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五輪金メダリスト・高橋礼華が語る !
東京五輪「正直、開催は難しいのかな」
東京五輪への識者の見解・詳報は ?
(www.nikkan-gendai.com:2021/05/14 09:26)
「死人が出てまでも行われることではない。気が進まない」。
10日、テニスの錦織圭(31)は、東京五輪の開催についてこう言った。
収まる気配のないコロナ禍で、開催を巡る賛否が渦巻き、率直な思いを明かすアスリートも増えてきた。五輪を経験してきた、元トップアスリートは、この状況をどう見るのか。
2016年リオ五輪女子ダブルスで、日本バドミントン史上初の金メダルを獲得した、高橋礼華氏(31)に話を聞いた。
◇ ◇ ◇
――開幕まで約70日になりました。
高橋礼華氏:「正直、開催は難しいのかなと思いますね。もちろん、自分が現役アスリートで、オリンピックを目指している立場であればやってほしいと思います。でもアスリートだけが最優先されるべきものではないと思いますし、飲食店とか医療現場の方がすごく苦労されているのを毎日ニュースで見ると、『自分だけが(競技を)やっていていいのか』。そう思ってしまう選手はたくさんいると思います」
――バドミントンは3月の全英オープン(OP)のときに他国で陽性者が出ましたね。
「コロナ対策のコントロールという側面を見ても、バドミントンという競技に限定していえば難しいかもしれません。全英OPでインドネシアチームと同じ飛行機に乗っていた一般の方から陽性者が出て、インドネシアチームは全員棄権になった。
そういうケースが出てきた場合、それはもうオリンピックじゃなくなってしまう。全員が出られる公平な大会ではないと思う。例えばバレーボールのような団体競技の場合、体育館に2カ国のチームだけという状況にできるし、関わる人も抑えられると思うのですが、バドミントンはひとつの体育館の中に何コートもあって、多くの国の人たちが対戦する。そこが入り交じっちゃうと、コントロールが難しいのかなと思います。
全英OPでインドネシアの選手たちが棄権になったのが夕方だったんですが、午前に試合に出て勝った選手もいて、そのあとに棄権扱いになったので、その選手と対戦した選手はどうなっちゃうのかなと(全英は不戦勝扱い)。実際、五輪でコロナの陽性者が出た場合、こういうケースも出てくるかもしれません。
大会が始まる前に『コロナの陽性者が出た場合、こうなったら棄権になる』とか、まず大会前にガイドラインやルールは絶対に決めた方がいいと思います」
――開催反対の声が大きくなる中、SNS上で競泳の池江璃花子に出場辞退を求めるなど、アスリートへの「攻撃」も目立つようになってきました。
「五輪の賛成・反対については、アスリートに言うべきではないと思います。五輪というのは、アスリートが開催してほしいからやるものでもないし、中止してほしいと言ったら中止できるものでもない。それをアスリートに向けて言うのはちょっと違うかなと思います。池江選手が辞退したから五輪が中止になるのかといったら絶対ならないと思いますし、アスリートではなくてもっと上の人に言うべき」
■声がないのは五輪じゃない !
――無観客での開催案もあります。
「私はコロナで無観客試合を経験する前に引退したので、なんともいえないですけど、『五輪で無観客ほど寂しいものはない』ってオリンピックに出た人たちともよく話しています。五輪でたくさん応援してもらって、家族にも観客席で見てもらいたい。
それが無観客となると寂しいなと思います。オリンピックに声がないっていうのは想像ができないですね。それってもうオリンピックじゃないという気がします。歓声を音声で流す?
それだったらない方がいいかなあ(笑い)。声もそうですけど、『誰かがそこにいる』というだけでも安心することもあると思うので。私の場合、自分たちの選手村から(試合会場の)体育館がすごく近くて、お母さんたちが泊まっているホテルも体育館まですごく近かったので、同じチームのスタッフやお母さんとたまたますれ違うことが多かった。
そこでお母さんに会って『きょうも頑張って』と言われたり、チームスタッフにも『頑張れよ』と声をかけられたことで安心した部分がある。それがないのは不安かもしれません」
■ワクチンは怖い !
――各国でワクチン接種が進む中、国際オリンピック委員会が五輪代表選手に対する無償提供を提案。副反応のリスクから接種を拒否したいという選手も出ています。
「私は副反応が大丈夫なのかと心配になります。現役だったら怖い、私だったら打つべきか迷いますね。医療関係の友人がいるんですが、ワクチンは本来ならできるまでにすごく時間のかかるものだと聞いて、怖いなと。打つとしても、五輪は7月に始まってしまうので、遅くても6月までには打たないといけない。もし打ったとして、それで練習もできるのかなと思ってしまう。
日本はただでさえ(接種が)遅れているから、余計に他に打つべき人がいるんじゃないかと批判の的になるのは分かります。ただ、もうオリンピック自体がどうなるのか予想がつかない。
(自分が現役のときは)これくらいの時期から、『ああ、(五輪まで)あと何カ月だ』となっていたんですけど、今回はその機運がなかなか高まっていない気がします。本当はすごく盛り上がるものだと思うんですけどね……」
◆「バドミントン王国」に成長した理由とは ?
