http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/13989.html
Tweet |
東京都知事選を日本政治刷新の第一歩にしよう !
戦後自民党体制の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/06/12より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)〜11 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。
12 )小池氏を支持する人々は、『女帝
小池百合子』の本を読まないだろう !
「本書を読んだ読者が、対立候補に寝返る可能性がないとは言わないが、そもそも小池百合子氏を支持する人々は、このテの本を読まないし、それ以前に、本を読んで投票に臨むような人間は、最初から、彼女を支持したりしない。」
ここには記さないが、小田嶋氏は、ポピュリズムの本質を、文書の末尾で総括するが、核心を衝く論評である。要するに、最大の問題は、主権者の側にある。
政治のレベルは、国民のレベルを超えられない。
13 )政治の質の悪さは、主権者の質の悪さの反映である !
政治の質の悪さは、主権者の質の悪さの反映である。
これを言ったら身もふたもないが、このことをよく考えなければならない。
野党の政治家も、きれいごとを並べるが、結局は、我が身の安泰を最優先している人が多いのではないか。
もちろん、人格、見識、知識に優れた、主権者のために粉骨砕身、力を注ぐ政治家は、存在する。
しかし、その比率が、あまりにも小さいように感じる。
それでも、私たちは、希望を捨ててはならない。
14 )キング牧師:絶望の山に分け入り、希望の石を切り出す !
マーティン・ルーサー・キングJr牧師は、「私には夢がある」と説いて、絶望の山に分け入り、希望の石を切り出すことを訴え続けた。その成果として公民権法、選挙法が制定された。
米国には、いまなお深刻な差別問題が横たわっている。
本当の意味の問題解決は実現していないが、希望を持ち、力を注ぐことで少しずつでも現実を変えることはできる。いまの日本政治の最大の問題は、政治が「今だけ、金だけ、自分だけ」の三だけ主義に支配されてしまっていることである。
15 )与党系の政治家の大半は、「今だけ、金だけ、自分だけ」の人だ !
政治家として登場する与党系の政治家の大半が、この「三だけ教」に基づく行動しか示さない。
巨大な予算が編成されても、広く国民全体に透明、公正に恩恵が行き渡るような、財政支出が忌避(きひ:きらって避ける事)される。
国民の税金を不正にかすめ取る、悪代官政治が、日常茶飯事として、横行してしまっている。
「桜を見る会」のように、そもそも、総理大臣が、国民の税金で、自分の選挙区の有権者に饗応接待を行っても責任を取らない、文字通り、絶望の状況なのである。
16 )都知事選で、日本政治の流れを変える、
新しい都知事を誕生させるべきだ !
国家の最大の役割は、すべての人の生存、基本的人権を保障することにある。
本来は、すべての国民の基本的人権を、守るために行動するのが、政府の責務である。
弱肉強食を奨励するのではなく、すべての国民に、しっかりとしたセーフティーネットを張り巡らせることこそ、国家の最大の役割である。東京都知事選で、日本政治の流れを変える、新しい都知事を誕生させるべきである。
そのためには、主権者の25%以上の連帯が必要不可欠である。
主権者が行動を変えて、日本を改革する。
都知事選を、その第一歩にするべきである。
(参考資料)
T 米国から上級奴隷・自民党へ密かに長年、資金提供され、
米国の支援をバックに対米隷属・国民洗脳・
自民党一党支配体制が構築されてきた !
(T) 右翼・米国の支援で、 対米隷属・保守政党の結成 !
戦後・ソ連が原爆を開発し、冷戦の始まりとともに、昭和23年以降、対日占領政策・民主化の変更・「逆コース」により、アメリカは、裏から日本を支配するため、日本の戦時体制を維持し、戦時中のエリート(戦犯たち)に、権力を握らせようと決めていた。
そのため、対米隷属を約束させられた、戦争犯罪人(自民党議員の先祖)を監獄から出してやった。
1948年12月24日、釈放された、A級戦犯容疑者は、岸信介(安倍首相・加計理事長の祖父)、児玉誉士夫、笹川良一、正力松太郎など70名以上存在し、戦後の政界・経済界・政界の黒幕など多方面の有力者になった。
講和後の1958年4月、禁固刑のA級戦犯(賀屋興宣、白鳥敏夫、重光葵、橋本欣五郎などは後に衆議院議員となる)は、全員赦免になった。
1945年11月、保守政党の結成、再編が行われた。
日本自由党(自民党の前身)の資金は、戦時中に右翼の児玉誉士夫が海軍の「児玉機関」の長として中国で物資調達にあたった時の資産(侵略戦争で強奪した、財産を横領した、裏金・時価4千億円)の一部をもらった。
(2)米国の資金提供等で長期政権を実現 !
岸信介は日本に台頭する保守派の指導者になった。国会議員に選出されて4年も経たないうちに、国会内での最大勢力を支配するようになる。
そしていったん権力を握ると、半世紀近く続く、対米隷属・国民収奪・政権党を築いていった。
このようにして、アメリカの政策に従順な日本政府の体質は、敗戦直後から着実に形成されていた。
そして、CIAが1950~70年代に日本の保守政権の安定化を図り、自民党や「左派穏健勢力」に繰り返し資金提供していた(違法資金)ことが、米国務省の機密文書公開で明らかにされている。
3)大マスコミと自民党とCIAの深い秘密の関係
日本を反共の防波堤に、米国による日本人「愚民化政策」・
「3R」「5D」「3S」で巧妙に支配 !
★独裁・安倍官邸は、内閣人事局を通じて、検察・裁判所
・省庁幹部・日銀・NHK等の人事権を握って、支配している !
U マスコミ報道「鵜呑度」 日本人70 %、英国人14 % !
主要民主義国の「鵜呑度」 は、20 〜35 % !
占領政策でダントツ 騙されやすくされた日本国民 !
青山貞一教授の主張:
いわばマスコミ報道の「鵜呑度」を国際比較すると、日本人は、先進国中ダントツに「鵜呑度」が高く、70%、最も低い国民は英国で14%です。その他の主要欧米諸国(ロシアを含め)は20−35%です。 日本に近い国は、ナイジェリア、中国など、途上国と新興となります。
別の言い方をすれば、日本人の70%は、自分の頭で考えず(思考停止)、テレビ、新聞、週刊誌などの「マスコミの情報を鵜呑みにしている」ことを意味します。青山は以前からこれを「観客民主主義」と言っています。
さらに昔からある民度という言葉で言えば、“日本人の民度は、先進国中ダントツの「最下位にある」”とも言えます。自分で中身を確かめず、ブランド、権威で判断してしまうことにも通じます。
マスコミに対して、「ヒラメ」(上ばかり みている)であり、 「ヒツジ」(何でも信用しついて行く)とも言えます。
*悪徳ペンタゴン(悪徳五角形):
日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。大多数の検察・裁判官も安倍政権の家来である。
2016・17年、報道の自由度は、日本は、世界72位に転落した。
独裁志向・安倍政権下、隠蔽・権力迎合の捏造・画一偏向報道の
NHK等日本マスコミの腐敗堕落は、ひどい。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」・巨大資本なのだ。
(植草一秀氏の説)
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。