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自公強権政治を支えているのが、「秘密警察組織」である !
警察官僚等の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/10/26より抜粋・転載)
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1)〜11 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
12 )大阪市民によって否定されれば、松井市長は、政治家として終了する !
今回の住民投票が大阪市民によって否定されれば、松井市長も「政治家として終了」ということになる。大阪では自民党と維新の会が対立構造にある。
昨年4月の大阪ダブル選で、自民党の二階俊博幹事長は、自民党候補者を全面支援したが惨敗した。次期衆院選でも大阪府では、自民党と維新の会が対決する選挙区を有する。
公明党は維新の会との対決を避けて、都構想賛成に回るという、立ち回りを示している。
13 )後藤謙次氏:都構想が大阪市民の支持を
獲得すれば、維新の会が次の衆院選で勢いづく !
後藤謙次氏は、「都構想が大阪市民の支持を獲得すれば、維新の会が次の衆院選で勢いづくのは間違いないだろう」と指摘する。
自民党は、権力基盤を強固にするために、連立パートナーの強化を視野に入れている。
公明党に加えて維新の会も連立パートナーとすれば、権力基盤は強化される。
14 )玉木雄一郎氏は、自公連立政権への参画を、夢見ている可能性が高い !
立憲民主党への合流を選択しなかった、国民民主党の玉木雄一郎氏も、自民党を軸とする連立政権への参画を、夢見ている可能性が高い。
この意味で、今回の住民投票が持つ意味は大きい。
菅新内閣が発足したが、新政権のイメージは暗い。
人事権濫用による、霞が関支配にとどまらず、学術界に対しても、政府権限を濫用して、不当支配を強めようとしている。
15 )自公強権政治を支えているのが、「秘密警察組織」である !
この自公強権政治を支えているのが、「秘密警察組織=官邸ポリス」になっている。
警察出身の杉田和博官房副長官、北村滋国家安全保障局長、中村格警察庁次長が、秘密警察トリオとして、「秘密警察組織=官邸ポリス」を牛耳っている。
人事権濫用、メディア支配、官邸ポリスを特徴とする、菅内閣に、明るいイメージは湧き上がるわけがない。
パンケーキを強調しても、そのパンケーキに、毒が盛られている恐怖感がつきまとう。
10 月25 日に実施された、富山県知事選では、総務省=旧自治省出身の現職知事が対立候補に敗北した。昨年9月の福井県知事選でも、旧自治省出身の現職知事が、敗北した。
16 )住民投票で、大阪市民が適切な判断を示すことが、極めて重要だ !
自治官僚による地方支配、他薦知事による、地域の閉塞感が強まっている。
日本政治の潮流変化胎動が、全国各地から響き始めている。
2020 年度の58 兆円に及ぶ、巨大補正予算も、利権支出満載である。
万博もカジノも利権そのものである。
利権を離れた住民本位の、「クリーンな政治」が、求められている。
大阪都構想=大阪市廃止の是非を問う、住民投票で、大阪市民が適切な判断を示すことが、極めて重要である。
(参考資料)
○背筋も凍る「警察官僚」600人の正体 !
──安倍政権を護る「権力と情報の盾」
(news.kodansha.co.jp:2018年6月19日 より抜粋・転載)
朝香裕:『特権キャリア警察官 日本を支配する600人の野望』
(著:時任 兼作)
◆警察官僚は、安倍政権の「最重要官庁」となっている !
次々にスキャンダルが噴出しながら、安倍政権の支持率は、なぜか急落しない。倒れそうで倒れない。それを支えているのは誰か──。本書『特権キャリア警察官』は、警察庁のわずか600名のキャリア官僚=警察官僚が、その情報力と実行部隊によって、安倍政権の「最重要官庁」となっている実態を明かす。
著者の時任氏は、あるとき、旧知の警視庁捜査二課刑事からNHK会長M氏についての情報提供を求められた。時任氏は警察取材歴が長く、この刑事と定期的に情報交換する関係を築いていたが、二課の刑事がなぜそんな情報収集をしているのか、不審に思ったという。
時任氏が尋ねると、刑事は、さる警察庁大幹部の名前を挙げた。
「偉い筋からの特命ですから。これはやりますよ」
警察庁幹部からの「特命」だと明かしたのだ。
その後、M氏についての情報を求めていたのは、実は官邸中枢だったと判明した。当時、M氏は問題発言を繰り返し、安倍政権の足を引っ張っていた。その首をすげ替えるため、警視庁を動かしてM氏に関するネガティブ情報を集めていたのだ、と時任氏は書く。
◆警察の情報が、権力に直結している !
