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菅内閣の問題:山田内閣広報官が辞職 !
総務省接待問題で、菅首相、国会で陳謝 !
山田真貴子内閣広報官のプロフィールとは ?
(www3.nhk.or.jp :2021年3月1日 20時42分)
衛星放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男などから接待を受けていた山田真貴子内閣広報官は先月28日体調不良を理由に入院し、3月1日辞職しました。菅総理大臣は国会で今回の接待問題を改めて陳謝しました。
山田真貴子内閣広報官は総務審議官当時、衛星放送関連会社「東北新社」に勤める菅総理大臣の長男などから1回で1人当たり7万円を超える飲食の接待を受けていました。
先月25日には参考人として国会に出席し「公務員の信用を損なうことになり、深く反省している」と陳謝し事業に関する働きかけはなかったなどと説明したうえで、辞職を否定していました。
また、菅総理大臣も先週「今後とも、頑張ってほしいと思っている」と述べ、続投させる意向を示していました。
しかし、野党側は山田氏の国会での説明は不十分だなどとして内閣広報官を辞職するよう求めていました。
こうした中で、山田氏は28日体調不良で入院して3月1日付けで「職務を続けるのは困難だ」として辞表を提出し、持ち回りの閣議で認められました。
この影響で、午前9時から予定されていた衆議院予算委員会の集中審議は30分遅れて始まり、菅総理大臣は「私の家族が関係して結果として公務員が倫理法に違反する行為をしたことは大変申し訳なく、国民に深くおわび申し上げる。行政に対する国民の信頼を大きく損なう事態になったことは、深く反省しなければならない」と陳謝しました。
山田氏は旧郵政省出身で、第2次安倍政権で女性として初めての総理大臣秘書官を務めました。
総務省を退官したあと、去年9月に内閣広報官に起用され菅総理大臣の記者会見で進行役を務めていました。
◆加藤官房長官:「山田内閣広報官は体調不良で入院」
加藤官房長官は衆議院予算委員会の冒頭で「予算委員会に出席予定だった山田真貴子・内閣広報官はきのう夕方、体調不良によりかかりつけの病院を受診したところ『2週間程度の入院加療を要する』との診断を受け、入院した」と説明しました。
そのうえで「本人から『職務の遂行を続けることが難しい』と入院先から杉田官房副長官に辞意が伝えられ、その夜、杉田副長官から菅総理大臣と私に報告があった。菅総理大臣は『やむをえないこと』と判断した。本日付で退職願が提出され、先ほど持ち回り閣議が終了した。審議にご迷惑をおかけして大変申し訳ない」と陳謝しました。
◆菅首相:衆院予算委で陳謝 !
立憲民主党の枝野代表は衆議院予算委員会で「菅総理大臣が先週の段階で『辞めてください』とお願いすべきだった。『息子のことで申し訳ないが』と言わなければ、山田氏は辞めるに辞められない。遅きに失した」と批判しました。
菅総理大臣は「きのうの夕刻体調不良によって入院し、入院先から杉田官房副長官に辞意を伝え私にその報告があった。そういう状況であればやむをえないと判断した」と述べました。
そのうえで「私の家族が関係して結果として公務員が倫理法に違反する行為をしたことは大変申し訳なく、国民に深くおわび申し上げる。行政に対する国民の信頼を大きく損なう事態になったことは、深く反省しなければならない」と陳謝しました。
◆加藤官房長官:「後任は速やかに選定進めたい」
