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小池都知事の問題:都庁管理職には“小池リスク”…誰もが潰され使い
捨てられる【都庁幹部OBが明かす 小池「暗黒都政」】
小池百合子氏の深層・真相は ?
(www.nikkan-gendai.com:2020年8月10日 9時26分)
■理事長を解任された !
7月末で公益財団法人 東京都環境公社の理事長を解任された。8月1日から無職である。
62歳を目前にした無職の身に今年の猛暑はことのほか身に染みる。
理事長職には失業手当は出ないので、当面、妻に食べさせてもらい生き延びるしかない。
それにしても、7月13日の環境公社の理事会と評議員会で、向こう2年間の理事長として正式に承認を得たにもかかわらず、22日の臨時理事会と31日の臨時評議員会によって、私はいとも簡単に「お払い箱」となり後任が決まった。東京都に問い合わせれば、都としては預かり知らぬことであって環境公社がお決めになったことだ、と言い張るに決まっている。
実際、形式上はそうなのだが、都庁のOB人事のエグいところはまさにここなのだ。表向きは関与していないふうを装いながら、裏ではガッチリと幹部OBたちの首根っこをつかまえて支配しているのである。都の関与がないというのであれば、なぜ、私は7月10日に突然、副知事に呼び出されて辞任を通告されたのか。筋が通らないこと甚だしい。
■雑誌に載るのは政治的活動なのか ?
そういえばこの時、副知事からはこんなことまで言われた。7月5日の都知事選投票日の直前、ある写真週刊誌に掲載された私の記事についてだった。内容は拙著「築地と豊洲」(都政新報社)のことや、都政の現状、今後の行方などを語ったものだ。
「君ねえ、都庁のOBには政治的なことに関わらないという美徳があるんだよ。それを知事選直前にあんなことをして、どういうつもりなんだ」
雑誌に記事が掲載されたことが、退任通告の理由である「常識に欠ける行為」に該当するとでも言いたかったようだが、メディアの取材に応じることさえもまかりならぬとは、別件逮捕で身柄を拘束されたも同然だと感じた。いつから都庁は、こんなにも偏狭で高圧的で懐の浅い組織に成り下がってしまったのか。背後にあの人物の冷たい影響力を感じざるを得なかった。
それはともかく、クビを切られて職を失ったおかげで、「都庁OBの美徳」を理由に説教を食らうこともなくなったわけだから、怪我の功名、ああ清々したと言っておこう。
■人材の使い捨てとメンタル疾患が増えている
ところで人材の使い捨ては、本家本元の都庁で立て続けに起こっている。新型コロナ拡大の初期段階、都庁は未経験の事態に直面し混乱していた。感染症を所管する福祉保健局には従来から医師の資格を持つ管理職が数名配置されている。
だが、彼らもパンデミック(感染爆発)に対処した経験があるわけではない。狼狽した知事や側近から専門的な知見や対応策などについてガンガン詰問されたことは想像に難くない。この時、2人の医師職員が体調を崩したと噂されているから、気の毒なことである。
7月の人事異動では、コロナ最前線の指揮官である福祉保健局長が交通局長に体よく飛ばされたというのは、周知の事実だが、これ以外にも人材の使い捨てが発覚している。
知事の周りにいる、局長級職員が重度のメンタル疾患に陥り、長期の療養生活を余儀なくされたと言われているのだ。
筆者もよく知るこの人物の能力の高さは万人が認めるところだが、よほど精神的に耐えられないことが頻発したのだろう。心が折れるほどの出来事とは何だったのか。一歩間違えば、都庁管理職の誰もが潰され使い捨てられるリスクを負っている。それが今の都庁の偽らざる現実なのである。
(参考資料)
○小池都知事の記事:「カイロ大学・首席卒業はウソ !」
学歴詐称疑惑 ! 元同居人が詳細証言
(bunshun.jp:2020/05/27)
週刊文春 2020年6月4日号:編集部:
7月5日に迫る東京都知事選。小池百合子都知事の圧倒的優位と見られているが、そこで改めて注目されるのが、小池氏の「選挙公報」に書かれる経歴だ。
◆小池さんはカイロ大学を卒業していない !
小池氏には、1992年に日本新党から政界に打って出て以来、幾度となく疑惑の目を向けられる「学歴詐称」疑惑がある。
これについて、ノンフィクション作家の石井妙子氏が、小池氏とカイロで共に暮らし、小池氏のカイロ大学生活を誰よりもよく知る元同居人女性の早川玲子さん(仮名)から詳細な証言と当時の手帳や写真などの資料提供を得て取材をし、「小池さんはカイロ大学を卒業していない」との詳細な証言を得た。
小池氏はこれまで、72年にカイロ大学文学部に入学、76年に卒業したと自著やインタビューで語ってきた。
◆小池百合子:カイロ大学での試験に落第した !
だが、小池氏が卒業したと主張している1976年7月、カイロ大学での試験結果が発表された際、落第し、ふさぎ込んでいた彼女の様子が、早川さんの記憶に強く残っている。当時2人が同居していたアパートの同じ階にはカイロ大学文学部の教授が住んでいた。思いつめた小池氏は「どうしたらいいのか、聞いてくる」と部屋を飛び出したが、戻ってくると、早川さんにこう言った。
「あなたは最終学年じゃないから、追試を受ける資格はないって。そう言われた」
◆小池百合子:最終学年に進めなかった !
