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「報道特集」の内容とは ？（上）
（kakaku.com：2021年8月21日）
「報道特集」 2021年8月21日（土）放送内容
【レギュラー出演】齋藤慎太郎（立教大学コミュニティ福祉学部卒業）、金平茂紀（東京大学文学部社会学科卒業）、膳場貴子（東京大学医学部健康科学・看護学科卒業）、皆川玲奈（青山学院大学総合文化政策学部卒業）、日下部正樹 （早稲田大学法学部卒業）
【声の出演】 屋良有作 , 小山茉美
【その他】 新堀曜子 , 木村正 , バシール・モハバット , 田代和馬 , 広瀬誠 , 指宿昭一 , 山口慶一郎 , 水野智幸 , 樫田小夜
◆渋谷駅：
東京都のきょうの新規感染者数は、5074人で4日連続で5000人を上回った。都の基準による重症者は270人で6人の死亡が発表された。またこれまでに全国で2万人を超える感染者が発表されている。全国の重症者は1888人となっている。
東京都はきょう酸素投与が必要となった新型コロナ患者を受け入れる酸素ステーションを公開した。
酸素ステーションは酸素投与が必要な自宅療養者に対応し、医師3人・看護師25人ほどの態勢だという。東京都では自宅療養や入院調整中の患者が3万8000人を超えており、受け入れ先の病院が見つからないケースが相次いでいる。
◆荏原病院：
東京都はきょう酸素投与が必要となった新型コロナ患者を受け入れる酸素ステーションを公開した。酸素ステーションは酸素投与が必要な自宅療養者に対応し、医師3人・看護師25人ほどの態勢だという。東京都では自宅療養や入院調整中の患者が3万8000人を超えており、受け入れ先の病院が見つからないケースが相次いでいる。
◆福田病院：
千葉・柏市で新型コロナに感染した妊婦が入院できずに自宅で出産しその後赤ちゃんが死亡した問題。福田病院の医師は「妊娠している患者に対しては重症化リスクがあるため何か症状が出たときにすぐ受け入れができる体制がとられるとこういう事故は減ってくると思う」などと話した。また都道府県を超えた周産期医療の枠組みも必要だと指摘した。
◆旭川医科大学病院：
北海道・旭川市でことし3月に公園で女子中学生の遺体が発見され第三者委員会が背景にいじめの疑いがあるとして調査している。遺族側の関係者によると女子中学生の死体検案書には当時かかっていなかった統合失調症と書かれていたことが分かった。女子中学生が服用していた薬から警察が病名を推測して伝えたものを医師が記載したという。死体検案書はその後訂正された。
◆統合失調症：
北海道・旭川市でことし3月に公園で女子中学生の遺体が発見され第三者委員会が背景にいじめの疑いがあるとして調査している。遺族側の関係者によると女子中学生の死体検案書には当時かかっていなかった統合失調症と書かれていたことが分かった。女子中学生が服用していた薬から警察が病名を推測して伝えたものを医師が記載したという。死体検案書はその後訂正された。
◆ドイチェ・ヴェレ：
タリバンが実権を掌握したアフガニスタンでは大勢の人達が空港に押し寄せている。バイデン大統領は「史上最大で困難な移送の1つだ」と話した。またタリバン樹立しようとしている新政権については「支援を受けられるかは女性や市民をどう扱うか次第だ」と話した。こうした中でドイツの放送局は所属記者の家族がタリバンに射殺されたと報じた。さらに少なくとも所属記者3人の家が襲撃され他のメディアのジャーナリストも誘拐・殺害されたと報じている。
アフガニスタン前駐日大使はタリバンがアフガニスタンを掌握したことについてそのスピードに驚いたという。タリバンは当初の記者会見で敵対勢力について融和姿勢を示し、女性の権利や社会活動についてはイスラム法に則ると答えるに留まっている。前駐日大使は「民主主義を守ってほしいというのが国民の望み」などと話した。
◆エンゼルス：
エンゼルスとインディアンスの試合。大谷選手は41号ホームランはなかったが14試合連続ヒットなど活躍した。結果はインディアンスの勝利となった。一方、パイレーツとカージナルスの試合。筒香選手は今季初ホームランを放った。結果はパイレーツの勝利となった。