――日本が「バド王国」になった理由は何でしょう。
「先輩たちが頑張ってくれたからだと思う。オグシオ(小椋久美子・潮田玲子ペア=北京五輪5位)さんたちの頃から注目されるようになり、待遇も変わっていきました。私は高校卒業後から現役を辞めるまで代表に入らせてもらっていたのでよくわかります。
トレーナーさんが1人から2人に増え、チーム支給だった日当が(日本バドミントン)協会支給になった。スポンサーもリオ五輪後からすごく増えた。JOC(日本オリンピック委員会)からの支援もある。今のA代表の子たちは恵まれていますね」
――コーチ就任から1カ月。コロナ禍での指導です。
「コロナと五輪直前という理由から、ナショナルトレーニングセンターはA代表しか使えません。ジュニアやB代表は地方で合宿します。5月12日から1週間、富山に行きます。コロナ禍での合宿ですから行動規制も厳しい。外出はコンビニだけ。ホテルも一般の方と同じなので男女で食事の時間帯を分けたり、昼食は弁当をもらって各自が部屋で食べます」
(聞き手・中西悠子/日刊ゲンダイ)
(参考資料)
L452R変異ウイルス拡大と銭ゲバIOCなら、五輪は終りだ !
植草一秀氏ブログ「知られざる真実」
(第2858号:2021年5月10日)
1)ワクチン接種によって、コロナ感染そのものを、抑止する効果は定かでない !
ワクチン接種による発症化を防ぐ効果、重症化を防ぐ効果が期待されているが、ワクチン接種によって、コロナ感染そのものを抑止する効果は定かでない。
IOCが五輪に参加する選手にワクチン接種を行う方針を示した。
しかし、ワクチンを必要としている人はほかに存在する。
重要なことは、正しく優先順位を設定することである。
人の命に関わる問題である。
2)毎日1万3,000人以上の人が、コロナ感染で死亡している !
現時点でも、世界で、毎日1万3,000人以上の人がコロナ感染で死亡している。
インドでは感染が急拡大し、死者も急増している。
とりわけ、基礎疾患を持つ人、高齢者が重篤化しやすいとされてきた。
ワクチン接種の能力がある場合、五輪選手よりも高い優先順位を付与されるべき人々が存在する。日本でも高齢者の接種が進まず、医療従事者への接種すら進んでいない。もちろん、安全性が確認されていないワクチンを忌避する多数の人々が存在することも事実である。
3)新種のワクチンは、安全性が十分に確認されていない !
mRNAワクチンもウイルスベクターワクチンも新種のワクチンである。
安全性が十分に確認されていない。
今回のワクチンにおいては第三相治験が省略されている。
一定の時間をかけて確認しなければならない安全性が確認されていない。
従って、非常に多数の人々がワクチン接種そのものを忌避している。
賢明な姿勢だ。
だが、感染が急激に広がり、重大な生命の危険が迫っている場合には、直面するリスクを低減させるため、そのリスクより低いと考えられるワクチン接種を選択することには合理性がある。
この意味で、ワクチン接種という「医療資源」の配分において、適正な優先順位を設定することが重要になる。
4)五輪参加選手に対する、ワクチン接種を優先する主張は、正当化されない !
五輪開催を強行するため、五輪参加選手に対するワクチン接種を優先する主張は、正当化されない。
IOCのバッハ会長が世界のメディアから批判を浴びるのは当然のこと。
バッハ会長が「コロナがどんな状況であっても必ず五輪をやる」とのスタンスを示す理由は「カネ」である。
五輪を開催すれば、莫大な放映権料が入る。
この「カネ」を得るために、人命無視、人の迷惑をかえりみない、バッハ会長は「銭ゲバ」の正体をむき出しにしたものである。
五輪参加選手のなかにもワクチン忌避の考えを持つ人が存在するだろう。
5)ワクチン接種をしなければ、五輪に出場させないとの脅迫が行われる !
しかし、ワクチン接種をしなければ、五輪に出場させないとの脅迫が行われることになるのだろう。しかし、ワクチン接種をしたからといって、日本における感染拡大リスクは排除されない。
ワクチン接種は発症、重症化リスクを減じると期待されているものの、感染そのものを排除する効果を有するかは不明なのである。
感染者を無症状化させ、この感染者が日本で感染を拡大させる可能性が排除されない。
6)IOCと東京五輪組織委は「バブル方式」採用を唱えている !
IOCと東京五輪組織委は「バブル方式」採用を唱えている。
外国人を厳正な検査を行ったうえで入国させ、一般市民などの外部との接触を遮断して、日本に滞在させたうえで、出国させるというものである。
しかし、この「バブル方式」がすでに破綻している。
5月5日、五輪会場となる東京・海の森水上競技場で開催中のボート・アジア・オセアニア予選で、スリランカのチーム関係者1人が、コロナ陽性と判定された。
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