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  トランプ大統領は、ペロシ議長と握手せずに、演説をした !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2020 年 2 月 08 日 18:28:21: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


 トランプ大統領は、ペロシ議長と握手せずに、演説をした !

    米国大統領選挙・トランプ氏の深層・真相は ?


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/02/06より抜粋・転載)
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1)米国議会で、トランプ大統領が、一般教書演説をした !

米国議会で、トランプ大統領による、一般教書演説が行われた。

演説終了後、議長席で演説を聴いていた、ナンシー・ペロシ下院議長が立ち上がると、トランプ大統領の演説原稿、真っ二つに切り裂いた。

この映像だけが流されると、ペロシ議長の行為は、行き過ぎではないかと感じる人が多いと思う。

いくら演説内容に不満があっても、演説原稿を壇上で切り裂くことは、ひどすぎると。

しかし、これには、原因があった。

演説のため登壇した、トランプ大統領は、演説原稿を壇上のペンス副大統領とペロシ議長に手渡した。

2)トランプ大統領は、ペロシ議長と握手せずに、演説をした !

原稿を受け取った、ペロシ議長は、トランプ大統領に握手の手を差し伸べた。

トランプ大統領は、ペロシ議長を一瞥することもなく、前を向いて演説を始めた。

「やられたらやり返す。倍返し」というのがペロシ議長の行動であって、トランプ大統領の非礼な対応を踏まえれば、ペロシ議長の行動は、不当なものと言えない。

重要なことは、メディアがこれらの経緯を、公正に報じるかどうかである。

原稿を破り捨てた場面だけを報じれば、ペロシ議長の行動は、行き過ぎである、との感想が浮上する。

3)メディアの一部は、トランプ大統領

    の握手無視の場面を、報道しなかった !

トランプ大統領が、握手を無視した場面を、含めて報じれば、ペロシ議長の行動が、おかしいとの判断は生じない。

メディアの一部は、トランプ大統領の握手無視の場面を伝えず、原稿を破り捨てたことだけを報じている。メディア偏向の一事例である。11月大統領選に向けて、民主党は、候補者氏名の最終段階に入る。

4)アイオワ州の民主党の党員集会が、2月3日に開催された !

その先陣を切るのが、アイオワ州の民主党の党員集会である。2月3日に開催された。

ところが、民主党事務局が準備した、投票用アプリの取り扱いで、トラブルが生じて、投票結果の集計が大幅に遅れた。

とりあえず中間発表値が公表されたが、事務取扱のトラブルによる、民主党のダメージは大きい。

世界が注目する中で、民主党が失態を演じてしまった。

現時点では、暫定値であり、最終集計結果ではないが、驚きを与える暫定数値結果になっている。

5)ビート・ブティジェッジ氏が、支持率のトップに躍り出た !

38歳の新鋭ビート・ブティジェッジ氏が、支持率のトップに躍り出た。

筆者が開催している、TRI政経塾では、昨年6月24−25日の第28回会合で、資料にピート・ブティジェッジ氏の写真を掲載して、再注目候補であることを伝えた。

当時37歳の新鋭で、国政経験がないことから、どこまで浮上できるかは、未確定だが、大統領選のダークホースとして、最も注目しておくべき候補者であることを伝えた。

民主党候補者では、バイデン元副大統領、サンダース上院議員、ウォーレン上院議員に、ブティジェッジ氏、さらにブルンバーグ元NY市長の5名が、有力候補である。

   ―この続きは次回投稿しますー

(参考資料)

T 2020年「米国大統領選挙」開幕…トランプ氏の対抗馬は誰に!?

(gentosha-go.com:2020.2.4より抜粋・転載)

市川 雅浩,三井住友DSアセットマネジメント株式会社 調査部:

米大統領選挙が本格的にスタート、アイオワ州党員集会とニューハンプシャー州予備選挙に注目

2020年の米大統領選挙は、2月3日のアイオワ州党員集会を皮切りに、本格的にスタートします(図表1)。民主党、共和党の大統領候補は、党の全国大会において、有権者の代理人となる「代議員」の投票で決まります。その代議員を選ぶのが、「予備選挙」と「党員集会」です。予備選挙では、通常の選挙と同様、投票所で秘密投票が実施され、党員集会では、有権者が公民館などに集まり、投票や話し合いで得票数が集計されます。

