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菅首相の息子の疑惑:「トカゲの尻尾切り」
総務省2幹部更迭 !会食説明一転、
深まる疑惑 !野党の見解・詳報は ?
(news.yahoo.co.jp:2021年2/20(土) 10:52配信)
西日本新聞:総務省の幹部4人が放送関連会社に勤める菅義偉首相の長男から接待を受けていた問題は、会食した同省局長が所管事業に関するやりとりがあったと一転して認めたことで疑惑がさらに深まった。政府は幹部2人の更迭を発表して幕引きを図るが、野党は「首相の長男だから、特別扱いしたのでは」と追及姿勢をさらに強める。批判は与党内からも上がり始めており、政権は新たな難題を抱えた格好だ。
「(衛星放送に関する)発言はあったかもしれない」。総務省の秋本芳徳情報流通行政局長は19日の衆院予算委員会で、衛星放送の話題が会食の場で出たと認めた。長男の会社の子会社は衛星放送事業者で、同省は衛星放送の許認可権を有している。秋本氏はこの日、「(長男らは)利害関係者と認識している」とも答弁した。
秋本氏の説明は連日、二転三転している。17日の衆院予算委では、会食の趣旨を「東北出身者らの懇談」とし「衛星放送が話題に上った記憶はない」と答弁。同日付の「文春オンライン」が「BS」という衛星放送を示す言葉を含む音声を「会食時の記録」として公開すると、18日はこの部分とは別のやりとりのみを「自分の声」とした。立憲民主党などは不自然さを指摘し、審議拒否に打って出ていた。
「うそにうそを固めている」(自民党関係者)「後手後手になることが信頼を落としている」(自民中堅)…。総務省サイドの姿勢に、与党内からも疑問の声が上がる。
武田良太総務相は19日、秋本氏ら接待を受けた幹部2人を更迭する人事を発表した。総務省の上層部は更迭の意図について「正式な処分結果が出る前に先手を打つことで事態の収束を図ろうとした」と強調するが、野党側は「トカゲの尻尾切りだ」(立憲民主党の辻元清美氏)と反発した。
「放送行政はゆがめられていない」との武田氏の答弁も問題視し、「組織ぐるみの隠蔽(いんぺい)だ」と攻勢を強める。首相の身内が関与する問題で、政権にダメージを与える戦略だ。
一連の問題で予算委は日程に遅れが生じている。今国会では新型コロナウイルスに対応する改正特別措置法を優先したため、政府、与党が年度内の成立を目指す2021年度予算案の審議日程に余裕はない。
政府関係者によると、首相は「全て武田氏に任せている」と周囲に語る一方、いら立ちを隠せない様子だという。 (森井徹)
○菅首相の長男の事件:総務省幹部を違法接待 !
【決定的瞬間をスクープ撮影】
(news.yahoo.co.jp:2021年2/3(水) 16:12)
◆菅首相の長男から、違法な接待を繰り返し受けていた !
総務省の幹部らが、同省が許認可にかかわる、衛星放送関連会社に勤める、菅義偉首相の長男から、国家公務員倫理法に抵触する、違法な接待を繰り返し受けていた疑いがあることが、「週刊文春」の取材で分かった。
接待を受けたのは、今夏の総務事務次官就任が確実視されている、谷脇康彦総務審議官、吉田眞人総務審議官(国際担当)、衛星放送等の許認可にかかわる、情報流通行政局の秋本芳徳局長、その部下で、同局官房審議官の湯本博信氏の計4名である。
◆1人4万円を超す、料亭・割烹・寿司屋で接待を受けていた !
昨年の10月から12月にかけて、それぞれが株式会社東北新社の呼びかけに応じ、都内の1人4万円を超す、料亭や割烹、寿司屋で接待を受けていた。
また、手土産やタクシーチケットを受け取っていた。
利害関係者との会食では、割り勘であっても、1人当たりの金額が1万円を超える際に、義務付けられている役所の倫理監督官への届出も、出していなかった。
4回の接待のすべてに同席していたのは、「菅首相の長男」で、東北新社に勤務する菅正剛氏である。「週刊文春」は、接待の様子を取材、違法とされる金券授受の瞬間などを、撮影している。
総務省は、接待の事実関係を認め、その違法性について、確認作業を始めた。
◆菅総務大臣から、長男は、総務大臣秘書官に抜擢されていた !