◆インディアンス：
エンゼルスとインディアンスの試合。大谷選手は41号ホームランはなかったが14試合連続ヒットなど活躍した。結果はインディアンスの勝利となった。一方、パイレーツとカージナルスの試合。筒香選手は今季初ホームランを放った。結果はパイレーツの勝利となった。
エンゼルスとインディアンスの試合。大谷選手は41号ホームランはなかったが14試合連続ヒットなど活躍した。結果はインディアンスの勝利となった。一方、パイレーツとカージナルスの試合。筒香選手は今季初ホームランを放った。結果はパイレーツの勝利となった。
◆朝鮮中央テレビ：
北朝鮮問題を担当するアメリカとロシアの高官が韓国を訪問し、朝鮮半島の非核化などについて協議を行う。北朝鮮・金正恩総書記の動静が、約3週間ぶりに伝えられた。
◆ひなた在宅クリニック山王：
大田区にあるひなた在宅クリニック山王は、自宅で過ごす高齢者や癌患者などをケアする在宅医療専門のクリニック。院長の男性医師は今月に入ってコロナ患者の診療に追われるようになった。保健所が行う食料支援が滞り、自費で食料を届ける。医師は80代男性を診察。
男性は今月2日に新型コロナの感染が判明。入院先が見つからず自宅療養していた。今月13日に男性の元を訪ねると、男性は呼吸困難に陥っており極度の脱水で舌が乾き薬の副作用で白くなっていた。この時、体内の酸素飽和度は75。重篤な状態だった。
医師の呼びかけには反応する男性。水分を補給させ、酸素投与の装置を着けたまま家を後にした。クリニックに戻ると、男性の入院が決まったという報告を受ける。
若者より高齢者の方が病院に受け入れてもらえるという現状があるという。このクリニックで診る患者は月1人程度だったが、保健所からの要請が殺到し、現状では中等症患者20人程度を診ているという。先週、連絡が来たのは30代男性患者。酸素飽和度は92。
中等症で入院が必要なレベルだが、入院先がないため自宅で診るしかない。5日後、容体が急変。医師は、沖縄から駆けつけていた男性の母親に「今の状態は結構厳しい。本来だったが人工呼吸を考えるような状況」と現実を伝えた。男性は、男性が救急車を呼んでから入院するまで8日を要した。
大田区にあるひなた在宅クリニック山王は、自宅で過ごす高齢者や癌患者などをケアする在宅医療専門のクリニック。酸素が必要な自宅療養者が急増し、酸素濃縮装置が不足するという深刻な問題に直面していた。向かった先は入院が決まった30代男性の自宅。本来は業者が手配や回収を行うが、時間がかかるため医師自らが行った。回収した装置は別の患者の元へ。一方、用意した装置を使わないと判断し、車に戻すことも。医師は「酸素を選別した瞬間だ」と話した。
今週火曜日、会見場の壁を埋め尽くしたのは黒塗りの紙。そこに情報開示を頑なに拒む入管の姿勢が表れていた。ことし3月、名古屋の入管施設で収容中に死亡した女性。女性は日本の子どもに英語を教えたいと4年前に来日したが、ビザが失効したため、去年8月から名古屋の入管施設に収容されていた。しかし、年明けから嘔吐を繰り返すなど体調不良を訴え、3月6日に死亡した。点滴を求めていたが、入院することも仮放免されることもなかった。
何があったのか真相が知りたいと2人の妹が来日したのは、ことし5月。ようやく対面できた姉の姿は、痩せ細り変わり果てていた。来月から3か月が過ぎた今月10日、2人は代理人弁護士の元に向かっていた。この日、女性の死に関する入管庁の最終報告書が公表されるためである。入管庁の中間報告書によれば、女性の体重は7か月間で84.9kgから65.5kg減少していたものの、入管側は一貫して「本人や医師から点滴や入院の求めはなかった」と主張している。最終報告書の中には死因が不明であること、点滴の訴えは複数回あったことなどが記載されていた。
今週火曜日、会見場の壁を埋め尽くしたのは黒塗りの紙。そこに情報開示を頑なに拒む入管の姿勢が表れていた。ことし3月、名古屋の入管施設で収容中に死亡した女性。女性は日本の子どもに英語を教えたいと4年前に来日したが、ビザが失効したため、去年8月から名古屋の入管施設に収容されていた。しかし、年明けから嘔吐を繰り返すなど体調不良を訴え、3月6日に死亡した。点滴を求めていたが、入院することも仮放免されることもなかった。
