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テロ事件:9・11から20年、被告5人の公判はこう着状態 !
テロ計画で訴追 !
9・11事件への識者の見解・詳報は ?
(www.cnn.co.jp:2021年9月11日 12:50)
キューバ・グアンタナモ湾(CNN) 2001年9月11日に発生した米同時多発テロから20年を迎える前日の10日、テロの計画と実行で訴追された5人の被告に対する裁判のトライアル(事実審理)前の審問がキューバ・グアンタナモ湾の軍事法廷で開かれた。
厳重に警戒された法廷で続く公判は9年目に突入している。
対面での審問は新型コロナウイルスの流行の影響で1年半ぶりに開かれた。同時多発テロで亡くなった、3000人近い犠牲者の遺族に正義をもたらすはずの裁判は、関係者の入れ替わりと数十件にも及ぶ未処理の申し立てでこう着状態にある。
今週の審問では、被告側の弁護士が新たに担当することになった判事に対し、長年続く本件の争点に対する判事の経験や知識を問うのに時間を費やした。争点の中には拷問や死刑も含まれている。
今週最後の10日の審問では、被告らが2000年代前半に中央情報局(CIA)の「ブラック・サイト」として知られる非公開の場所で拘束を受けた時期に関して、弁護士が米政府からどんな証拠が得られるかを議論した。これは数ある未処理の申し立ての一つとなっている。
5人の被告の中には、同時多発テロの首謀者とされるハリド・シェイク・モハメド被告もいる。
5人は06年からグアンタナモ湾に収容されている。
被告らは12年のオバマ政権時代に罪状認否を行い、その後公判は何年も続いている。数十もの未処理の申し立てがあるほかに、検察側、弁護側ともに人の入れ替わりがあった。裁判を進める判事も今回新たに担当する空軍判事のマシュー・マコール大佐で4人目だ。
◆新顔の裁判官:
今週大きな論点となったのは、マコール氏が本件を担当すべきかどうかだ。これまでに検察、弁護側の双方が、同氏が適任かについて疑問を呈している。
マコール氏は当初、昨年10月に本件担当の指名を受けたが、検察側が軍事委員会の裁判を進めるのに必要な2年間の経験がないとの理由で反対した。マコール氏はそれを受けて、自分が原因で裁判がさらに長引くような事態を避けたいとして本件を忌避した。マコール氏が今週の公判でこれを明らかにした。
だが軍はその後、今年8月に入って再びマコール氏を担当判事に指名した。判事として2年間の経験を積んだというのがその理由だ。米政府を代表する検察も、被告を代表する弁護側も、マコール氏の本件の争点に関する経験と知識に疑念を抱いている。
本件は軍事委員会の案件のため、軍が判事を指名し、軍のメンバーが判事になる。
判事は与えられた役職で一定期間その職務に服する。
被告5人は全員が死刑となる可能性があり、また全員が厳しい拷問を受けてきた。
モハメド被告の弁護士は8日、「拷問の影響は法廷でいつも残っている」「毎日対処しなければいけないものだ」と語った。
弁護士らによると、被告5人はCIAによる拘束中に拷問を受けた影響で、さまざまな健康上の問題があるという。
マコール氏は拷問に関する案件を扱った経験はないと明かす一方、軍の性的暴行事案でトラウマを負った人に関与した経験はあると述べた。
マコール氏はまた、本件を取り巻くさまざまな論点を熟知している様子を示していない。同氏はオバマ政権下で公表された議会の9・11委員会報告書や上院情報特別委員会がCIAによる拘束と尋問を調査した報告書を読んでいないと述べた。死刑の法的な歴史についても知らず、この秋にコースを受講するという。
マコール氏は本件の数千ページに及ぶ法的文書の全てには目を通していないとも述べた。
被告の一人、ラムジ・ビン・アルシブ被告の弁護士は、マコール氏が本件の裁判を進めるなら道は2つあると指摘。判事としてこう着状態の訴訟をトライアルへと進め、犠牲者遺族に正義をもたらす存在となるか、目の前で行き詰まるのを目撃するかだと述べた。
弁護士がマコール氏にそれを認識しているかと問うと、同氏は神妙にうなずいて静かに「了解です」と答えた。
◆証拠に関する議論がまだ続く !