加藤官房長官は午前の記者会見で「まさに本人の体調ということでの判断だったと思う。引き続き仕事を頑張っていただきたいという思いはあったが、本人の体調と意思ということもあるので、菅総理大臣もやむをえないという判断に至った。後任については、急な話であるが業務に支障がないよう速やかに選定を進めていきたい」と述べました。
そのうえで「朝から対応させてもらったが国会の予算委員会の審議に支障が生じたことは、しっかり受け止めていかなければならない」と述べました。
さらに「山田内閣広報官の辞職はあくまでも本人の健康の事情ということだが、一連の事案については行政に対する国民の疑念を招く形になり、政府として深く反省し、こうした事態が二度と生じないよう対応していかなければならない」と述べました。
また加藤官房長官は午後の記者会見で「山田氏の後任については現在検討が進められているところだ。総理大臣の記者会見の司会は代行の方が行った事例もあるが、業務に支障がないよう速やかに後任の選定を進めていきたい」と述べました。
そのうえで、記者団が後任に求められる資質を尋ねたのに対し「記者会見の司会もあるが、内閣の政策を国民に分かりやすく伝えていくことも大きな役割だ。そういった意味での感性も持ち合わせた方が、よりふさわしいのではないかと思う」と述べました。
自民 二階幹事長「誠に気の毒なことだ」
自民党の二階幹事長は、記者会見で「体調不良によって入院され、職務遂行が難しいとの理由だったが、誠にお気の毒なことだ。まずはしっかりと静養してもらい、1日も早い回復、復活を願いたい。よく本人が考えたうえでの決断であったろうと思うので、それ以上でも、それ以下でもない」と述べました。
◆立憲民主党・枝野代表:「総理は逃げている」
枝野代表は記者団に対し「辞めた理由が病気だということで、それはそうなんだろうと思うが、山田氏の接待問題が明らかになった先週以来、菅総理大臣から政治家としての説明はひと言もなく逃げていると言わざるをえない」と述べました。
また、新型コロナ対応をめぐる総理の国会答弁についても「政治的リーダーシップについて問うたのに予想以上に残念な答えで、できの悪い官僚答弁を朗読していた。こんなことで乗り切れるのか強く危惧せざるをえない」と述べました。
◆立憲民主党・安住国対委員長:「もう少し早く決断をしてもらいたかった」
立憲民主党の安住国会対策委員長は記者団に対し「体調を壊して入院したということだが、内閣広報官として国民に説明する任にはあらずと思っていた。野党側は早期に辞任したほうが、本人のためにも内閣のためにも国民のためにもいいと言っていたので、菅総理大臣がもう少し早く決断をしてもらいたかった」と述べました。
◆共産党・小池書記局長:「辞職で疑惑にふたは、許されない」
共産党の小池書記局長は、記者会見で「あれだけ高額の接待を受け、国民の批判も非常に強かったので辞職は当然だが、擁護した菅総理大臣の責任も極めて重大だ。山田氏の回復を願うが、しかるべき時期には接待のいきさつなどの真相を語ってもらいたい。入院、辞職で疑惑にふたをすることは許されない」と述べました。
◆国民民主党・玉木代表:「菅首相の判断は、遅かった」
国民民主党の玉木代表は、記者団に対し「後手後手で小出しだ。山田氏の問題は、感染症対策や国益にとってマイナスとなっていた。菅総理大臣は『泣いて馬謖(ばしょく)を斬る』ではないが、先週のうちに辞めさせておくべきだった。判断が遅かったと言わざるをえない」と述べました。
野党側「菅首相の責任は重大だ」
山田内閣広報官の辞任の意向を受けて立憲民主党、共産党、国民民主党の国会対策委員長らは国会内で会談し、対応を協議しました。―以下省略―
(参考資料)
○山田真貴子内閣広報官のプロフィールとは ?
