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総裁選：岸田議員、「首相との違いを打ち出したい」
総裁選出馬へ…知名度アップがカギ
岸田議員のプロフィールとは ？
（news.yahoo.co.jp：2021年8/26(木) 7:30）
◆岸田議員、出馬の意向 ！
自民党の岸田文雄・前政調会長が出馬の意向を固め、総裁選は複数候補で争われる見通しとなった。菅首相（党総裁）の無投票再選を避けるため、党内では岸田氏への待望論が強まっていた。選挙戦は、首相と２度目の挑戦となる岸田氏を軸に展開しそうだ。
「他派閥で支援してくれる人もいる。首相との違いを打ち出したい」
岸田派（４６人）を率いる岸田氏は２５日、衆院議員会館の事務所で同派幹部と面会し、こう決意を伝えた。
昨秋の総裁選で首相に敗れた岸田氏は、総裁選について「チャンスがあれば挑戦したい」と繰り返してきた。新型コロナウイルス禍で、現職首相に挑めば、「無用な政局を起こしたと批判される」（幹部）との慎重論も派内にくすぶっていた。
ただ、報道各社の世論調査で、菅内閣の支持率は軒並み過去最低を記録した。
２２日の横浜市長選で、首相が全面支援した小此木八郎・前国家公安委員長が敗れると、党内では「衆院選前に首相は代わってほしい」といった声が飛び交った。党青年局からは、複数候補で政策論争を交わす総裁選の実施を求める意見が出た。
◆出馬に意欲：下村議員、高市議員 ！
下村政調会長や高市早苗・前総務相が出馬に意欲を示しているが、推薦人２０人確保のメドはたっていない。こうした状況に加え、岸田派座長で参院議員だった林芳正・元文部科学相が、将来の総裁選出馬を視野に、次期衆院選に山口３区からくら替え出馬することも、岸田氏の判断に影響したようだ。
前回総裁選では、党内７派閥のうち５派閥が首相を支持し、首相が圧勝した。今回も主要派閥は引き続き支援するとみられ、首相が優勢な状況は変わらない。二階幹事長は２４日、他派に先駆け、二階派（４７人）としての再選支持を宣言した。岸田氏の頼みの綱で、最大派閥・細田派（９６人）に影響力を持つ安倍前首相も、再選支持を周囲に明言している。
それでも、岸田派中堅は「派閥幹部が首相支持でも、造反票を期待できる」とそろばんをはじく。「フルスペック」で行われる今回の総裁選は、国会議員票と同数の党員・党友票の行方が、勝敗を左右する。読売新聞社の８月の全国世論調査では、「次の首相に誰がふさわしいか」の問いで、岸田氏は４％にとどまっており、どこまで知名度をアップさせられるかがカギを握りそうだ。
（参考資料）
○岸田文雄・議員のプロフィールとは ？
（ウィキペディアより抜粋・転載）
岸田文雄（きしだ・ふみお、1957年7月29日生まれ。64歳。）は、日本の政治家。
早稲田大学法学部卒業。
自由民主党所属の衆議院議員（9期）、宏池会会長（第8代）、自由民主党広島県連会長[1]。
内閣府特命担当大臣（沖縄及び北方対策、規制改革、国民生活、再チャレンジ、科学技術政策）、外務大臣（第143代・第144代）、防衛大臣（第16代）、自民党国会対策委員長（第52代）、自由民主党政務調査会長（第58代）、自民党たばこ議員連盟副会長などを歴任。血液型AB型。
中小企業庁長官、衆議院議員を務めた岸田文武は父[2]。戦前戦後に衆議院議員を務めた岸田正記は祖父。参議院議員・経済産業大臣を務めた宮澤洋一は従兄弟。愛称は「キッシー」
。
◆経歴：
2013年10月3日、内閣総理大臣安倍晋三らとともに。
2013年4月15日、総理大臣官邸にて。左から外務大臣岸田文雄、内閣官房副長官加藤勝信、内閣官房副長官世耕弘成。
2013年11月20日、駐日アメリカ合衆国大使キャロライン・ケネディとともに。
2014年9月1日、インド首相ナレンドラ・モディとともに
◆出生：
東京都渋谷区出身。本籍地は広島県広島市比治山町（現：南区比治山町）。父・岸田文武は広島県出身の通産官僚。岸田家は広島の一族であるため、一家は毎年夏に広島に文雄を連れて帰省し、文雄は広島原爆の被爆者たちから当時の話を聞いた[3]。岸田一族も多くが被爆し、死に至った者たちもいた[3]。
◆防衛大臣：
2017年7月28日、自衛隊南スーダン派遣での日報の隠蔽疑惑に関する問題の責任を取って稲田朋美が辞任したのに伴い、内閣改造までの一週間に渡って防衛大臣を兼務した[26]。
◆政調会長：
2017年8月の内閣改造では以前から希望していた党三役ポストである自由民主党政務調査会長に就任し、安倍晋三首相を支持して党内を乱さないことで2020年以降の『ポスト安倍晋三』に向けて存在感を示す方針を取った[27][28]。