弁護士側は3人がマコール氏の訴訟指揮に反対し、1人は反対せず、1人は保留した。検察側は反対しなかった。
その後、マコール氏は未処理の申し立ての一つに関する議論を開始させた。被告らがブラック・サイトとして知られる場所での拘束時に受けた尋問に関して、弁護側が政府からどの程度詳細な情報を受け取れるかについてだ。
ワリド・ムハンマド・サリ・ムバラク・ビンアタッシュ被告の弁護士は「あなたが数日間続けて天井からつるされたら、あなたは何が起きたのかわからない」と発言した。
被告が拘束時に受けた拷問に言及した。
トライアル前の審問に入って9年目にして、弁護士がどんな証拠を得られるかをまだ議論しているという現状は、本件が終結から程遠い状況を示している。そして、9・11の犠牲者遺族に正義をもたらすという目的達成への道のりもまだ長いことを物語っている。
アリ・アブドゥル・アジズ・アリ被告の弁護士は「トライアルの予想をするのはもうやめた。いままで何度予測しても外してきたからだ。2年以内にトライアルに入る現実的なシナリオはない」と述べた。同弁護士は2012年から本件を担当している。
9・11の犠牲者遺族は、軍事法廷の後方にある傍聴席から今週開かれた3回の審問を見守った。
メディアや他の傍聴人とはブルーのカーテンで仕切られていた。
(参考資料)
○9・11:同時多発テロ事件陰謀説 !
(ウィキペディアより抜粋・転載)
アメリカ同時多発テロ事件陰謀説(アメリカどうじたはつテロじけんいんぼうせつ)では、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件が、自作自演によって引き起こされたとするいくつかの説について解説する。
概要:9.11テロに関する公式な見解は、「ウサーマ・ビン・ラーディン(オサマ・ビンラディンとも)を筆頭とするアルカーイダ(アルカイダとも)が引き起こしたテロで、重要建造物(政府関連施設もしくはランドマーク)を標的にハイジャックした旅客機を用いた自爆テロであり、その方法はアメリカ合衆国連邦政府を始め、誰もが予想もつかなかった」というものである。
これに対してテロリズムをアメリカ政府があらかじめ知っていたが無視したとする説、政府自身による自作自演であるとする説が唱えられている。
また、本事件の公式見解を支持する場合であっても、事件時の不手際などを政府や軍が隠蔽しているのではないかという疑惑も、広義の陰謀説と呼べる。
このような説が唱えられる背景には、このテロが低迷していたブッシュ政権に高い支持率を与え、アフガニスタン戦争とイラク戦争のきっかけとなり、それが軍需産業へ利益をもたらしたという経緯がある。
見逃し説は、「アルカーイダが、ソ連のアフガニスタン侵略に際し、アメリカ中央情報局(CIA)の支援で結成された武装抵抗組織」という経緯や、「ブッシュ大統領ないしその一族がウサーマ・ビン=ラーディンと繋がっており共謀した」とする説を根拠に、「テロが起こる事を知っていてわざと見逃した。もしくは手助けした」とする説である。
アメリカでは根強い論調で、そうした視点に立ったジャーナリストや研究者による様々な著作も発刊されている。この様な動きに対して、アメリカCNNも「アメリカ国内で『陰謀説』が再燃の兆し」と報じたことがある[2]。後に、たびたびテレビで取り扱われた。他にはマイケル・ムーア作の映画『華氏911』などがこの説をとりあげている。しかし、華氏911では事前に事件を知りえたはずのブッシュ大統領が、連絡を受けてから予定をキャンセルするまでの初動の遅さも取り上げ批判している。
自作自演説は、「アメリカ政府とアメリカ軍が、遠隔操作の貨物機やミサイル、建物内に仕掛けた爆破解体用の爆薬を使ってツインタワーやペンタゴンを破壊し、通説のようなテロ事件であると報道機関を用いて演出した」とする説である。(テロ自体は、アルカイダの仕業とする)見逃し説と比較しても通説との差異は大きく、現在では見逃し説に代わる陰謀説の主流となっている。
映画『ルース・チェンジ』ではこの説が取り上げられている。
◆9・11当日のアメリカの軍事演習に対する疑義
元ロサンゼルス市警麻薬捜査官でCIAの麻薬取引を告発した経歴のあるMichael Ruppertは、2004年著作 "Crossing the Rubicon" で次のような主張を公表した[60][61]。
事件当日にNORADの演習を遠方で行うことにより演習と実際を混乱させ、アメリカ空軍機が対応出来ない状態にされていた。