(ウィキペディアより抜粋・転載)
山田真貴子(やまだ・まきこ、1960年〈昭和35年〉9月13日[1]生まれ。60歳。 )は、日本の郵政・総務官僚。
内閣総理大臣秘書官、総務省情報通信国際戦略局長、大臣官房長、情報流通行政局長、総務審議官(国際担当)を務めて退官し、現在は内閣広報官を務める。
◆来歴:生い立ち
東京都出身[2]。東京学芸大学附属高等学校(同級生に香山リカ、大隅典子)を経て[3]、1984年3月、早稲田大学法学部卒業[4][1]。
◆郵政官僚として
2013年11月29日、総理大臣官邸にて内閣総理大臣安倍晋三(左)により内閣総理大臣秘書官の辞令を交付される
国家公務員採用上級甲種試験(法律)に合格して1984年4月に郵政省に入省[4][1]。入省同期には、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 (KMD) 教授の中村伊知哉、総務審議官(郵政・通信担当)の谷脇康彦、内閣官房内閣審議官(内閣官房郵政民営化推進室長)の武田博之などがいる。
総務省総合通信基盤局国際部国際政策課長 (2007年)、総務省情報通信国際戦略局国際政策課長 (2008年)、総務省総合通信基盤局総務課長 (2009年) 、総務省大臣官房会計課長(2010年)、総務省情報通信国際戦略局参事官 (2011年) 、経済産業省大臣官房審議官(2013年)を経て、2013年11月31日、女性として初の内閣総理大臣秘書官に就任し[4][5]、安倍政権のもとで広報、女性政策、少子化対策などを担当した[6]。
2015年7月31日、総務省情報通信国際戦略局長[7][8]。2016年6月17日、総務省大臣官房長[9]。2017年7月11日、総務省情報流通行政局長[10]。
2019年7月5日、女性としては初めて総務省次官級ポストの総務審議官(国際担当)に就任[11][12]
2020年7月20日、退官[13][14]。同年9月16日、菅義偉内閣のもとで女性初の内閣広報官に就任[15]。同年10月26日のニュースウオッチ9で有馬嘉男キャスターが菅総理に日本学術会議会員の任命問題について詰め寄った事に対して「総理が怒っている」と電話でNHKの原聖樹政治部長にクレームを入れたと報道された[16][17]。
◆不祥事
菅義偉首相の長男が勤める放送事業会社、東北新社による接待問題で、総務審議官だった山田真貴子・現内閣広報官も首相長男と「飲食単価」が7万4203円だった会食をしていたと2021年2月22日に総務省が調査結果を報告した[18]。総務省は菅長男らに接待を受けた13人のうち11人について、国家公務員倫理規定上の「利害関係者からの接待」に該当するか、その可能性が高いと認定し、懲戒処分などとする方針を固めたが、山田は特別職の国家公務員のため、処分対象からは外れている[19]。菅長男らに接待を受けて20日に事実上更迭された秋本芳徳の後任となった吉田博史総括審議官は、皮肉にも山田の夫だった[20]。
◆略歴[1]
1984年3月:早稲田大学法学部卒業
1984年4月:郵政省入省、通信政策局国際企画課[21]
1987年7月:イギリス留学(ロンドン大学)[21]
1988年6月:郵政省放送行政局業務課国際放送係長[21]
1990年7月:下田郵便局長[21]
1991年6月:郵政省貯金局営業課長課課補佐
1992年7月:郵政省大臣官房文書課課長補佐
1994年7月:郵政省大臣官房国際部国際政策課課長補佐
1997年7月:郵政省大臣官房人事部人材開発課調査官(世界貯蓄銀行協会)
1999年7月:文部省学術国際局学術情報課学術情報基盤整備推進室長
2001年1月:文部科学省研究振興局情報課学術基盤整備室長
2001年7月:総務省総合通信基盤局電気通信事業部料金サービス課電気通信利用環境整備室長
2003年6月:総務省総合通信基盤局総務課調査官
2004年1月:総務省大臣官房付。2004年2月:世田谷区助役。2007年4月:世田谷区副区長
2015年7月31日:総務省情報通信国際戦略局長[8]。女性初の総務省局長である。
2016年6月17日:総務省大臣官房長[9]。全省庁初の女性官房長である。
2017年7月11日:総務省情報流通行政局長[22][10]
2019年7月5日:総務審議官(国際担当)[12]。女性初の総務審議官である。
2020年7月20日:退官[14]
2020年9月16日:内閣広報官。女性初の内閣広報官である[15]。
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