2018年9月の自民党総裁選挙に向けては、岸田派内では若手を中心に岸田の出馬を求める主戦論が優勢である一方、ベテランなど一部に今回は首相支持に回り3年後に首相からの「禅譲」を狙うべきだとする慎重論があり[29]、最終的に7月24日に岸田が自身の立候補見送りと安倍への支持を表明したが、党内からは「乗り遅れだ」との冷ややかな見方が広がった[30]。
2020年の自民党総裁選には、9月1日に岸田派の臨時総会で出馬を表明した[31][32][33]。結果は内閣官房長官の菅義偉に敗れ、2位に終わり、「今日の戦いが終わった今、新たなスタートだと思っている。総理・総裁を目指して次の歩みを進めていきたい」と述べた[34]。
2020年9月11日、初の著書となる『岸田ビジョン 分断から協調へ』を出版した。当初は15日に出版する予定であったが、14日の総裁選投開票日に間に合わせるために前倒しされた[35]。
総裁選後の2020年9月15日に政調会長を退任した。
2021年3月27日、自由民主党広島県連会長に就任。同会長を務めるのは3回目[1]。
◆人物：
宏池会に所属し、派閥会長を務めた古賀誠との関係が近く、古賀の側近とされた。宏池会の政治家らしく酒豪で知られ[36]、自民党青年局における台湾との交流では、青年局長であった安倍晋三や、小此木八郎、浜田靖一らが揃ってあまり酒を飲まないため、酒に強い台湾の政治家らの歓迎を一手に引き受け、ビールも紹興酒もマオタイも次々に乾杯して文字通り杯を空（乾）にしたという[12]。これは岸田の「酒豪伝説」として知られている[12]。
宏池会の議員古賀篤の話によると、会長の岸田は「人の意見を受け止めるタイプのリーダー」[37]。
酒豪として知られるロシア外相のセルゲイ・ラブロフとの外相会談時には酒量を競い合った。のちにラブロフから豪華な装飾本を贈られたが、表紙を開けると中にはウォッカの瓶が入っていたという[38]。岸田は外相時代、ラブロフに日露両国の歴史上の主張はお互い譲れない一線があるが「未来」に向けた妥協点を探そうと言い続け、次第にラブロフの表情から厳しさが和らいだという[38]。同様に中国外相王毅にも「未来」に向けた妥協点を探そうと言い続けた[38]。ある時、岸田と王毅は2人だけで話し合うことになり、王毅は中国人の前では決して使わない日本語を流暢に使って岸田に語り掛けたという[38]。
「加藤の乱」のように政治生命を賭けた勝負もするが[12]、岸田は理念をはっきり主張しないことによって敵を作らない順応型であるから有力な地位が持てたのだとも指摘されている[21]。メディアから温厚で敵を作らない性格で知られているが、総裁選中に出演した民放番組で司会者に「敵がいない」と人柄をほめられると「実際敵だらけだからこうなってんじゃねえかな」と答えた[39]。政治の世界では人柄が良いというのは誉め言葉ではなく「褒め殺し」であり、岸田などどうでもよく興味がないと解することもできるのである[40]。『デイリー新潮』には「超つまらない男」という記事を書かれたことがある[41]。
一方向に振れることのない岸田のスタンスは、バランスが取れているとも方向がはっきりしないとも言える特徴がある[21]。著書もなくビジョンがない[21]、このように言われていた岸田は2020年9月に初めて著書を出版してビジョンを示し、立て続けに翌月、核廃絶を訴える著書を出版した。
2020年総裁選から「キッシー」の愛称を公認し、SNS等で使うようになった。もとは同期議員の間でのあだ名だったという[42]。
東京都出身だが、父親の影響もあり幼少期から広島東洋カープのファン[43]。セントラル・リーグ初優勝時（1975年10月15日）には後楽園球場まで観戦に行ったとのこと[43]。2016年3月27日にはG7外相サミットのPRのためMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で行われた広島東洋カープ×横浜DeNAベイスターズ戦にて始球式を行った[44]。
もともと口下手だが、父の選挙応援の頃から演説は鍛えられ、街頭演説は得意としている[12]。自民党の政治家が街頭演説に力を入れ始める前から、岸田は街頭演説に熱心であった[12]。選挙と関係なく地元広島の街頭で演説するということを新人の頃から続けているが、外務大臣になる頃には人が集まり過ぎて迷惑となるので控え始めた[45]。しかし自民党に大逆風が吹き荒れた2009年の第45回衆議院議員総選挙では邪険にされ、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島前で演説をしたところ、「自民党のボケが何しにきたんじゃ、ワレッ!」「自民党の議員がファンだなんて縁起が悪いんじゃ」などと罵倒された[45]。この大逆風下では、父の代からの後援者さえも、岸田は支持するが自民党は支持しないと冷たく宣言した[45]。
