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自民党議員の投票によって、次期総裁が選出されるであろう !
8 月28 日午後5 時、安倍首相の記者会見 !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/08/26より抜粋・転載)
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1)安倍首相の記者会見で、辞意を表明するのではないか !
安倍首相は、辞任の判断を固めているのではないか。
8月28日に、安倍首相の記者会見が予定されている。
この会見で辞意を表明することになるのではないか。
そうであるなら、政局は、重大局面を迎えることになる。
一時的に、麻生太郎氏が職務を引き継ぎ、自民党は総裁選を実施することになるだろう。
2)自民党議員の投票によって、次期総裁が選出されるであろう !
自民党の国会議員の投票によって、次期総裁が選出されることになる。
この場合、後継総裁に就任するのは、菅義偉氏になる可能性が高い。
「危機管理内閣」として次の総選挙までの期間を担う。
衆院総選挙は、今年の12月に実施されるのではないか。
2020年は、不透明要因が多い。最大の不透明要因は、新型コロナウイルスの感染問題である。
今秋から来春にかけて、コロナ第2波が、世界を襲う可能性がある。
そうなれば、東京五輪は、完全に中止になる。
3)コロナ第2 波が、世界を襲えば、自公に逆風が吹き荒れるであろう !
総選挙においては、自公に逆風が吹き荒れることになる。
安倍首相達は、その前に選挙を実施してしまうことを、模索するはずである。
11月16日(月)に、7−9月期GDP統計が発表される。
プラス成長になることは、確実な情勢である。
安倍内閣は、この統計数値を活用して、総選挙に臨む可能性が高い。
衆院総選挙は、目前に迫っている可能性が高い。
4)安倍政治を刷新しようとする、市民と
政治勢力は、この決戦に備えるべきだ !
安倍政治を刷新しようとする、市民と政治勢力は、この決戦に備える必要がある。
政策の路線を明確にして、候補者を一本化することが重要である。
そして、すべての有権者の選挙への参加を、呼びかけることが重要である。
立憲民主党と国民民主党の合流は、「反安倍自公政治」刷新に向けて、必要不可欠のものである。
「水と油」が、単に混合物を作るなら、有権者の失望を招くであろう。
5)憲法と原発について、路線を明確にしたことは、一歩前進だ !
憲法と原発について、路線を明確にしたことは、一歩前進である。
「立憲主義の深化」と「原発ゼロ」が、明記される意義は大きい。
玉木雄一郎氏らの非合流組は、この基本政策を共有できないから、合流しなかった。
電力総連は、「原発ゼロ」に同意できないから、新党を支持しない方針を、固めたと伝えられている。これも大きな前進である。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
8 月28 日午後5 時、安倍首相の記者会見 !
安倍首相、辞任「月曜に自分一人で判断した」
(www.asahi.com:2020年8月28日 20時23分)
安倍首相、私邸に戻る 軽い足取りで「お疲れさん」
安倍晋三首相は記者会見を終え、都内の私邸に戻った。自宅前で記者団が「お疲れ様でした」と声をかけると、首相は右手を上げながら「お疲れさん」。足取りは軽かった。
◆力抜けた感じの会見:自身の「疑惑」はうやむやのまま
時折、沈黙し、声はかすれた。「反省する」という言葉を何度も口にした。28日午後5時から首相官邸で開かれた安倍晋三首相の記者会見。第1次政権に続き、再び任期途中で政権の座を降りる無念さがにじむ会見だった。
ただ、森友・加計学園の問題、桜を見る会の問題など、首相自身や妻の昭恵氏をめぐる疑惑について、最後まで真摯(しんし)な説明はなかった。「説明ぶりに反省すべき点はあるかもしれないが、(政権を)私物化したことはない」。そう答える様子は、繰り返される質問に対してうんざりするような表情にも見えた。
異例の長期政権の「負の遺産」として、公文書改ざん問題や官僚たちの過剰な忖度(そんたく)が指摘されてきた。この日の会見でも、財務省の公文書改ざんをめぐって十分な説明責任を果たしたのかを問う質問が、記者団からあった。首相は「国会で長時間、答弁した。十分かどうかは国民が判断するのだろう」と語るにとどめた。
