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菅義偉首相が、「国民のために働く内閣」とあえて発言する事は、不自然だ !
菅義偉氏の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/09/29より抜粋・転載)
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1)〜12 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
13 )総裁続投後に総選挙に勝利できれば、
追加的に3 年間、首相になる可能性大だ !
自民党総裁任期は、3年に延長されたから、総裁続投後に総選挙に勝利できれば、追加的に3年間、首相の座にとどまることも不可能でなくなる。
このようなシミュレーションを、菅義偉氏がしておかしくない。
ただし、このオプションを選択するためには、前提条件が必要である。
前提条件は、1年間、菅義偉氏が失政を演じないことである。
14 )失政の原因になりえるのは、コロナ・五輪・経済である !
失政の原因になりえるのは、1.コロナ、2.五輪、3.経済。
この3分野で失政を演じれば、すべては水泡に帰す。
自民党が総選挙で大敗し、野党に転落する事態すら考えられる。
この場合には、結果的に2020年中に総選挙を実施しておくべきだったということになる。
文字通り、麻生内閣の轍を踏むことになるわけである。
15 )総選挙を先送りするための条件は、
コロナ・五輪・経済で失政しない事だ !
2021年秋まで総選挙を先送りするための条件は、
1.コロナで失敗しないこと、2.五輪で失敗しないこと、3.経済をさらに悪化させないこと
の三つである。この「三要件」を満たすことができるか。
「三要件」を満たすことができる展望を、持つことができるかがカギになる。
菅義偉内閣は、GoToトラブル事業の全開体制に移行する。
同時に、五輪開催に向けて、外国人の入国規制緩和に踏み切る構えを示している。
16 )菅内閣は、明確な「コロナ軽視路線」に舵を切ったように見える !
菅義偉内閣は、明確な「コロナ軽視路線」に舵を切ったように見える。
この判断が吉と出るか、凶と出るか。現時点で確証を得ることはできない。
しかし、極めて大きなリスクをはらむ選択であることは間違いない。
このような思考回路が持たれてなら、菅氏の頭のなかに「国民の利益優先」が置かれてはいないということになる。
「自分の利益優先」でなければこの選択はない。
17 )国民は、「コロナリスクの軽減」と「経済活動発展」を求めている !
国民が求めるのは「コロナリスクの軽減」と「経済活動発展」の両立である。
現時点で積極的にリスクを取りに行くことは、菅義偉氏の利益になっても国民の利益にならない。
国民はリスクを軽減しつつ、慎重に経済活動の拡大させることを求めている。
巨大なリスクを抱えて五輪を強行することに賛同する国民はすでに激減している。
18 )菅義偉首相が、「国民のために働く
内閣」とあえて発言する事は、不自然だ !
菅義偉氏が「国民のために働く内閣」とあえて発言する事に不自然さがある。
刑事コロンボに登場する犯人は、必ず「私は犯人ではない」と明言する。
こんなことを言うから怪しまれる。
菅義偉氏の「国民のために働く内閣」は「国民のために働かない内閣」の一文字をも
じってみただけのブラックジョークなのだろう。
(参考資料)
【自民党総裁選】第二の故郷・ 横浜を平気で裏切る「ミスター叩き上げ」
菅義偉官房長官の正体
(www.data-max.co.jp:2020年09月13日 13:21)
■大恩人を平気で裏切る冷酷非情
9月2日に出馬表明会見した菅義偉官房長官
主要派閥の支持を取り付けて、一気に自民党総裁選大本命となった菅義偉官房長官(神奈川2区=横浜市西区・南区・江南区)が、都合の悪い質問に答えない一方で、地方出身「苦労人」の経歴を積極発信している。
2日の出馬表明会見でも安倍政権継承を訴えた後、故郷・秋田から上京、横浜で代議士秘書を経て市議から国会議員へと上り詰めたことを振り返った。これに、御用メディアが飛びついて「苦労人」の政治遍歴を物語る映像を垂れ流し、「ミスター叩き上げ」という呼び名をつけて同調。
共に世襲議員である岸田文雄・政調会長と石破茂・元地方創生大臣との違いをアピールする広報宣伝役を買って出たのだ。