地元愛のあまり、アフリカ開発会議のために訪日するアフリカ諸国による「アフリカデー」に横浜で開催されるアフリカ連合結成50周年の祝賀会に参加せず地元広島の議員の当選祝いに参加しようとしたところ、森喜朗から「外務大臣なんか辞めちまいなさい」と叱責されて、アフリカ連合結成50周年の祝賀会へ参加した[46]。
2004年4月4日、広島市南区の比治山陸軍墓地にて、岸田が会長を務める広島比治山陸軍墓地奉賛会の主催で合同追悼式が行われた[47]。戦没者の遺族や関係者ら約270人が参列し[47]、岸田は「苦難に立ち向かった人の記憶を語り継がなければならない」とあいさつした[47]。黙祷の後、遺族が祭壇に献花した[47]。
女子サッカーチームアンジュヴィオレ広島創立に関わっている[48][49]。
日本新体操連盟が2003年に社団法人として設立された際に名誉顧問に委嘱されている[50]。
学生時代のクラブは、中学の時は軟式テニス部、高校の時は野球部だった[4]。野球部時代には高橋慶彦と対戦したことがある[51]。守備はショートまたはセカンド、打順は1番または2番で、時々6番だった[5]。三菱製紙上席執行役員・林康司、商工中金社長・関根正裕、東京医科歯科大学准教授・清水則夫らは岸田の開成同期で開成野球部のチームメイト[52]。誰かが失敗したら、みんなでカバーすればいいという宏池会議員としての岸田の信念は、野球のチームプレーから生まれた[53]。
親族のほとんどが東京大学を卒業している中で東大受験に3度失敗し、東大を卒業した従兄・宮澤洋一と比べて自分の資質を疑問に思ったこともあったという[5]。部活が中心だった開成高校での学業の成績は中くらいを確保していたので東大は受かると思い、現役は東大のみを受験、1年目の浪人時も東大のみ、浪人2年目で東大の他に早稲田と慶応を受験して、早慶はどちらも合格したが、東大・官僚コースと思っていた人生は道を外れる[12]。
早稲田大学で岩屋毅と知り合い、在学中は岩屋らと繁華街を飲み歩いていた[5]。酒の席で岸田の聞き上手が発揮された[12]。卒業後、鳩山邦夫秘書となった岩屋から、秘書とは「車の運転」「家庭菜園の収穫」「チョウチョの世話」など何でもするものであると岸田は聞かされた[5]。2007年に内閣府特命担当大臣で初入閣時、「岸田大臣室の心得」として定めた五箇条に、早稲田大学校歌に歌われる「進取の精神」という一箇条がある[12]。第2次安倍内閣の外務大臣を担当していた頃の話では、年一回の早大議員同窓会「国会稲門会」には参加していない[46]。
外見がハンサムであることが注目されている。「政界きってのイケメン」ともいわれ[54]、『週刊女性PRIME』からは外相時代の2017年に「イケメン大臣」として言及された[55]。隣国の韓国からも「スラッとしてハンサム」「知的」「落ち着いた表情がいい」「ダンディーですてき」「洗練されている」など賞賛の声が一部で上がっている[56]。
2015年、第28回日本メガネベストドレッサー賞・政界部門を受賞[注釈 4][57]。
大和田秀樹の漫画『疾風の勇人』のファン。第3次安倍第3次改造内閣を控えた2017年7月、東京都内の日本料理店で首相の安倍晋三に同作を熱っぽく紹介した。ちなみに、同作の中では安倍の祖父・岸信介元首相が主人公・池田勇人元首相の「敵役」として登場しており、後でそれに気づいた岸田は「ちょっとまずかったかなあ」と周囲に漏らしたが、安倍は意に介さなかった[58]。
また、弘兼憲史の漫画『課長島耕作』シリーズのファンでもあり、2021年2月に同作品の主人公である島耕作が新型コロナウイルスに感染し、宿泊施設にて療養する姿が描かれた際は「ぜひ、島耕作さんにおかれましても戦後最大の国難を乗り越えていくその戦いにおいて、しっかりとその一員としてがんばっていただければと思います」とのコメントを発表している[59][60]。
議員宿舎で息子3人とともに生活しており、家庭では風呂洗いや皿洗いを担当している[61][62]。
おとなしい語り口で知られるが普段はべらんめえ口調である[63]。
反核運動家のサーロー節子、タレントの宮澤エマとは遠縁にあたる[64]。
座右の銘は「天衣無縫」[65]、「春風接人」[66]。―以下省略―
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