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検察官の人事に、政治が介入しない事は、検察を政治の影響から切りはなすための知恵だ !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/13897.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2020 年 5 月 26 日 17:46:17: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 

 検察官の人事に、政治が介入しない事は、

    検察を政治の影響から切りはなすための知恵だ !

    安倍内閣が優遇した、黒川検事長の深層・真相は ?

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/05/22より抜粋・転載)
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1)安倍内閣が、強引に実現しようと

    した、黒川検事総長構想が崩壊した !

安倍内閣が、強引に実現しようとした、黒川弘務検事総長構想が崩壊した。

検察の意向は、林真琴検事総長である。

黒川氏が辞任する、東京高検検事長のポストに、林真琴氏が就任して、本年7月に、稲田伸夫検事総長が退官し、林氏が検事総長に就任する。

こうなると、検察人事は、当初の検察の構想に帰着する。その可能性が高まりつつある。

2)検察は、現職の政治家、閣僚、首相を逮捕、起訴し得る存在だ !

検察は現職の政治家、閣僚、場合によっては、首相をも逮捕、起訴し得る存在で、政治からの独立性が重要な機関である。

行政機関であり、形式上は内閣や法務大臣に人事権があるが、現実の運用においては、政治による人事介入が手控えられてきた。

検察官OBが提出した意見書においても、

「これまで政界と検察との両者間には、検察官の人事に、政治は介入しないという、確立した慣例があり、その慣例がきちんと守られてきた。

3)検察官の人事に、政治が介入しない事は、

    検察を政治の影響から切りはなすための知恵だ !

これは「検察を政治の影響から切りはなすための知恵」とされている(元検事総長伊藤栄樹著「だまされる検事」)。」と指摘された。

検察は安倍内閣が検察人事に露骨に手を入れてきたことに反発した。

検察庁法改正案に対する強い反対姿勢はこのことを背景にしたものだ。

4)賭博罪の黒川検事長が失脚して、検察人事が、原状回復を遂げる !

黒川氏の常習賭博罪事件によって、黒川氏が失脚して、検察人事が、原状回復を遂げる。

この方向が明確になりつつある。

ここで注視が必要な重大問題が浮上する。

河井克行夫妻の公選法違反容疑事件のゆくえだ。

広島地検は河井克行衆議院議員、河井杏里参議院議員の立件に向けて精力的な捜査活動を継続している。

新型コロナウイルスによる、緊急事態宣言が解除されれば、河井克行議員の逮捕許諾請求に進むと推察されている。

5)検察が、河井克行議員の逮捕許諾請求に進む

    場合、自民党本部に対する、家宅捜索を行うべきだ !

この場合、検察はさらに踏み込んで、自民党本部に対する、家宅捜索を行う必要がある。

なぜなら、河井克行氏による現金贈与の資金源が、自民党本部からの資金であると見られるからである。河井陣営に異例に、自民党本部から、1億5000万円の資金が提供された。

この資金が買収資金として活用されたと見られる。

6)その1億5000万円の一部が、安倍首相陣営に還流した可能性大だ !

さらに、その1億5000万円の一部が安倍首相陣営に還流したとの見方も浮上している。

河井議員案件は、安倍首相事案に発展する、可能性を秘めている。

他方、桜疑惑では弁護士や法律学者などの法律専門家600人超が刑事告発を行った。

検察が、告発状を受理した場合、捜査を行う必要が生じる。

ホテルニューオータニ、ANAホテルにおける、「桜を見る会」前夜祭の費用明細書類を、検察当局が押収すれば、公選法違反に該当するのかどうかの、判断がつくと見られる。

   ―この続きは次回投稿しますー

(参考資料)

  週刊文春が、定年延長問題で揺れる黒川・東京高検検事長のスキャンダル

   を報じています。以下、週刊文春より転載。

(news.yahoo.co.jp:2020年5/21(木) 10:58)

黒川弘務東京高検検事長 ステイホーム週間中に記者宅で“3密”「接待賭けマージャン」

https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/nation/bunshun-37926.html

東京高検検事長の黒川弘務氏(63)が、産経新聞社会部記者や朝日新聞の元検察担当記者らと賭けマージャンをしていたことが、「週刊文春」の取材で判明した。4人が集まったのは5月1日。

小池百合子都知事が「ステイホーム週間」と位置付け不要不急の外出自粛を要請、また安倍晋三首相も「人との接触8割減」を強く求めていた緊急事態宣言下でのことだ。夜7時半頃に産経新聞A記者の自宅マンションに集合すると、午前2時近くまでマージャンは続いた。

マージャンを終えた黒川氏は、産経新聞の用意したハイヤーで帰宅した。また、5月13日にも同様に黒川氏はA記者宅に向かい、深夜までマージャンをしていた。

◆黒川検事長は、ギャンブルが非常にお好き !

