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「大阪都」構想に、公明党が賛成に回り、大阪府自民党が反対している !
維新の会の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/10/26より抜粋・転載)
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1)大阪都構想の是非を問う住民投票が、大阪市で実行される !
大阪都構想の是非を問う住民投票が、11月1日に実施される。
大阪が東京に肩を並べて、「都」に変わることの是非を問う、住民投票なのかと思う向きもある。
しかし、投票の対象者は、大阪府民ではなく、大阪市民である。
今回の構想の正式名称は、「特別区設置協定書」で、大阪市民が判断するのは、「大阪市を廃止し、四つの特別区を設置する」ことの是非である。
2)大阪府の名称を「大阪都」にするには、
地方自治法等の改定や特別法の制定が必要だ !
大阪府の名称を「大阪都」にするには、地方自治法や大都市地域特別区設置法の改定や特別法の制定を必要とする。
今回の住民投票によって大阪府が直ちに大阪都になるわけではない。
大阪市民が、「大阪市を廃止し、四つの特別区を設置すること」の是非を判断するのが、今回の住民投票の意味である。
すでに大阪市は、5年前に住民投票を実施している。
3)5年前、大阪市民は、大阪市を廃止して特別区にする事に反対した !
大阪市民は、大阪市を廃止して特別区にする事に反対の意思を表明した。
当時の大阪市長は、住民投票に敗れて、政治家をやめた。
その住民投票がいま蒸し返されている。
巨額の費用を投じて住民投票を再度実施する意味があるのかを考える必要がある。
多くの大阪市民が、なぜ大阪市を廃止する必要があるのか、を理解できない。
何のために、仕組みを変えなければならないのかが、よく分からないのである。
4)「大阪都」構想に、公明党が賛成に回り、大阪府自民党が反対している !
前回住民投票では、公明党が反対したが、今回は、公明党が賛成に回り、大阪府自民党が反対している。
次の衆院総選挙を間近に控えて、大阪維新と選挙協力しなければならない公明党が賛成に回ったと見られている。
そうだとすれば大阪市廃止案が政争の具にされていることになる。
5)「大阪都構想」について、長周新聞が分かりやすい解説記事を、掲載している !
多くの人が理解しにくい、大阪市廃止案だが、長周新聞が分かりやすい解説記事を、掲載している。市民の自治権奪う「大阪都構想」、大阪市の廃止狙う維新、背後で蠢く外資や財界:
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/18615:
この記事を読むと、今回の大阪市廃止の狙いが浮き彫りになる。
大阪市を廃止して大阪府に組み入れる構想は決して新しいものではない。
住民投票のテーマが、「自律性の高い大阪市を解体して大阪府に統合させること」である「本質」を洞察して判断する必要がある。
6)大阪府が、大阪市を吸収し、「司令塔を知事に一本化する」事が、目的だ !
長周新聞は「大阪都構想」について次のように指摘する。
「大阪都構想」の最大の眼目は、「府・市の対立関係の解消」といいながら、大阪府が大阪市を吸収し、「司令塔を知事に一本化する」ことにある。
橋下府知事(当時)自身、都構想の目的について「大阪市が持っている権限、力、お金をむしりとる」(2011年)とのべている。政令指定都市である大阪市から府にもの申す権限を奪い取ってしまうのだから二重行政(府市対立)はなくなるというロジックである。―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
○「日本維新の会」が、強める政権接近 ! 大阪万博誘致など狙い !
(news.goo.ne.jp :2016年11月17日 21:52より抜粋・転載)
毎日新聞:維新の会:強める安倍政権接近 !
大阪万博誘致など狙い !
◆日本維新の会の安倍政権への接近ぶり !
隠れ自民党の育成は、米・官・業が支配する日本を固定化する事が狙いだ !
自公・隠れ自民・官僚・NHKマスコミ等にはペテン師・売国奴・金権腐敗が多い !
国民は、賢明にならないと騙されて無謀な戦争に巻き込まれた
戦前のように生涯騙される !
