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NHK世論調査:菅内閣の支持率は下落 !
ワクチンによる感染収束8割近くが期待 !
菅首相への識者の見解・詳報は ?
(www3.nhk.or.jp:2021年2月9日 4時07分)
NHKの世論調査で、新型コロナウイルスのワクチンによって感染が収束することを期待すると答えた人は、8割近くにのぼりました。
NHKは、今月5日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。
調査の対象となったのは、2146人で、58%にあたる1249人から回答を得ました。
ワクチンによって新型コロナウイルスの感染が収束することをどの程度期待しているか聞いたところ、「大いに期待する」が24%、「ある程度期待する」が54%で、8割近くが期待すると答えました。一方、「あまり期待しない」は15%、「まったく期待しない」は2%でした。
新型コロナウイルスに対応する法律が改正され、飲食店が営業時間の短縮に応じなかったり、感染者が入院を拒んだりした際の罰則が盛り込まれました。この法改正が、感染拡大防止にどの程度効果があると思うか聞いたところ、「大いに効果がある」が8%、「ある程度効果がある」が50%、「あまり効果はない」が32%、「まったく効果はない」が5%でした。
緊急事態宣言が解除されたら「Go□Toトラベル」を再開すべきだと思うか聞いたところ、「ただちに再開すべき」が5%、「感染状況を見ながら再開すべき」が51%、「再開すべきでない」が38%でした。
◆菅内閣の支持率:
内閣支持38%、不支持44%(NHK世論調査)
NHKは、今月5日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。
調査の対象となったのは、2146人で、58%にあたる1249人から回答を得ました。
菅内閣を「支持する」と答えた人は、先月より2ポイント下がって38%、「支持しない」と答えた人は、3ポイント上がって44%で、2か月続けて、不支持が支持を上回りました。
内閣を支持する理由では、「他の内閣より良さそうだから」が39%、「人柄が信頼できるから」が25%、「支持する政党の内閣だから」が20%などとなりました。
逆に支持しない理由では、「実行力がないから」が34%、「政策に期待が持てないから」が33%、「人柄が信頼できないから」が16%などとなりました。
◆各党の支持率:
「自民党」が35.1%、「立憲民主党」が6.8%、「公明党」が3.0%、「日本維新の会」が2.6%、
「共産党」が3.0%、「国民民主党」が0.9%、「社民党」が0.6%、「れいわ新選組」が0.4%、
「NHK受信料を支払わない方法を教える党」が0.2%、
「特に支持している政党はない」が42.3%でした。
(参考資料)
○菅首相:「まずは自分で」と国民に訴えるのに、国会では自分の
言葉少なく「公助」頼み !
(tokuho.tokyo-np.co.jp:2020/11/11 11:15)
(2020年11月11日、東京新聞に掲載)
下を向いてぼそぼそ棒読み。追及にはしどろもどろ。説明は支離滅裂。菅義偉首相の答弁が議論を呼んでいる。「まずは自分で」と人々に自助を訴えているのに、答弁は秘書官や官房長官頼みの「公助」ばかりという指摘も。野党からは批判の声が相次ぎ、識者の評価は合格点から落第点までさまざま。臨時国会は12月5日まで。これでいいのか国会を見て考えよう。(木原育子、大野孝志)
◆菅首相の答弁、視線を手元のメモに落としたまま
首相しか答えられない質問も「全集中の呼吸で逃走」
首相の答弁、「玄人受け」「しゃべらない彼らしい」
首相の答弁する姿、国会中継で「実際に見て」
答弁、視線を手元のメモに落としたまま
「人事のことであり、発言は差し控えたい」
10日午後1時すぎ、衆院本会議場。立憲民主党の中島克仁議員から日本学術会議の任命拒否問題について問われた菅首相が、お決まりのフレーズで返した。
「無責任だろ」「ふざけるな」。議場から怒号が飛び交った。10月26日の所信表明演説の時よりヤジの数も多い印象だ。菅首相は首を曲げ、手元の紙に視線を落としたまま。ヤジが大きくなると、声を封じるかのごとく、マイク音量に頼って声を張った。