2001年5月時点で、副大統領ディック・チェイニーは、大統領命令により、すべての連邦政府、すべての軍事機関に及ぶあらゆる軍事訓練、軍事演習を直接監督する責任者となっていた。
9・11事件当日の朝は、ディック・チェイニーが大統領命令により監督責任を負う軍事演習と対テロ演習の多重訓練が開始された。
ディック・チェイニーは、9・11事件に対するアメリカ空軍の麻痺状態を確実にするため、シークレットサービスを通して、お互いが完全に分断されてしまっている指揮命令系統を、彼の元で一元的に管理していた。彼は911当日のアメリカの「最高司令官代理」の立場であった。
シークレットサービスは、FAA(Federal Aviation Administration:連邦航空局)が監督しているレーダー画面と、同じものをリアルタイムで見るための技術を保有している。シークレットサービスはさらに、国家的非常事態には、最高指揮権を行使する法的権限と技術もあわせ持っている。
軍事演習と対テロ演習は、実際に飛行している航空機を訓練に含んでいた。
アメリカ上空でハイジャックされた航空機を演じる軍用機や、FAAのレーダー画面に配置された「偽の輝点」(仮想の飛行機を示すレーダー上の輝点)が訓練で使われた。
「北方警戒」(Northern Vigilance)という演習では、ロシア空軍の攻撃をシミュレートして、空軍の戦闘機をカナダ上空にまで北進させた。その結果、東海岸で緊急発進できる戦闘機はほとんどなくなってしまっていた。
こうして麻痺状態に陥った空軍の反応は、空軍の戦闘機の乗員を、9・11事件を阻止することが不可能な状態に確実に陥れた。
◆公式発表に対する疑義:
アルカイーダの犯行声明が登場したことにより、一般的にはアルカイーダの犯行という認識がなされている。しかし、政府が事実を隠していたり、マスコミ報道の内容が操作されているという主張がある。
実際、ディック・チェイニー前副大統領は、9・11事件とアルカイダの関係性を示す証拠を持っていると公式に発言したが、2009年現在も未だにそれは提示されていない。
だが、アルカイダとの戦いが、続いている中で証拠を公表したりすると、内部の情報源、もしくは情報収集の方法が相手にバレてしまうのは、諜報戦の基本中の基本である。
こうした説明責任と機密保持の板ばさみは、何もこの事件に限ったことではない。
また2002年4月、ミューラー・連邦捜査局長官は、「19人のハイジャック犯容疑者とアメリカ同時多発テロ事件とを結びつける書面の証拠物件を見つけることができていない」「彼らはパソコン、ノートパソコンやほかの記憶媒体も残さず、同調者と接触するようなこともせず、表向き善良なアメリカ人として生活していた」と述べた[62]。だが、この程度のことは他の犯罪者にも多い。
犯行の声明や供述に対して疑問視する意見もある。ハイジャッカー容疑者19人のうち7人については、生存しているとの報道がある。
また、ハイジャッカーの名前が搭乗者のリストに載っていないとされる[63]。Khalid Sheikh Mohammedがグアンタナモ米軍基地の収容所で犯行を供述したとされるが、この際にはレポーターの同行も許されず、情報も限られていたとされる[64]。
イスラム学者・アラブ学者のケヴィン・バレットは、1990年代はじめにビン=ラーディンの音声を翻訳した経験にもとづき、2001年以降に発表された多くの「ビン=ラーディンの音声だ」とされるテープは語法の特徴からビン=ラーディンのものではないという見解を示している[65]。
CIAが「本物だ」と断定した2002年秋に発表されたテープも、スイスにあるIDIAPという研究所が声の分析をした結果は「替え玉による録音だった」という[66]。
ただし、いわゆる「ディスインフォメーション」の一環として、ビン=ラーディンの捜査が進んでいないように見せかけるために、別人の声を、敢えてビン=ラーデインの声だと発表したとしても不思議ではない。
9・11事件当日に、ニューヨーク航空管制局の、少なくとも6人の航空管制官が、9・11当日の2機のハイジャック機を取り扱った際の通信および会話の録音テープが存在したが、まったく公表も内容記録もされずに、FAA(連邦航空局)の職員によってそのテープは破棄された、とニューヨーク・タイムズは2004年に報じた[67]。
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