菅正剛(すが・せいごう)氏は、菅首相が、第1次安倍政権で、総務大臣として初入閣(2006年)した際、総務大臣秘書官に抜擢され、翌2007年まで約9カ月同職を務めた。
2008年に東北新社に入社し、現在はメディア事業部の趣味・エンタメコミュニティ統括部長。また東北新社グループの株式会社囲碁将棋チャンネルの取締役も兼務している。
東北新社は、衛星放送チャンネルの『スターチャンネル』や『囲碁・将棋チャンネル』、『ザ・シネマ』などを持ち、それらのチャンネルは、総務省から認定を受けた上で事業運営されている。
◆西尾隆特任教授の解説 !
公務員倫理に詳しい、国際基督教大学の西尾隆特任教授が解説する。
「公務員が利害関係者と会食し、奢ってもらった場合、国家公務員倫理法に基づく国家公務員倫理規程第3条6が定める禁止行為『供応接待を受けること』にあたり、違法行為に該当します。利害関係者については、同規程第2条で定められており、省庁から許認可を受けている業者であれば、これにあたります」
タクシーチケットや手土産を受け取った場合、同規程第3条1が定める「利害関係者から金銭、物品又は不動産の贈与を受けること」に該当し、同じく違法行為とみなされる。
◆東北新社、総務省の回答 !
東北新社は広報室を通じて書面で回答した。
「(接待については)情報交換を目的として弊社社員が総務省の方と会食することはある。その際には公務員倫理規程に配慮しており、株式会社東北新社は利害関係者に当たらないと認識している」
総務省の認定を受けているのは東北新社ではなく同グループの子会社だとの趣旨と見られるが、そもそも正剛氏は総務省から認定を受けている株式会社囲碁将棋チャンネルの取締役も兼務しており、また他の接待同席者の中にも認定を受けている東北新社の子会社社長らが含まれている。
一方、総務省大臣官房秘書課は、書面で、「(4人は)先方からの求めに応じてご指摘の会食に至った。飲食代、手土産、タクシーチケットについては費用を負担することとするとともに、届出が必要な者については、本日(2月2日)、届出を行った」と回答し、利害関係者との会食に必要な届出を出させたことを認めた。また、接待の違法性について見解を問うと、「事実関係を確認中のため、お答えは差し控えたい。便宜等は一切行っていない」と答えた。
◆コロナ禍の最中に、総務省幹部らは、なぜ接待に応じたのか ?
過去、総務省では、2005年に郵政行政局長が、利害関係者であるNTTコミュニケーションズの幹部からタクシーチケットをもらったとして、国家公務員倫理法違反で処分されている。
こうした事例を知りながら、またコロナ禍のさなかに、総務省幹部らは、なぜ接待に応じたのか。菅首相は、総務大臣を務め、総務省でアメと鞭の人事を行い、人事に強い影響力を持つとされる。
また、東北新社の創業者父子は、過去、菅首相に、「合計500万円の政治献金」を行っているが、その影響はなかったのか。東北新社に勤める、菅首相の長男が行った、総務官僚への違法接待について、菅政権が今後どのような対応をするのか、注目される。
2月4日(木)発売の「週刊文春」では、バンド活動をしていた長男が、どういった経緯で東北新社に入社したのか、同社における長男の”特命”、菅首相と総務省幹部との関係、そして、接待の様子やタクシーチケット授受の瞬間などを、写真記事3ページを含め、合計9ページにわたって詳報する。「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年2月11日号
○【衆院予算委】「総理の息子だけが特別扱いか」
総務省接待問題で今井雅人議員
(cdp-japan.jp:立憲民主党:2021年2月15日)
衆院予算委員会で15日、新型コロナウイル感染症対策等に関する集中審議がおこなわれ、立憲民主党から6番手で今井雅人議員が質問に立ちました。
今井議員は、菅総理長男が総務省から許認可を受ける衛星放送関連会社の取締役であり、総務省職員にとって利害関係者にあたるのではないかとただしました。これに対し、総務省官房長は事実関係を調査中と繰り返し審議がいったん中断しました。審議再開後、官房長は「倫理規定上の利害関係者という疑義があることを否定できない」と認めました。これについて見解を尋ねると、菅総理は「関わっている者が誰であっても、国民から疑念を招くようなことは避けるべきだ。総務省でしっかり対応してほしい」と述べるにとどまりました。