菅首相の「答弁能力」が露呈したのは、衆院と参院で2日間ずつ行われた予算委員会だ。事前に用意された答弁を読む予定調和の本会議に比べて、1問1答の丁々発止のやりとりが繰り広げられる。
実際、どうだったか。4日の衆院予算委。立民の辻元清美氏との対決を振り返る。
辻元氏が冒頭、世襲議員の是非を問うと、菅首相は「私は地方から出てきて、何もないところで国会議員の秘書をさせてもらった」。辻元氏は返す刀で、隣にいた麻生太郎財務相に「あなたは息子に地盤を引き継ぐのか」と質問した。急な質問にも麻生氏は「まだ(政界)引退すること考えてないから」とかわした。
◆菅首相しか答えられない質問も「全集中の呼吸で逃走」
そして本題の日本学術会議の問題。辻元氏が「6人が任命されていないことをいつ知ったのか」と聞くと、菅首相は「ちょっとお待ちください。具体的に申し上げます」と述べ、後ろに控える秘書官に目線を送った。秘書官が紙を菅首相に見せようとすると、辻元氏は「関係ないでしょ、あなた」。それでも秘書官は菅首相にへばりついたままだった。
辻元氏は振り返る。「『誰に聞きましたか』『いつ聞きましたか』。私は今回、あえて菅総理にしか答えられないことを質問するようにしたんです」。ところが、その質問にもメモが差し出された。辻元氏は「もはや前代未聞なんじゃないかと思う」とあきれた。
2日の立民の江田憲司氏の質問に、菅首相は人気漫画「鬼滅の刃」の決めゼリフを使って「『全集中の呼吸』で答弁させていただく」と述べた。辻元氏は「官僚の紙ばかり読んでいるのに。『全集中の呼吸』で逃げまくっているだけ」と切り捨てた。 社民党首の福島瑞穂参院議員は、「問いと答えが全く一致していない」とばっさり。「官房長官の時は、『あなたの質問には答えません』『ご指摘には当たりません』と言ってきた。毅然としていたのではなく、あれ以上答弁を展開できない人だったってこと。前首相の安倍晋三氏は時々むきになって自分の考えを言った。菅首相にはその展開力もない」と分析した。
映画のPRイベントに登場した鬼滅の刃のキャラクター。人気にあやかって菅首相も「全集中の呼吸」で答弁したが…=東京都墨田区で
共産党の高橋千鶴子衆院議員も「おうむ返し、官僚答弁、棒読み、心がない。なんで総理になったのでしょう」と首をかしげる。立民の渡辺周衆院議員は「ボキャブラリーが豊富と思えないし、覇気もない。与党からも『大丈夫か』と心配の声が上がっているみたい」と話した。
◆菅首相の答弁:「玄人受け」「しゃべらない彼らしい」
そんな菅首相の答弁を有識者はどう見ているのか。過去の首相と比較しながら、100点満点で点数をつけてもらった。
政治ジャーナリストの藤本順一氏は「大平正芳氏は言っていることが意味不明だと言われたが、知性が雄弁さを抑え、言葉を慎重に選ぶからアーウーとなった。菅首相の場合は、揚げ足を取られたくないという後ろ向きな慎重さを感じる」という。が、点数は80点で意外と高い。
パフォーマンスがない、面白みがないという点で20点減点し、一方で「言葉が少ない、メモしか読まないと言われるが、余計なことを言わないから考え方が分かりやすい」と評価する。例えば、所信表明演説。「政策の羅列でも、それを選挙公約だと思えば『あ、選挙が近いな』と読める。玄人受けするんですよ」と藤本氏は語る。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「まだ始まったばかりだから50点」。野党の強者と一対一の討論となった予算委員会に触れ、「答弁の紙はたくさん用意していたが、変化球が来ると詰まった。あまりしゃべらない彼らしいと言えば彼らしい」と言う。
鈴木氏は「安倍晋三氏はしゃべり過ぎ。竹下登氏は説明は長いけど何を言っているか分からず、言語明瞭・意味不明と言われた。小泉純一郎氏は一時うまいと言われたが、失敗もあった」と振り返る。菅首相については「日本学術会議の任命拒否問題で、官僚の言う通りにしゃべって墓穴を掘った。過保護がマイナスになっている印象。自分の考えを自分の言葉で語った方がいい」とみている。
◆有馬・政治評論家:甘く見て40点 !