小池百合子知事と同等以上のメディアコントロール術(世論操作)に感心しつつ、2日の出馬会見で菅氏に声をかけた。司会者の坂井学衆院議員が終了を告げた直後に、「菅さん、横浜をカジノ業者に売り渡すのか。(安倍政権の)米国べったりの政治を引き継ぐのか。米国腰巾着政治と言われますよ。(大恩人の)藤木(幸夫)会長を裏切るのですか」という声掛け質問をしたのだ。
しかし菅氏は無言のまま。他の記者も声をあげて会見場が騒然となったのを受けて司会者は会見継続を宣言。しかし、追加の質問者として指されなかったので、2度目の会見終了と言った後、「横浜にカジノ持ってきていいのか。(第二の)故郷を裏切るのではないか」と再び声掛け質問をしたが、それでも菅氏は一言も発することなく、会見場から立ち去っていった。
■メディア選別路線は、「犬猿の仲」の小池都知事と同様
第二の故郷・横浜がカジノ業者の賭博場となることに大恩人が猛反対しても、“米国腰巾着政治”の安倍首相に付き従うことで総理ポストをほぼ手にした菅氏。世話になった恩人や地域を平気で切り捨てながら、権力の階段を登り詰めていく冷徹非情ぶりは、小池百合子知事と重なり合う。「犬猿の仲」と言われる二人だが、似た者同士のいがみ合いといえるかも知れないのだ。
記者を選別して都合の悪い質問には答えない「記者排除」の姿勢も、両者共通。菅氏も小池知事と同様、声掛け質問にまったく答えようとしないのだ。それと対照的なのが、岸田文雄政調会長。9月1日の出馬表明会見で指されなかったので、終了直後に声掛け質問をすると、菅氏と違って岸田氏は答えてくれた。
■「下僕の宰相・菅義偉」の化けの皮を剥ぐ
安倍政権が進めてきた政策であっても石破氏は、カジノの実現可能性やリニアの地方活性化効果に対して疑問呈示をしたのだ。岸田氏よりも踏み込んだ発言と捉えたのは言うまでもないが、こうして総裁選三候補にカジノに関する質問(会見終了後の声掛けを含む)を投げかけることで、三者の特徴を実感することができた。
・不都合な質問に答えない菅氏
・誠実ではあるが、切れ味不足の岸田氏
・真摯でアベ政治に斬り込む石破氏
〈党員投票なし・主要派閥の支持獲得・苦労人演出のメディアコントロール術〉で菅氏の圧倒的優位は揺るがないものの、一皮剥くと、大恩人の藤木氏を裏切り、第二の故郷・横浜をカジノ業者に売り渡そうとする冷徹非情な処世術が露わになってくる。「ミスター叩き上げ」と呼ぶよりも「下僕の宰相・菅義偉」という異名がぴったりではないか。
菅氏が仕えてきた安倍政権は米国の要請に沿ってカジノ関連法案を成立させ、横浜などへのカジノ誘致を進めようとしてきた。そんな「米国益第一・日本国民二の次」の“米国腰巾着政治”の安倍首相を陰に日向に支えてきたことが、菅氏を総理へと押し上げた原動力のように見える。
数々の権力者に媚びへつらいながら出世してきた小池知事と、最高権力者に黙々と仕えてきた菅氏とはタイプこそ違うものの、共通点がいくつもある。笑顔を浮かべても目は笑わないこと、メデイアコントロールの達人であること、そして世話になった人たちを裏切ってでも権力の階段をひたすら登り詰めていくことだ。
嘘で塗り固めた「女帝 小池百合子」と同様、表の顔と素顔とのギャップが大きい「下僕の宰相・菅義偉」もまた、化けの皮を剥いでいく必要がある。
【ジャーナリスト/横田 一】
*悪徳ペンタゴン(悪徳五角形):
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。大多数の検察・裁判官も安倍政権の家来である。
2016・17年、報道の自由度は、日本は、世界72位に転落した。
独裁志向・安倍政権下、隠蔽・権力迎合の捏造・画一偏向報道の
NHK等日本マスコミの腐敗堕落は、ひどい。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」・巨大資本なのだ。
(植草一秀氏の説)
*日本操り対策班:
自民党政権・自公政権を裏から支配する、ジャパンハンドラーズ(日本操り対策班)として有名なのは ?
リチャード・アーミテージ、カート・キャンベル、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイ、ジェラルド・カーティス、フレッド・バーグステン、ロバート・フェルドマン、ケント・カルダー、エドワード・リンカーン、バーグステン、グレン・ハバード、ローレンス・リンゼー、カート・キャンベル、ウィリアム・マーティン等。
(副島隆彦氏の説)
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