何があったのか真相が知りたいと2人の妹が来日したのは、ことし5月。ようやく対面できた姉の姿は、痩せ細り変わり果てていた。来月から3か月が過ぎた今月10日、2人は代理人弁護士の元に向かっていた。この日、女性の死に関する入管庁の最終報告書が公表されるためである。入管庁の中間報告書によれば、女性の体重は7か月間で84.9kgから65.5kg減少していたものの、入管側は一貫して「本人や医師から点滴や入院の求めはなかった」と主張している。最終報告書の中には死因が不明であること、点滴の訴えは複数回あったことなどが記載されていた。
◆聖マリアンナ医科大：
最終報告書の中には中間報告書にはなかった重要な事実が。2月15日に行われた尿検査の結果が「再度の尿検査実施 → 基準値超える数値 ケトン体 3＋」と記されていた。人間は栄養を摂取してエネルギー源となるブドウ糖を作る。しかし、栄養を接種できないとブドウ糖は作られずエネルギー源がなくなってしまう。その時、ブドウ糖の代わりとして体内の脂肪を分解して作られるのがケトン体。専門家はケトンが3プラスあるというのは、明らかにブドウ糖が使えない状態。だから、体の緊急事態宣言みたいなものなどと話した。ケトン体が増え続けるとケトアシドーシスという体が酸性状態になる危険な状態に陥るという。専門家は、この2月15日が女性の命を救う重要なターニングポイントだったと指摘した。最終報告書では「追加の検査等がなされることが望ましたかったものの、それが行われなかった原因は、週2回・各2時間勤務の医師しか確保・配置できなかった。名古屋局の医療体制の製薬にあった」とされている。最終報告書が出た2日後、13日間分のうち2時間分だけを開示するということで遺族は法務省へ向かった。代理人の立ち合いが認められず、遺族だけでビデオを見た。2人は絶えきれず最後までビデオを、見れなかったという。2人は日本に住んでいるいとこ夫婦とともに、番組に対してビデオの内容を詳細に証言してくれた。
◆ケトアシドーシス：
最終報告書の中には中間報告書にはなかった重要な事実が。2月15日に行われた尿検査の結果が「再度の尿検査実施 → 基準値超える数値 ケトン体 3＋」と記されていた。人間は栄養を摂取してエネルギー源となるブドウ糖を作る。
しかし、栄養を接種できないとブドウ糖は作られずエネルギー源がなくなってしまう。その時、ブドウ糖の代わりとして体内の脂肪を分解して作られるのがケトン体。専門家はケトンが3プラスあるというのは、明らかにブドウ糖が使えない状態。
だから、体の緊急事態宣言みたいなものなどと話した。ケトン体が増え続けるとケトアシドーシスという体が酸性状態になる危険な状態に陥るという。専門家は、この2月15日が女性の命を救う重要なターニングポイントだったと指摘した。
最終報告書では「追加の検査等がなされることが望ましたかったものの、それが行われなかった原因は、週2回・各2時間勤務の医師しか確保・配置できなかった。名古屋局の医療体制の製薬にあった」とされている。最終報告書が出た2日後、13日間分のうち2時間分だけを開示するということで遺族は法務省へ向かった。
代理人の立ち合いが認められず、遺族だけでビデオを見た。2人は絶えきれず最後までビデオを見れなかったという。2人は日本に住んでいるいとこ夫婦とともに、番組に対してビデオの内容を詳細に証言してくれた。
◆入管庁：
参院議員会館で入管庁の丸山秀治が最終報告書について話し合った。入管側はビデオの開示には応じられないという主張を繰り返した。法政大学法科大学院の教授は、入管側が刑事責任を問われる可能性があることを指摘した。
金平茂紀ら出演者によるスタジオトーク。金平茂紀は「VTR見ててあまりにも入管側の対応の酷さ、人の道を外れているっていうふうに私は思いました」などと話した。
―この続きは次回投稿しますー
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