政治評論家の有馬晴海氏は「甘く見て40点」と厳しい。「まるでダメではないので『不可』ではないが、自分の言葉で話していない。国民のために働く内閣というなら、野党議員の向こうにいる国民に納得してもらわないと」
菅首相は安倍政権で官房長官を7年8カ月務めた。有馬氏は「思考のない言葉を使ってやり過ごせば時間が過ぎると思う、官房長官時代のクセが抜けていない。官僚のメモに自分の言葉を付け加えて語れば良いのに。独自の見解を発表しないと、答弁や意思表示が物足りない」と語る。
○学術会議・任命拒否の6人の教授:
「条文の拡大解釈」 会見で菅首相を批判
(www.asahi.com:2020/10/23 )
日本学術会議の会員への任命を拒まれた6人の学者が23日、初めて一斉に意見を表明した。「学問の自由の破壊」「科学技術のあり方に政府が介入」。集まった内外のメディアを前に、菅義偉首相の対応を厳しく批判する学者たちの言葉が続いた。
東京・丸の内のビルに入る日本外国特派員協会には内外メディアの約60人が集まった。
午後2時半からの会見には、岡田正則・早稲田大教授と松宮孝明・立命館大教授が会場で、小沢隆一・東京慈恵会医科大教授と芦名定道・京都大教授はオンラインで参加。東京大の宇野重規教授と加藤陽子教授はメッセージを寄せた。
会見の冒頭、憲法学者の小沢氏は日本での学問の自由の成り立ちについて、戦前の軍国主義の中で「科学が政治に従属し、日本もアジア・太平洋戦争へと突入した」と説明。その教訓から日本国憲法で学問の自由が保障されたと話した。
◆もろい「学問の自由」、歴史の反省、軽んじた政治の介入
◆政治的偏向はありえない、東大名誉教授が見た学術会議
岡田氏は行政法学の立場から、学術会議が推薦した105人の名簿を「見ていない」と菅首相が明言したことに触れ、「推薦に基づいて」首相が会員を任命すると定める日本学術会議法違反だと主張。「違憲・違法状態を速やかに解消しなければならない」と訴えた。
宗教学者の芦名氏は、「大学における軍事研究を推進したい」政府に対し、学術会議が2017年、大学での軍事研究に反対する声明を出したことが問題の背景にあると指摘。「科学技術のあり方に政府が介入して、コントロールしようとしている」と批判した。
◆右翼・日本会議国会議員懇談会の役員(右翼政治家)
特別顧問:安倍晋三・麻生太郎
顧問:谷垣禎一・石原慎太郎・亀井静香
相談役:額賀福志郎・石破茂・山東昭子・鴻池 祥肇(こうのいけ・よしただ)
会長:平沼赳夫
会長代行:中曽根弘文
副会長:小池百合子・古屋圭司・下村博文・菅義偉・高市早苗・森英介・松原仁・渡辺周・
新藤義孝・藤井孝男・中山成彬・山崎力・松野頼久・西村真悟・橋本聖子
幹事長:衛藤 晟一(えとう せいいち)。副幹事長:加藤勝信
政策審議会長(山谷えり子)。政策審議副会長(萩生田光一、稲田朋美、磯崎陽輔)
事務局長(鷲尾英一郎)。その他のメンバー(渡辺喜美、浜田靖一、伊吹文明、前原誠司、竹下亘、河村建夫、塩崎恭久、園田博之、山本幸三)
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