今回の東北大震災後,ある時期から＜想定外＞という言葉が使われ始め、それが、マスゴミで頻繁に現れた、この言葉が主流となった。今回の地震の大きさ、津波の高さによる被害には大きなものがあることは否定できない。しかし、其処に起きたものすべて、実は想定外であり、福島原発で起きた事は想定外であるのだというには異論がある。

現在、福島第一原子力発電所で起きていることは、今回の地震と津波が想定外の地震の大きさと波の大きさであり、之によって、屋外のデイーゼル発電機が流れてしまい。突発的な事象による外部電源が途絶えた場合の自家発電装置による電源供給が出来なくなり。結果、電源が失われ冷却が出来なくなってしまったという、小学生、若しくは中学生が計画したものが、彼らの想定外の何かが起きて、大変になったと言い訳をしているような、とんでもない口実によって責任逃れをしようとしている。

この東電や保安員会の言い草こそ。我々にとっては全くの想定外の言であるといえよう。東電自身が今回の原発危機では地震と津波のせいで被害者であるように振る舞い続けているのだ。
通常、非常時における自家発電装置は、いかなる事態があっても漏れるような事が無いような、場所やそして、其処に防御対策をしておく事が事業者として最低の行為である。屋上に配置しておくとか，波にさらされないように高い所に置くとか、二重、三重の対策をしておかなければならない。

原子力発電所では外部電力が途絶え、さらに自家発電装置が使用できなくなり、それによって冷却装置が停止してしまうことが、原子炉発電所の死を意味する最も大切なものであること我々にも素人に最近のいろいろな情報でわかった。そこで考えることは、何故、そのようなものを津波が来たときにさらわれる可能性のある海岸側、それも低い所においていたのか理解できない。つまり、電力を作る場所に電力の供給が無くなれば終わりという、一件ジョークのようだが、でも、それが命線といえば二重の外部電力引込み線。2重、3重の自家発電装置と幾重にも緊急の配線が容易にできるよう整えられていなければならないはず。原子力発電所は主に海岸線に立てられてるわけだから、インドネシアにおける大津波の教訓から、あのような大きな津波で、それが失われれば大変な危機になることは素人でも判ることである。

事故後、東電経営者が取った判断として、原子力発電賠償法を念頭におき、全社どう対処するか話し合われ事故は想定外の地震と津波から起こったものとして統一的に行動するよう勅令が出せれたのでは無いかと思われる、言動、緊迫性の無い会見、被害者であるかのような態度。之はこれから来ているのかhttp://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/402.html

そんな子供だましのような愚作から騙されるような、私たちではない。

今、原発に関わった物として責任を取るべく、自らの命と引き換えに現場に入っている人々こそ勇気ある人々であり、本当の意味で人間である。もちろん、東電やそれに関わる側に居る方で、今すぐにも其処に飛んでいって身を賭したい方も仲には居られると思うが・・

さて、今回のマグニチュードは確かに8,9-9.0のどちらかであろう。しかし、震度は最大で７．で当該地の福島は？というと、
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_jishin-miyagi20110311j-04-w380
そう、震度5、体感震度は6くらい合ったのかも知れないが、震度5である。これをして、政府、保安員、東電は当該地の震度・地震の規模を想定外と言う・・余りにもこっけい。

津波の高さも当該地では10m以上とは聞いていない？建屋の海岸線からの高さは8mあると聞いている。つまり、その海岸からの高さ以外に特別な津波対策はしていないのである。特に近年、日本近海において大きな地震が起きると盛んに国内外から警鐘を出されていた時でもある。津波対策をしていなかっただけであり。想定外という言葉を東電は絶対に使うことは出来ない。もし使うならば、経営判断の誤りといってもらいたい。余りにも民衆を愚弄。

全体において、今回の津波の被害は甚大なものであったことは否めない。しかし、自分の所に来る最大の波の高さをチャンと想定していた所が実はあった・・http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/803.html
原発を運営する側としては最大に、若しくはこれでもかという配慮をしてこそ、何かあったときに（既に起きた）起きる甚大な人的被害を食い止める原発を運営する側全員の責任である。
　

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