今井議員は、総務省への接待が政府が国民に不要不急の飲食の自粛を要請していた「勝負の3週間」に3回行われていたことを取り上げ、秋本芳徳情報流通行政局長に不要不急でなはない用件とは何だったのかをただしました。秋本局長は会食での内容については調査中との理由で明かしませんでしたが、先方からの声掛けで日程調整して参加し、3人で会食したと説明しました。また、同業他社とも今回のように頻繁に会食するのかを尋ねると、秋本氏は「ない」と答えました。これに対し今井議員は、「首相の息子だけが特別扱いではないか」「自分の立場を利用して、普通は会えないような総務省幹部と何回も会っているのだから、(総理は)もう別人格だとは言えない」「忖度は倫理上問題だ」と批判しました。質疑の中で、秋本局長は昨年12月10日を除き過去3回は、その場で会食費用を現金で支払っていたことがわかりました。
今井議員は国会での真相究明のため、菅総理の長男、谷脇康彦、吉田眞人両総務審議官、山田真貴子内閣広報官の参考人招致を求めました。また、総務省接待問題の調査に加え、鶏卵業者から元農林水産大臣らへの金銭授受に関する調査についても予算の採決前に必ず結果を公表するよう強く求めました。
さらに、参院選広島選挙区の買収事件に係る河井克行元法相の公判で元会計担当者が「原資は自民党本部からの金」と述べている供述調書が明らかになったことについて、「適切な手続きにのっとって交付されたので問題ないと言っていたが、結果的に買収のお金に使われたことになる」と自民党総裁としての責任をただしました。これ対し菅総理は「ご指摘の資金は支部の立ち上げに伴い、党勢拡大のための広報紙を複数回全県に配布することにあてられたと報告を受けている」「使途の詳細は党の内規に照らして、党の公認会計士が監査を行いチェックしてもらう」と述べるにとどまり、責任を認めませんでした。
○菅首相の長男勤務の会社側から「選挙のお見舞い」
衆院予算委 パーティー券は答えず !
(www.jcp.or.jp:共産党:2021年2月18日)
放送事業会社「東北新社」に社員として勤める菅義偉首相の長男が、総務省幹部を接待していた問題をめぐり、菅首相は17日の衆院予算委員会で、同社側から総額500万円の献金を受けていたことを認めました。立憲民主党の後藤祐一議員への答弁。
菅首相は、自身が代表を務める自民党神奈川県第2選挙区支部が、同社創業者の植村伴次郎氏と同社幹部の植村徹氏(いずれも故人)から受け取った献金は「全額で500万円だ」と回答。伴次郎氏から2012年に計150万円、徹氏からは12、14、17各年に100万円ずつ、18年にも50万円の献金を受けたことを明らかにしました。
その上で菅首相は、12、14、17年は総選挙が行われた時期だとして、「選挙のお見舞いだと思う」と述べました。
また後藤議員は、菅首相が開いた政治資金パーティーによる献金の有無についても質問。政治資金規正法では収支報告書に収入の記載義務がない20万円以下のパーティー券も含め、東北新社関連の団体、個人が購入しているかどうか明らかにするよう求めました。菅首相は「法令に基づいて適切に処理している」として、明らかにしませんでした。
後藤議員は、東北新社の子会社「スターチャンネル」や、菅首相の長男も役員を務める「囲碁将棋チャンネル」の衛星放送認定などをめぐり、総務省が許認可権限を行使したと指摘(図)。同省幹部が菅首相に忖度(そんたく)し、放送認定を行ったとすれば、菅首相自身が放送行政をゆがめたとして収賄罪に問われることもありうると述べ、「それぐらい献金を受けている事実は極めて重大だ」と強調しました。
立憲民主党の岡本充功議員は、同省の秋本芳徳情報流通行政局長に、「(長男との接待会食で)東北新社の事業が話題にのぼったことはないと答えているが、間違いないか」と重ねした。
秋本局長は「話題にのぼったことはないと思う」「スターチャンネルの話が出たことも記憶にない」と答えました。
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