「負の遺産」とされる部分が次の政権に引き継がれることのないよう、首相にはもう少し真正面から受け止め、答えてほしかった。政権の重圧から放たれて力の抜けた感じの記者会見で、外交・安全保障や憲法改正など様々な質問に答えた首相だったが、肝心の「疑惑」に対しては最後までうやむやなままだったように思える。
◆アベノミクスは、コロナは、次の政権は? 疑問は払拭できず
体調が持たないとなれば、辞任も仕方がないだろう。ましてや大きな責任を背負う一国の首相だ。
「病気と治療を抱え、大切な政治判断を誤ってはならない」「任期途中なので批判は甘んじて受けければならない」――。28日午後5時から開かれた安倍晋三首相の記者会見の様子をみていて、気の毒に思えた。
一方で、「自分勝手な投げ出し」との批判も逃れられないのではないか、とも感じた。看板政策「アベノミクス」による金融緩和策の「出口戦略」はどうなるのか。新型コロナウイルス対策はどうするのか。そして、それら国民の生活を左右する重要政策を担い、次の政権を率いていく政治家たちはそもそも育っているのか。
記者会見では、そうした疑問が払拭(ふっしょく)できなかった。
首相は在任中、民主党政権を「悪夢のよう」と批判しながら、自らの経済政策の成果を誇るばかりだった。副総理、官房長官、幹事長といった権力の中枢は限られた側近やベテランに担わせ続け、「後継者は育てるものではなくて育ってくるものだ」と言い切ったこともあった。
7年半を超す戦後最長の政権を担った宰相だけに、後継を育成する時間はあったはずだ。「次」に向けた責任感がもう少し、あってもよかった。後任の政権運営が混乱すれば、首相自身に「元凶」として批判の矛先が向けられることは免れられないかもしれない。
◆細田派:団結を確認」、ポスト安倍の人物像は…
安倍晋三首相の出身派閥である自民党細田派。同派所属の参院議員たちは国会近くのホテルに集まった。首相側近の世耕弘成・参院幹事長は会合後、「一糸乱れぬ行動を団結してとっていくことを確認した。全く異論は出なかった」と記者団に強調した。
細田派から自民党総裁選に候補者を擁立するかについて、世耕氏は「まだ議論していない」と述べるにとどめた。ただ、「ポスト安倍」の人物像をめぐり「今はコロナ禍の緊急事態なので、切れ目なく政策を実行していける人が何よりも重要ではないか」と指摘した。
◆岸田派が会合:岸田氏「次を担うべく努力」と総裁選へ意欲
自民党の岸田文雄政調会長は、自らが率いる派閥の議員らを国会近くの全国町村会館に集め、「ポスト安倍」に向けた対応を協議。会合を終えると、岸田氏は「今まで通り、『次』を担うべくしっかり努力をしていく。その気持ちは変わっていない」と記者団に述べ、党総裁選への立候補に意欲を示した。
岸田氏は「先ほど(安倍)総裁が無念の思いで退陣を表明された。その直後なので、まずは敬意と感謝を申し上げることが先ではないか」とも強調。総裁選に向け、より踏み込んだ発言をすることは避けた。
◆石破氏:総裁選出馬「逃げない。遅くない時期に判断」
安倍晋三首相が辞意を正式表明し、自民党内の「ポスト安倍」政局が一気に動き出した。
首相と距離のある石破茂・元幹事長は自身が率いる石破派のメンバーら約10人と国会内で首相の辞任表明会見をテレビで観た。その後、石破氏は記者団の取材に応じ、次期総裁選について「逃げるということがあってはならない。それは自民党員、国民に対して果たすべき責任だ」と述べ、立候補に意欲を示した。
石破氏は「(総裁選出馬に必要な)20人の推薦があったとすれば、やらねばならないということではないか。世論がどのような形になるか、自民党の仲間がどう判断されるかを見極め、そう遅くない時期に判断したい」と強調した。
◆小沢一郎氏がコメント:「政権私物化に関わる事件、究明を」
国民民主党の小沢一郎氏がコメントを発表した。これまで2度、自民党政権を下野に追い込んできた小沢氏は、第1次安倍政権のときは民主党代表として参院選で自民党に大勝。第2次安倍政権でも安倍晋三首相を批判し続けてきた。
小沢氏のコメント全文は次の通り。
「安倍政権はこの7年半、自らの権力を維持することに心血を注ぎ、国民ではなく自分達のために仕事をする国家行政を完成させた。
森友・加計問題や、桜を見る会の問題に象徴されるように、今や隠蔽(いんぺい)や公文書改ざん、虚偽答弁が当たり前のことになってしまった。
今後、この政権下で行われた権力の私物化に関わる様々な事件について、しっかりと真実の究明を進める必要がある。
また、安倍政権の最大の問題は、何よりこの国の倫理観・道徳心を破壊したことである。これを再生させるには、途方もない時間がかかる。
政権交代によって、一日も早く国民の命とくらしを第一に考える政権を作らなければならない」
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