1976年時点で、最終学年に進むことすらできていなかったのだ。
そんな小池氏だが、直後の76年秋、彼女を取り上げたサンケイ新聞(10月22日)と東京新聞(10月27日)は、小池氏へのインタビューをもとに「カイロ大学卒」と紹介している。
経緯をめぐる早川さんの証言は詳細を極めた。76年9月下旬、小池氏は父親から「大急ぎで日本に帰ってこい」との連絡を受けて、すぐさま日本へと帰国。そして11月、カイロに戻ってきた小池氏は、早川さんに新聞を見せた。
「目を疑いました。『カイロ大学を卒業した小池百合子さん』と書かれていたからです」
早川さんが「そういうことにしちゃったの?」と尋ねると、小池氏は「うん」と答えたという。
これまで学歴詐称疑惑が浮上するたびに、小池氏は卒業証書を一部メディアで公表し、噂を否定してきた。前回の都知事選前にも『とくダネ!』(フジテレビ系、2016年6月30日放送)で卒業証書を示している。しかしこの卒業証書自体にも、前述の新聞記事と矛盾する記述があり、石井氏によるカイロ現地取材では、さらなる疑問点も浮上した。
◆学歴詐称は、公職選挙法の「虚偽事項公表罪」に該当する !
小池氏に質問状を送ったが、締め切りまでに回答は得られなかった。
◆小池氏と舛添要一氏との熱愛 !
5月28日(木)発売の「週刊文春」では、早川さんの証言で明らかとなった、カイロ大首席卒業の真相、エジプト現地取材をはじめ100人を超える関係者の証言をもとに書かれた石井氏の新著『女帝 小池百合子』(文藝春秋刊)で明かされた秘話、小池氏と舛添要一氏との熱愛などを詳報している。
当時、桝添氏(1948年〈昭和23年〉11月29日うまれ、71歳)は、大藏官僚だった、片山さつき氏(現参議院議員)との離婚が、1989年成立した。
桝添氏は、40代前半で、小池氏(1952年〈昭和27年〉7月15日生まれ、67歳)は40歳が目前に迫っていた。
桝添氏が1990年に建てた、北海道白老町の別荘に、桝添氏と小池氏は、連れだって出かけていた
(知人)。
○小池百合子知事のプロフィールとは ?
(ウィキペディアより抜粋・転載)
小池 百合子(こいけ ゆりこ、1952年〈昭和27年〉7月15日 生まれ、67歳)は、日本の政治家[4]。東京都知事(第20代)。
アラビア語通訳者[5]、ニュースキャスター[5][6]を経て、1992年に政界へ転身した。
テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』キャスター(初代)[5]、参議院議員(1期)、衆議院議員(8期)、総務政務次官(細川内閣)、経済企画総括政務次官(小渕第2次改造内閣・第1次森内閣)、環境大臣(第5代・第6代・第7代)、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)、防衛大臣(第2代)、自由民主党広報本部長、自由民主党総務会長(第49代)、自由民主党国際人材議員連盟会長、都民ファーストの会代表、希望の党代表(初代)などを歴任した。
◆来歴・生い立ち
兵庫県芦屋市生まれ。芦屋市立岩園小学校、甲南女子中学校を経て、甲南女子高等学校卒業。在学中は、テニス部、ソフトボール部、ESS部に所属。高校在学中、神戸市で貿易商を営んでいた実父の小池勇二郎が石原慎太郎による将来的な新党結成を見据えた「日本の新しい世代の会」の推薦を受けて、1969年12月に実施された第32回衆議院議員総選挙に旧兵庫2区から無所属で立候補したが落選している[7]。実母は赤穂の塩田地主であった小川家の出身。
甲南女子高校卒業後に関西学院大学社会学部に入学するものの、父親の会社の都合で家族が東京都、六本木に引っ越す[7]。「国際連合の公用語にアラビア語が加わる[注釈 1]」旨を伝える新聞記事をきっかけに、アラビア語通訳を目指すことにし、1971年9月に大学を「中退」して父親の貿易先でもあったエジプトへ留学。
“朝堂院大覚”こと松浦良右の資金援助で両親もカイロ市で日本食レストランを経営した[7]。カイロ市のカイロ・アメリカン大学(英語: American University in Cairo)でアラビア語を修め、カイロ大学に移って1976年10月に卒業した[1][8]。エジプト滞在中にカイロ近郊にあるギザの大ピラミッドを登り、その天辺で茶道の形式に則りお茶を点てたこともある[9][注釈 2]。
なお、自身の著書においてカイロ大学を「首席で卒業」としているが、真偽は定かでない[10]。
ジャーナリストの山田敏弘がカイロ大学教授のアーデル・アミン・サーレに取材して在籍記録を調べたところ小池が1976年にカイロ大学文学部社会学科をグッドの成績で卒業した記録が残っており、サーレは「カイロ大学は今でも4人に1人は留年するが、彼女は4年間で卒業している。これはすごいこと。10月に卒業したことになっているが、普通は7月卒業なので、2か月遅れたのは、卒業前にも補習を受ける必要があったからだろう。相当に大変だったのではないか」と話していたという[11]。
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