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安倍内閣は、旅行を推進する、「GoToトラブルキャンペーン」を始動させた !
各国のコロナ感染者数・死亡者数の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/08/04より抜粋・転載)
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1)〜6)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
7)ニューヨーク州では、州内750ヵ所に
24時間体制の無料PCR検査施設を整備した !
4月上旬に、1日の新型コロナウイルスによる死者数が、500人を数えた、ニューヨーク州では、州内750ヵ所に24時間体制の無料PCR検査施設を整備した。
その結果、7月22日には、死者ゼロになった。
ドイツでも、1日18万件のPCR検査が行われている。
ところが、日本では、いまなお、1日当たり検査能力は、3万件強しか確保されていない。
8)日本では、PCR検査には、保健所の承認
が必要で、濃厚接触者等でなければ、検査を受けられない !
しかも、PCR検査には、保健所の承認が必要で、十分な症状があるか、濃厚接触者でなければ、検査を受けさせてもらえない。
この要件を満たさずに、検査を受けるには、1回あたり3万円程度の費用を自費負担しなければならない。
本来、安倍政権は、役に立たない利権マスクに、巨額の税金を投入するなら、PCR検査拡充に、国費を投入するべきである。
安倍首相は、5月25日に、「わずか1ヵ月半で感染をほぼ収束させた。日本モデルの成功」と述べたが、完全な「お笑いネタ」になった。
9)安倍内閣は、旅行を推進する、「GoTo
トラブルキャンペーン」を始動させた !
7 月22 日には、感染が急拡大するなかで、巨額の税金を投入して、旅行を推進する、「GoToトラブルキャンペーン」(観光地全体の消費を促進する対策)を始動させた。
その一方で、8月のお盆休みの帰省自粛要請を、検討しているという。
安倍内閣の対応は、支離滅裂の極みである。
安倍内閣の除去が最優先されるべきコロナ対策である。
日本の実態上の感染者数は公表数値よりもはるかに大きいと考えられる。
参考になるのがシンガポールの数値だ。
10 )シンガポールは、人口100 万人
当たり、23 万人の検査を実施している !
東アジアでもっとも検査を積極的に実施しているのが、シンガポールである。
シンガポールは、人口100万人当たり23万人の検査を実施している。
シンガポールの感染者数は多い。
人口100万人当たりの感染者数は、9023人である。
英国やイタリアの2倍以上の水準である。しかし、死者は少ない。
11 )シンガポールは、人口100万人当たり死者は、5人である !
シンガポールは、人口100万人当たり死者は、5人にとどまっている。
感染者に対する死者の比率=致死率は、0.05%である。
2009年に流行した、新型インフルエンザの致死率と比較しても10分の1程度の水準である。
欧米や南米では、コロナ致死率が非常に高い。
英国のコロナ致死率は、15.2%に達している。
12 )英国とシンガポールの致死率に 300 倍の格差がある !
英国とシンガポールの致死率に300倍の格差が存在する。
理由は明らかでないが、東アジアでは、コロナ致死率が非常に低い。
日本でも、この状況が当てはまるなら、コロナに対する過剰な警戒は、妥当でないということになる。安倍内閣は、4月7日に緊急事態宣言を発出して、強い行動抑制を呼びかけた。
この呼びかけの前に、日本の市民が、自発的に徹底した行動抑制を、実行した。
Apple社が公開している、人の移動指数では、3月20日をピークに、人の移動が縮小し、5月5日にボトムを記録した。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
○世界各国のコロナ感染者・死亡者とは ?
(medley.life:2020年8月4日)
1. 新型コロナウイルスの流行状況
感染者数→死亡数
(人口100万人あたりの感染者数)→(人口100万人あたりの死亡者数)
感染者数における死亡割合(%)
米国: 4,823,891→158,256。14658→480.9→ 3.3%
ブラジル:2,859,073→97,256。 13680→465.3→ 3.4%
インド:1,964,536→40,699。1624→33.6 →2.1%
ロシア :864,948→14,465。5924→99.1→2.6%
南アフリカ:529,877→9,298。9171→160.9→1.8%
メキシコ:456,100→49,698。3614→393.8→10.9%
ペルー :447,624→20,228。13993→632.3→4.5%
チリ:364,723→9,792。 19473→522.8→ 2.7%
コロンビア:345,714→ 11,624。7055→ 237.2→ 3.4%
イラン:317,483 1→7,802。3834 →215→5.6%
中国: 88,328 →4,677。 62→3.3 →5.3%
韓国: 14,499→302。 283→5.9→2.1%
日本:(クルーズ船を除く)42,263→1,026。335 →8.1→ 2.4%
クルーズ船: 712→13。1.8%
その他 :5,694,407→272,618。4.8%
総数: 18,814,178→707,754 - 3.8%
(2020年8月6日更新、参考:COVID-19 Dashboard by CSSE Johns Hopkins, WHO, 厚生労働省, 総務省統計局)
*日本の感染者数および死亡数は自治体公表資料集計分(厚生労働省HPより)
○世界の感染者の死者70 万人超に: 新型コロナの国別感染者数 !
(www.nippon.com: 2020.08.05)
米ジョンズ・ホプキンス大の集計で日本時間5日、世界の感染死者数が70万人を突破した。死亡者が35万人となった5月28日から2カ月と1週間ほどで倍増したことになる。死亡者数が多いのは米国15.7万人、ブラジル9.6万人、メキシコ4.9万人など。
◆世界の感染者1800万人突破(8月3日)
米ジョンズ・ホプキンス大の集計で日本時間3日、世界の感染者数が1800万人を突破した。死亡者は68万9000人。米国466.8万人、ブラジル273.4万人、インド180.4万人の上位3カ国で過半数を占める。
○欧米とアジアの新型コロナウイルスの相違とは ?
疑問残るコロナ対策:アジアが、
なぜ死者数が少ないのか ?
(www.koureisha-jutaku.com:2020年6月3日)
浅川澄一氏【連載第119回】:
◆欧州諸国と東アジアの新型コロナウイルスの相違 !
国ごとに違う施策がそれぞれ奏功したのだろうか。では、欧州諸国の対策が東アジアと比べ何十倍もおろそかだったのか。そんなことはない。導き出される答えは限られる。欧米を席巻しているウイルスとアジアを襲ったウイルスは、種類が異なるとしか説明できないはずだ。
◆欧米のコロナは強毒性、アジアのコロナは弱毒性 !
NHKは4月2日の「おはよう日本」で、欧米のL型(強毒性)とアジアのS型(弱毒性)と紹介した。「3月初めに発表した中国の研究チームによるもので、世界各地の100あまりのウイルスの遺伝子配列を調べた結果」という。S型が変異してL型を生んだ。
学術誌「bioRxiv」の論考も、中国型と欧州型を峻別。変異で生じたより「凶暴」なウイルスが欧米を襲ったのではという。日本感染症研究所は4月27日に、この説に近い見解をホームページで発表した。「終息した第一波ウイルスは中国からで、次いで欧米発の第二波が広がった」と説明し、5月4日に緊急事態宣言の1ヵ月延長を発表した安倍首相もこの説明を引用した。
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