて利益をとっているが、世界の一流企業らは競争力を付けさせて高価格で勝負しようとしている、これを測る”マークアップ率”を軸に、総裁は日本の開発力などを高めようとしている。」などとコメント。
◆衆院選への戦略は ?
国会会期が14日までならば衆議院選挙は11月7日投開票となる見込み、これと解散について甘利は「解散は総理の専権ゆえ誰も言えない。ただ憲法においては議員の任期を定めており、これを超えないような設計への工夫は総裁が総理になれば行われる。」などとコメント、衆院選での争点については「コロナ禍を克服する危機管理体制を作る、来る今後のパンデミックにも対応できるようにする。またみなが幸せを実感できるような、格差がないような社会のための設計図も示す。
これにはコミュニケーション能力が必須、すなわち総裁の”聞く力””発信力”が求められる。」などとコメント、展望については「党責任者たる幹事長としては、公認者は全員当選させたい。
ただ衆院選は政権を問う選挙ゆえ、与党での政権維持が絶対条件、より安定できる数に持っていくことが我が務め。」などとコメント、ほかに「国民の不安にどう答えるか、そこに対して責任を持って答えていく。」などともコメント。
◆岸田新体制始動、立憲民主党は ?
立憲民主党の枝野代表は岸田政権発足について「自民党は変わらないという印象で、政権を変えねばならないと責任を感じた。」などと話した。
◆臨時国会にどう臨む !
臨時国会について枝野氏は「コロナ対策への姿勢を問いただし、説明不足や改ざん隠蔽体質、アベノミクスの効果の有無などを議論したい。予算委員会が必要。」などと話した。
◆新型コロナ対策:いま何が必要か ?
新型コロナ対策について枝野氏は「感染リスクに応じた対応は必要。水際対策を強化すべき。感染者が減っていることから感染者の周囲に検査を行って無症状の感染者を見付けて対応すべき。」などと話した。また、緊急の経済支援策については「事業者に今一度持続化給付金や家賃補助が必要。生活困窮者への給付も必要。所得税の減免などで消費を促すべき。残っている約2兆円の予備費を使ってすぐにでも経済対策をすべき。」などと話した。
◆中長期的な経済政策は ?
コロナ後を見据えた中長期的な経済政策について枝野氏は「アベノミクスは大企業と株価だけが恩恵を受けた。成長と分配の分配を蔑ろにした結果消費の低迷が発生しているため分配を政治で行うべき。現在は軽い大企業の法人税や株への負担を大きくする。」などと話した。
☆衆院選への戦略は ?
衆院選への戦略について枝野氏は「1つ目に第6波に向けて危機管理と暮らしを立て直す。2つ目に経済政策を転換して所得の再分配と明日への安心感で経済を立て直す。3つ目に隠蔽・改ざん・説明不足な姿勢を是正したい。」などと話した。立憲民主党の支持率が伸び悩んでいることと支持拡大については「4年前は1人だったが、戦後最大の野党にまで成長することができた。
地域によって支持率に差があることは事実。支持率が互角の小選挙区で勝利し、弱い地域の底上げをしていきたい。」などと話した。他の野党との協力体制については「200近い選挙区一騎打ちの構図になっている。候補者の一本化を最後まで調整したい。
よりよい政治を作るための連携はできている。」などと話した。共産党と限定的に閣外の協力をするとしているが、これの選挙への影響については「大きな所で違いがあるが、野党の連携に持ち込まず合意したところで協力する。国民民主党とは向いている方法がほぼ同じあり、一体となって戦うことで合意している。」などと話した。
◆岸田新体制始動:公明党は ?
公明党の石井幹事長は自民党の岸田総裁による新体制を「岸田新体制とはいえど、経験豊富なベテラン・当選回数の少ない”新しい力”らが集った安定布陣にある。」などと評価、菅政権の動きについては「この度の自民党総裁選では4候補中2人が女性、これは過去に類を見ない事例。その主張も左右多様、これに自民党の幅の広さを感じた。」などとコメント。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
○岸田文雄・首相のプロフィールとは ?
(ウィキペディアより抜粋・転載)
岸田文雄(きしだ・ふみお、1957年7月29日生まれ。64歳。)は、日本の政治家。
早稲田大学法学部卒業。
自由民主党所属の衆議院議員(9期)、宏池会会長(第8代)、自由民主党広島県連会長[1]。
内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、規制改革、国民生活、再チャレンジ、科学技術政策)、外務大臣(第143代・第144代)、防衛大臣(第16代)、自民党国会対策委員長(第52代)、自由民主党政務調査会長(第58代)、自民党たばこ議員連盟副会長などを歴任。血液型AB型。
◆経歴:
2013年10月3日、内閣総理大臣安倍晋三らとともに。
2013年4月15日、総理大臣官邸にて。左から外務大臣岸田文雄、内閣官房副長官加藤勝信、内閣官房副長官世耕弘成。
2013年11月20日、駐日アメリカ合衆国大使キャロライン・ケネディとともに。
2014年9月1日、インド首相ナレンドラ・モディとともに
◆出生:東京都渋谷区出身。本籍地は広島県広島市比治山町(現:南区比治山町)。父・岸田文武は広島県出身の通産官僚。岸田家は広島の一族であるため、一家は毎年夏に広島に文雄を連れて帰省し、文雄は広島原爆の被爆者たちから当時の話を聞いた[3]。岸田一族も多くが被爆し、死に至った者たちもいた[3]。
◆政界:1987年、長銀を退職して父・衆議院議員岸田文武の秘書となる[3]。岸田の父は口数が少なく、岸田は父の背中から多くを学んだ[11]。
1993年、第40回衆議院議員総選挙に旧広島1区から自由民主党公認で出馬し、初当選[3][14]。父親と同じ宏池会に所属する。1996年の第41回衆議院議員総選挙では、小選挙区比例代表並立制の導入に伴い広島1区から出馬し、以後広島1区で連続8選[3]。1997年には若手議員の登竜門とされる党青年局長に就任した[3]。
2000年、派閥領袖の加藤紘一が起こした「加藤の乱」に血判状をしたためて参加。乱の鎮圧後は堀内光雄、宮澤喜一らから声をかけられ堀内派に属した[15]。
2001年、第1次小泉内閣で文部科学副大臣に任命される。2007年、第1次安倍改造内閣で内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、規制改革、国民生活、再チャレンジ、科学技術政策)に任命され、初入閣した[3]。続く福田康夫内閣でも内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、規制改革、国民生活、科学技術政策)に任命され、引き続き入閣。
2008年、新設された消費者行政推進担当、宇宙開発担当大臣を兼任[3]。福田康夫内閣 (改造)の発足に伴い大臣を退任し、党の消費者問題調査会長・道路調査会副会長兼事務局長、団体総局長に就任[3]。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では、広島1区で民主党の菅川洋を破り、6選(広島県の小選挙区で議席を獲得した自民党の候補者は岸田のみ。また、広島1区では初めて次点以下の候補者が比例復活した)。2011年9月、自民党総裁谷垣禎一の下、党国会対策委員長に就任し、野党自民党の国会対策を担い与党民主党との交渉を担った(2012年9月退任[3])。2012年10月、政界引退を表明した古賀誠から宏池会を継承し、第9代宏池会会長に就任した。同年12月の第46回衆議院議員総選挙では、広島1区で7選。―以下省略―
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