日本維新の会の政権寄りの姿勢が目立っている。今臨時国会では2016年度第2次補正予算案に賛成したのに続き、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)承認案の衆院採決にも賛成した。
2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致など、維新の党の政策を実現するため、政権に接近することが得策とみているためだ。
もともと維新は、政権に対して「是々非々」を掲げ、民進、共産、自由、社民の野党4党共闘を、「反対一辺倒の旧来型野党」と批判してきた。
今国会では、さらに政権との距離を詰めている。馬場伸幸幹事長らは、自民党の二階俊博幹事長と繰り返し会談した。
11月17日も、片山虎之助共同代表や馬場氏らが、菅義偉官房長官と首相官邸で会談し、沖縄振興関連の税制改正を要望した。
補正予算やTPPでの対応だけではなく、山本有二農相の相次ぐ失言で、与野党が対立し、民進党などが国会を欠席した際にも、維新は、出席して審議に応じた。
与党側にとっては「与党だけで強行」という形を、避けることができた意味は大きい。
☆日本維新の会が、こうした対応をとるのは、万博誘致や国内でのカジノ解禁などの党の政策を実現する狙いからだ。
万博誘致は、党代表の松井一郎大阪府知事肝煎りで、実現は、知事としての実績作りにもつながる。カジノ解禁を巡っても、大阪は候補地に名乗りをあげている。
安倍晋三首相も、11月15日の閣議で、大阪万博誘致に協力するよう関係閣僚に指示するなど、維新の秋波に応えている。
ただ、政権への接近が度を超すと、党の存在が、埋没するというジレンマもある。
☆次期衆院選に向け、共闘態勢を築く民進など野党4党からは、批判の標的となっており、共産党の志位和夫委員長は「安倍政権の補完勢力」と皮肉る。
一方、小池百合子東京都知事の政治塾「希望の塾」の、講師を務めることを検討していた、維新の法律政策顧問の橋下徹前大阪市長は、11月17日、自らのツイッターで、「(講師問題から)距離を置く」と表明した。講師料などをめぐり、混乱があったことを理由としている。
橋下氏は、小池氏側に講師を引き受けないとする考えを伝えた。
橋下氏が、小池氏との連携を模索するのは、東京と大阪が手を結ぶことで「改革派」としての独自性をアピールしたいためだ。
ただ、もともと松井氏は、橋下氏の動きを容認しても、小池氏との連携には積極的ではなかった。橋下氏の講師辞退で、維新は、いよいよ「政権頼み」を強めそうだ。
【高山祐、青木純】
補足説明:安保法案に賛成した、また、安倍内閣不信任案に反対した、
日本維新の会(元・おおさか維新)・新党改革・日本のこころを大切にする党(元・次世代の党)・日本を元気にする会は、看板だけの野党で、
正体は、隠れ自民党で〜す !国民騙し上手は、安倍首相並みです。
故に、党首討論・国会等で、自民党批判はせず、野党共闘批判等
をして、安倍首相を助けています。
○擦り寄り・3 野党の正体は ?
隠れ自民党の育成は、米・官・業が 支配する日本を固定化する事が狙いだ !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/10/26より抜粋・転載)
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◆隠れ自民党の育成は、米・官・業が
支配する日本を固定化する事が狙いだ !
「偽装CHANGE勢力」は、官僚支配の構造の一部にメスを入れる気配を漂わせるものの、米国による支配、大資本による支配の構造を変えないというものであり、本当の意味の日本刷新を阻止するための存在であると理解できるのだ。
しかし、2009年に政権交代が実現してしまった。悪徳ピラミッド勢力の狙いは、実現しなかった。
そして、「みんな」自身が失速していった。
そのなかで、人為的に創作された存在が「橋下維新」だった。
◆対米隷属・第二自民勢力創作が、「橋下維新」だった !
「日本維新の会」が設立されたのは、2012年の9月だ。
総選挙に向けてこの新勢力が創作された。
しかし、当時の国会議員数は、13名に過ぎなかった。
そして、ここに太陽の党が合流して、2012年の総選挙への体制が整備された。
◆悪徳ペンタゴン・NHKは、「橋下維新」
を連日連夜、放送電波で大宣伝した !
この「橋下維新」を連日連夜、放送電波で大宣伝したのが、NHKである。
当時の真実の第三極は「国民の生活が第一」であった。
民主が与党として存在し、野党として、自民党が存在した。
主権者を裏切った民主から離脱した、正統派民主党が、国民の生活が第一であった。
「国民の生活が第一」が躍進すれば、もう一度、日本政治刷新に突き進むことは間違いなかった。
◆生活の党を、「せん滅」することを重視し、
偽装の、第三極・橋下維新を創作した !
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