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  座間9人殺害事件:「骨と思われていたのは乾燥した内臓だった」
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投稿者 青木吉太郎 日時 2020 年 9 月 22 日 16:50:16: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


 座間9人殺害事件:「骨と思われていたのは乾燥した内臓だった」

  白石隆浩・容疑者の残虐素顔 !

    犯罪を、犯しやすい性格・タイプとは ?

(www.jprime.jp:2017/11/6)

週刊女性2017 年11月21日号:

「昔はかわいい顔でしたよ」と、容疑者と同級生の孫を持つ女性はつぶやくように言った。

「いい子だった」

 神奈川県座間市の2階建てアパートの一室で男女計9人の切断遺体が見つかったのは10月31日のこと。警視庁捜査一課は同日、うち1人の遺体を遺棄したとして、この部屋に住む職業不詳・白石隆浩容疑者(27)を死体遺棄の疑いで逮捕し、11月1日に東京地検立川支部に送検した。

 白石容疑者は「9人全員を殺害した」などと供述しており、室内のクーラーボックスなどに隠していた頭部などを除き、刃物で削いだ肉片はゴミ袋に入れて捨てたとしている。ツイッターで自殺願望者に言葉巧みに近づき、自室に連れ込む手口だった。レイプ目的と所持金を奪う狙いがあったなどと供述している。

容疑者宅近くのゴミ収集所にはコンビニ袋に入れたゴミが……

 冒頭の女性は、事件現場から約2キロ離れた白石容疑者の実家近くに住み、ポツリ、ポツリと同容疑者の印象を話す。

「テレビのニュースなどで報じられているほど実物は悪い顔をしていないよ。実家に戻ってきたときは私にも挨拶してくれる。“きょうもお出かけ?”なんて声をかけられたこともあった」(同・女性)

 ジキル博士とハイド氏─。イギリスの小説家R・L・スティーブンソンの代表作で、人格者のジキル博士と凶悪で道徳心のないハイド氏という2つの顔をもつ男の話だ。白石容疑者は子どものころから善悪の二面性を使い分けていた可能性がある。

 両親と妹の4人家族。一戸建て住宅に暮らし、父親は大手自動車メーカーの仕事をしていた。同容疑者の実家近くに住む男性は言う。

「いい子でしたよ。そりゃもう、小さいときから知っていますからね。賢い子でね。ちゃんと挨拶してくれるし、今回の事件はビックリです」

同級生の母:「不思議なことがあるんです」

 少年時代の白石容疑者は記憶に残るタイプではなかった。凡庸だったといっていい。地元の公立小・中学校を卒業後、県立高校に進学。友達がいないわけではないが、目立つことはなかった。実家周辺の50代主婦が振り返る。

「うちの息子は年が近くて小学生のときは一緒に集団登校していたんです。私も登校に付き添うことがありましたが、白石君は手もかからないし、おとなしい子という印象でした。まじめでね。

 妹さんの面倒をしっかりみる“いいお兄ちゃん”でもありました。こうして事件になると、なんで気づいてあげられなかったのかと思う。普通の子どもこそ注意深く気にしてあげるべきだったのかもしれません」

 しかし、別の主婦は……。

中学の卒業文集の作文は、ほかの生徒の半分くらいの文量だった

すべての写真を見る

「小学校の集団登校で、白石君は登校班の集合場所に遅刻してきたり、学年が下の子の面倒を全然見なかったそうです。娘がそう話していました」

 大人が付き添っているときにはいい顔をして、子どもだけのときはいいかげんな裏の顔を見せていたのか。

 中学時代の同級生の母親は「不思議なことがあるんです」と話す。

「彼(白石容疑者)はまず野球部に入り、2年生のときに陸上部に入り直している。そのころは野球部、サッカー部、バレー部が人気で部員も多かった。卒業文集の彼の作文を読んだら、部活のことばかり書いてあって、そうか、部活を頑張っていた子なのかと一瞬、思っちゃったんですけど、野球部の集合写真にも陸上部の集合写真にも彼の姿がないんですよ」

 白石容疑者の作文のタイトルは「僕と部活」。友達や練習の楽しい思い出ができたほか、身体も強くなったと書いている。《ひたすら部活をがんばっていた気がします》とする記述も。

 前出の50代主婦は「幼稚園と小学校ではサッカーをやっていた。しかし、中学の陸上部は幽霊部員だったのではないか」と話す。

事実ならば、ほとんどの同級生が読む卒業文集によくデタラメを書けたものである。

 実像はどうだったのか。

 前出の同級生の母親は、「息子の話では、根暗っぽくもなく、といって目立つわけでもなかったって」 と明かした。外面はよかった。

 言動と行動はその後も噛み合わない。中学で身体を鍛えたはずなのに、高校では部活動をせず、地元のスーパーでアルバイトに精を出したという。高校卒業後、バイト先のスーパーの正社員に採用されたが約2年3か月で退職。パチンコ店従業員や新宿・歌舞伎町の風俗店スカウトマンなど職を転々とした。母親と妹が数年前に家を出たため、実家に顔を見せるようになった。

 社会に出てからも外面のよさだけは変わらなかった。

 今年4月から5月末まで、派遣スタッフとして倉庫作業員をしていたときの同僚女性(23)が振り返る。

「実年齢より若く見えました。礼儀正しく、挨拶ができ、物腰の柔らかい好青年でした。仕事をすぐ覚え、テキパキと働いていました。長く勤めていたら、もっといろんなことができただろうなと思ったほどです。口数は少なく、誰かと親しくすることはありませんでした。風俗店のスカウトをしていたなんて面接担当者も知らなかったようです」