ということで、黒川検事長が国内で賭け麻雀をしていた可能性があるとの文春のスクープであります。どうも黒川検事長は、ギャンブルが非常にお好きな様で麻雀の他にカジノも嗜んでおり、休日にはマカオや韓国のカジノに遊びに出かけていたなどという別報道もあるようです。

カジノ研究者である私としては、勿論、黒川氏がギャンブルをお好きなことそのものに関して一切批難するつもりはありませんが、それはあくまで合法的にそれらを楽しんでいる場合に限定したお話。海外の合法カジノ通いは良しとして、本当に国内で違法な麻雀賭博に参加しているのだとすれば糾弾されて当然です。

ましてや、黒川検事長は刑事犯罪者を訴追する検察官を取り纏める責任ある立場にある人間であり、ご自身が刑法犯罪である違法な賭博行為に手を染めているのが確かなのだとすれば、社会的に許される事ではありません。

◆黒川検事長は、違法な麻雀賭博に手を染める !

この様な公職にある人間、特に市民の刑事犯罪を追及する立場にある人間が違法な麻雀賭博に手を染めるという疑惑に関しては、検察庁ではないのですがかつて警察庁で同じような事例があったことを専門家としては思い出します。

我々関係者の間では「新潟県警麻雀賭博事件」などと呼ばれている事案でありますが、当該事件に関しては私のYouTubeチャンネルで解説動画を更新しましたのでそちらをご覧下さい。

当時の新潟県警における麻雀賭博疑惑に関しては、警察官僚内での接待麻雀であった為、ある意味ウヤムヤにされてしまって終わったわけですが、今回の黒川検事長の疑惑に関してはウヤムヤに出来ない部分があります。それが国家公務員の倫理規定等に抵触する可能性があるという論。

週刊文春の報では、黒川氏が産経新聞の記者や朝日新聞の元検察庁付きの記者と違法な麻雀賭博をしていたことを報じているのと同時に、それら記者らが「接待」と称してワザとゲームに負けていたという話や、帰りのタクシー代を新聞社の経費として融通していたなどという報道が行われています。

要は記者らは、このような接待麻雀を通じて黒川氏からスクープのネタ供給を受けていた可能性があるわけです。

◆黒川氏は、長らく「安倍政権とズブズブ !

長らく「安倍政権とズブズブ」などと一部マスコミによって印象付けられてきた黒川・東京高検検事長でありますが、実は一方で昨年末から盛んに報じられ安倍政権にもダメージを与えていた秋元司衆議院議員を巡るカジノ汚職疑惑を追及する東京地検特捜部に対して裏から旗を振っていたのが、この黒川氏であったと言われています。以下、5月10日の週刊文春による記事の転載。

“定年延長”黒川弘務検事長に直撃取材 検察庁法改正で「安倍政権ベッタリ」の検事総長が誕生する

https://news.yahoo.co.jp/articles/40291f2b662a68fe9b93b13e506a2791c95f6052?page=4

1月下旬には、IR汚職の捜査で新たに「500ドットコム」とは別の大手カジノ事業者日本法人にも家宅捜索が入ったことが明らかになった。一連の捜査に、菅官房長官は「正規の献金までやり玉に挙がっている」と不快感を示し、杉田副長官も「あまりに荒っぽい。特捜はどこまでやるんだ」と周囲に危惧を漏らしているという。

そんな最中に両氏と近しい黒川氏を次期検事総長に内定させるかのような史上初の定年延長を発令すれば、捜査現場に与える心理的影響は計り知れない。それこそが安倍官邸の狙いではないのか。

◆黒川氏の趣味は、麻雀とカジノ !

「皮肉なことに黒川氏の犬の散歩以外の趣味は麻雀とカジノ。休日にはマカオや韓国にカジノに出掛けることもあるそうで、カジノの内情を知る彼はIR捜査に一見積極的だった。河井氏についてもかつて法務副大臣だった頃の高圧的な態度が我慢ならなかったようで、捜査にはっぱをかけていた。

実は上記の文春による報に関しては、私も秋元司議員の事件が連日報道されていた当時、様々受けていた検察庁付きのマスコミ各社の記者から同様のコメントを受けていたもの。

当時、黒川氏は秋元司事件の旗振りをする側に居たわけで、一方でマスコミから報じられる「安倍政権とズブズブ」という報道には私自身は大きな違和感を抱いていたのが実情であります。

◆黒川氏は、長年、マスコミ各社と 接待麻雀でズブズブの関係 !

結果、今回出て来た麻雀賭博の報道によって、黒川氏が安倍政権以前にマスコミ各社と接待麻雀でズブズブの関係であり、秋元事件でも沢山見られた様々な検察リークによるスクープ報道が、ひょっとするとこの様な接待麻雀から生まれていたのだとすれば、私としてはナンダカナアとしか申し上げ様がないわけであります。いずれにせよ、本件に関しては追及が引き続き行われなければならないものであると思います。

※黒川検事長の取得金額は ?

2回×6ヶ月+3回×6ヶ月=30回、30回×10年=300回。

1回の賭マージャンで3人から計3万円取得して300回なら900万円取得できる。

1回の賭マージャンで3人から計6万円取得して300回なら1800万円取得できる。

賭マージャンが20年間なら、イ:1800万円、ロ:3600万円取得だ。
検察は、黒川検事長・新聞記者等を調査して、賭マージャンの実態を把握して、公表すべきである。

  

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