警察の情報が、権力に直結しているのである。
警察が集めている情報はそれだけではない。時任氏によると、政権批判で有名な女性新聞記者のプライベートや、週刊文春、週刊新潮記者の情報源まで収集しているという。こうした情報がいったいどのように「利用」されているのか定かではないが、文部科学省の前次官のインタビューが週刊文春に掲載される直前、前次官が新宿の出会い系バーに通っていたと暴露されたことは記憶に新しい。
◆30 万人に及ぶ警察組織を握る警察官僚・600人 !
集められた膨大な情報のうち、明るみに出るのはごく一部だが、監視された当人にとっては、恐怖以外の何物でもないだろう。こんなことができるのは、全国47都道府県、30万人に及ぶ警察組織を握る警察官僚だけだ。
その総数は、わずか600人。毎年国家公務員総合職の難関を突破した東大、京大などのトップエリートが採用され、いまや財務省、経産省などをしのぐ人気官庁という。
◆入庁すると、ほぼ全員が、いずれかの 都道府県警のトップに就任 !
入庁すると、ほぼ全員がいずれかの都道府県警のトップ=本部長に就任し、数千人、ときには4万6000人(警視庁)に号令する立場となる。映画「踊る大捜査線」で柳葉敏郎が演じた室井慎次もそのひとりだが、特権を握るキャリア警察官は捜査一課や二課で刑事として働く実務はほとんど経験しない。
ただ「指示・命令」する存在として採用され、組織のなかで出世を重ねていく。その過程で、政治との結びつきを強め、情報力を背景に影響力を強めていく。
◆杉田内閣官房副長官・北村内閣情報官は、警察官僚 !
現在、霞が関の高級官僚の頂点と言われる、「内閣官房副長官」の座にある、杉田和博氏も警察官僚。安倍総理にもっとも数多く会っている男と言われる、北村滋内閣情報官も然りだ。いまや警察官僚の動向は、官界のみならず有力政治家の注目の的でもある。
しかしこれまで、その実態は謎につつまれてきた。
時任氏は、警察取材を中心に25年以上の取材歴を持つベテランジャーナリストで、警察組織の内部に知人も多い。その時任氏が、あまりに肥大化し、強大な権力を握った「特権警察官」=警察官僚の実情をまとめたのが本書だ。
「日本を支配する600人」は、こんな面々だった。読むと背筋が寒くなる。
○「失敗から学ぶ」「失敗学」で「官僚」の「無謬神話」をつぶせ !
国の巨額債務は多すぎる官僚の 高給と天下りが原因 !
(logs.yahoo.co.jp:2006/9/14より抜粋・転載)
1)「部分最適・局所最適」は「全体最悪」を招く !
素晴らしいコラムを読んだ。9月7日の日経夕刊<明日への話題>。筆者はアドバンテスト相談役の大浦溥さん。タイトルは「失敗学」―――。ー中略ー畑村洋太郎先生の『失敗学』との付き合いが始まり、先生には会社の研究開発拠点の一つ群馬R&Dセンタで講義をして頂いた」と始まる。
「豊富な事例をもとに『失敗には許される失敗とそうでない失敗がある』『<局所最適>は<全体最悪>を招く』『一つの失敗の陰に29の<中失敗>があり、その裏には3百件のヒヤリハットする<小失敗>がある』など、聞く人の心を離さない貴重なお話をお聞きした」と続く―――。やはり素晴らしい。
2)タテワリ、横並びの官僚組織、「省益」「局益」「課益」への固執 !
ここまでに<ヒヤリハット>ならぬ<ヒカリパット>するダイヤモンドのような<金言>がある。<ダイヤ>のような<金>です。<部分最適>は<全体最悪>―――。みなさんは何を<連想>しますか。<想像力>の問題。<創造力>はこれで決まる。
この連想が<ヒヤリハット>を<ピカリパット>にする。火山が<連想>したのは<霞ヶ関>です。<タテ>ワリで、しかも<横>並び―――。その結果、何が起こっているか。各省庁がそれぞれの<権益>を主張、絶対に自分のところの<省益><局益><課益>を譲らない。
結果として予算カットやリストラが全然進まない。そのくせお役人のみなさん、例の<無謬神話>です。我々は絶対正しい。絶対<誤り>を犯さない。
つまり<部分最適>―――。
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