 勤務時間は午前9時から午後6時まで、週4、5日は働いていた。

派遣先の責任者は、「ひとりで黙々とやる作業ですし、彼についての記憶はあまりない。仕事上のトラブルはありませんでした。本人事由の退職でした」と語る。

 白石容疑者には逮捕歴があった。昨年夏に売春させると知りながら茨城県内の風俗店に女性を紹介したとして、今年初めに職業安定法違反の疑いなどで同県警に逮捕され、5月29日に執行猶予つき有罪判決を受けた。倉庫作業員を辞めたのはこの直後だ。

スカウトマンとしての評判はすこぶる悪い。約1年前、風俗店に紹介した女性の給料約200万円をネコババしようとしたほか、SNS上には、

◆白石容疑者を危険視するツイート

《新宿にいる白石というやつに注意してください!極悪スカウトです!》

 などと顔写真つきで“指名手配”する投稿がある。

 歌舞伎町でスカウトをしている男性によると、「白石はあまり話さない存在感のない男だった」という。

「“売り風俗(違法売春)”専門。女の子に対しては常に受け身で、マメでやさしく、身内のように心の中に入り込んでいく」(同スカウト)

 しかし、歌舞伎町の雑踏に立つスカウトマンに片っ端から聞くと、ほとんどは白石容疑者を「知らない」と言う。SNS上でもスカウトしていたためかもしれない。

 妙な噂話も流れている。

「白石は臓器売買をしていたって噂がある。そっちのスジの人から聞きましたけど、マジでやばいっすよ」と面白おかしく話すスカウトマンもいた。技能や売買ルートなど大がかりな組織もなく、できるはずがない。

◆遺体の様子

 警視庁によると、2体は死後約1〜2週間で、7体は同1か月〜数か月という。遺体の身元確認が進められている。

 容疑者宅からは血のついたノコギリ、キリ、キッチンばさみ、包丁2本と、ロープ、結束バンドが押収されている。残された遺体の一部の状態は……。

事件現場の部屋の見取り図 イラスト/スヤマミヅホ

「頭部の切断面はすべて水平。第2頸椎で切断されたものが5体、第3頸椎から切断されたものが2体、不明が2体だった。骨は肋骨などで背骨はない。腰の骨などとみられていたのは乾燥した内臓だった。小腸が2つ、肝臓のようなものが2つ、脾臓または腎臓と思われるものが1つなどだった」(全国紙社会部記者) 斬首男のおぞましい手口。

 ネットと自殺問題に詳しいジャーナリストの渋井哲也氏は「自殺をキーワードにするツイッターのコミュニティーは狙われやすい」と指摘する。

「一部のネットナンパ師は、自殺願望者はレイプされても警察に届け出ないだろうと考えている。悪意を悟られないように“あなたの気持ちはわかりますよ”と共感する言葉で近づく。複数のアカウントを持つ白石容疑者は、自殺願望の当事者になりきって弱さを見せたり、別のアカウントでは確実に死ねる情報を持つ人物だとアピールしていた」

 ジキルとハイドの少年は、ハイドに完全支配された。

(参考資料)

 ○犯罪者になりうる、6 つの人格特徴

(thinking-free.comより抜粋・転載)

ドイツの精神医学者であるシュナイダーは、自分自身が悩むか、それとも社会が悩まされるような人格の異常を「精神病質」と呼びました。その中で、社会が悩まされる人格つまり犯罪者に多く見られるタイプを6つ挙げています。見た目にも犯罪を犯すような性格

◆爆発性精神病質:すぐにキレるタイプで些細な事でも気に障るとカッとなったり、いきなり暴力を振るう人です。一旦興奮すると自制が利かないので、感情のままに振る舞って、人に酷い暴力を加える事もあります。

◆情性欠如性精神病質:人間的な感情が欠如しているタイプ。良心や人に対する同情心、羞恥心、名誉感情などを持ち合わせていない事から、平然とウソをつき、人に危害を加える事に躊躇しません。冷酷な犯罪者に多く見られるタイプです。

◆狂信性精神病質:特定の考えを強く信じ、そのせいで周囲が、見えなくなってしまうような人のタイプです。宗教や政治活動にのめり込み、自分たちの行動や思想に疑問を持つ人、敵対する人などに対しては、罰せられると分かっていても、犯罪行為を犯す事があります。

一見犯罪を行うようには見えないタイプ

◆発揚性精神病質:明るく活発な反面、興奮しやすいタイプ。落ち着きが無く軽はずみなところがあります。感情の起伏が激しく、些細な事ですぐに、しかも極端に怒ったりするので、人と争う事が多い傾向があります。

◆意志欠如性精神病質:意志が弱く何事にも長続きしない事や人に依存する事が多いのが特徴です。悪い事をしないという抑制も弱く、悪い事と分かっていながら、ついつい犯罪を犯してしまう事があります。

◆顕示性精神病質:簡単に言うと、単なる目立ちたがり屋。出しゃばりで見栄っ張りでもあります。他人の注目をひくために自分を実際以上に見せるためなら、ウソもつくし人をだます事もあります。詐欺犯に多いタイプです。必ずしも犯罪と結びつくわけではないけれど・・・

このように犯罪を犯しやすいタイプとして挙げた6つの特徴は、実際に犯罪を犯した人間を鑑定した時に、このいずれかに当てはまる事が多く、また併せ持ったタイプもいます。

意志欠如性や顕示性タイプというのは、身の回りには結構いると思います。しかしこういう人達が必ず犯罪を犯すという事ではありません。あくまでも社会が悩まされる人格として6つの特徴が挙げられるという事です。もっとも犯罪こそないにしろ、程度の差はあれ、社会的には色々と迷惑をかけている事は、多いかもしれません。

 

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