米大統領選挙では、伝統的にアイオワ州が最初に党員集会を開き、続いてニューハンプシャー州が予備選挙を実施します。過去、この2州で勝利できないまま大統領候補の指名を得たケースはほぼありません。そのため、序盤2州の結果は、市場の関心も高く、また、各候補者にとっても、ここで勝利できれば注目度が一気に増すことから、重要な戦いとなります。

民主党候補者はバイデン氏、サンダース氏、ウォーレン氏、ブティジェッジ氏の4候補にほぼ絞られる

共和党では、トランプ米大統領が候補の指名を受けることがほぼ確実な見通しです。これに対し、民主党では多数が立候補する混戦となっていましたが、ここにきて、バイデン前副大統領、サンダース上院議員、ウォーレン上院議員、ブティジェッジ前サウスベンド市長の4名にほぼ絞られてきています。ただ、ブルームバーグ元ニューヨーク市長の動向も引き続き注目されています。

各候補の主な主張は図表2の通りです。サンダース氏、ウォーレン氏はともに、国民皆保険制度の導入や、富裕層への増税などを政策に掲げ、リベラル路線を打ち出しています。一方、バイデン氏は、国民に増税を強いる国民皆保険には反対の立場であり、また、国際的な同盟関係を重視するなど、穏健な中道路線を唱えています。ブティジェッジ氏は、公的保険の拡充や外交政策の見直しなど、中道リベラルの路線です。

リベラル派同士のサンダース氏とウォーレン氏の戦いが長期化した場合バイデン氏に有利な展開も

足元では、サンダース氏が急激な追い上げにより支持率を伸ばしており、アイオワ州党員集会とニューハンプシャー州予備選挙で連勝する可能性が高まっています。サンダース氏は、民主社会主義を標榜するリベラル派(ウォーレン氏は資本主義を標榜するリベラル派)です。そのため、若年層に人気はあるものの、幅広い層に支持が広がりにくく、序盤2州以降の州では、依然としてバイデン氏の支持率が高い状況です。

ブティジェッジ氏は支持率が伸び悩んでおり、序盤で善戦して勢いをつけられなければ、その後は苦戦が予想されます。なお、民主党候補は、予備選挙と党員集会が集中する3月3日の「スーパーチューズデー」で、かなり絞り込まれると思われます。この時点でも候補が固まらず、リベラル派同士のサンダース氏とウォーレン氏の戦いが続いていれば、リベラル派の票が割れて共倒れとなり、中道派のバイデン氏に有利な展開となることも考えられます。

U トランプ大統領のプロフィールとは ?

   (ウィキペディアより抜粋・転載)

ドナルド・ジョン・トランプ(Donald John Trump、1946年6月14日生まれ、73歳 )は、第45代目のアメリカ合衆国大統領。シャドー・バンキング隆盛期のアメリカ合衆国でその名を知られた実業家。シティグループから融資を受け[3]、みずから設立したカジノ、ホテル運営会社トランプ・エンターテイメント・リゾーツを経営。1990年代の事業再建にロスチャイルド、ウィルバー・ロス、そしてフィデリティ・インベストメンツを参加させた[4][5]。

政治家として2000年の大統領選挙に出馬したが一時撤退した。2017年1月20日、第45代アメリカ合衆国大統領に就任。不動産会社トランプ・オーガナイゼーションの会長兼社長も務めている。 また、アメリカ史上初の政治家や軍人としての経験が無い大統領である[6][7]。

◆青年時代

1964年からブロンクス区のフォーダム大学に2年通ったのち、不動産の専門学科があった大学であるペンシルベニア大学の経営学部(ウォートン・スクール)に転校し、1968年に経済学士号(BS〈ECon〉)を取得して卒業した[10][11]。卒業後に父親が経営するエリザベス・トランプ・アンド・サンに入社して、仕事を通じて不動産管理や投資などの知識を身につける[12]。

◆不動産王

ロナルド・レーガン大統領とイヴァナとともに(1985年)

父親からの支援を受けて、1970年代からニューヨーク州などのアメリカ東海岸を中心としたオフィスビル開発やホテル、カジノ経営などに乗り出し、1971年には父フレッドから同社の経営権を与えられ、社名を現行の「トランプ・オーガナイゼーション」に改めた。

以来トランプは、ニューヨークやアトランティック・シティのホテルやカジノ、ゴルフコースその他諸々の不動産を建設して行くことで1980年代には、ロナルド・レーガン政権下における景況感の回復を背景に大成功を収め、「アメリカの不動産王」と呼ばれることになる。なおこの頃、「赤狩り旋風」で悪名をはせた弁護士のロイ・コーンを顧問弁護士としている。

そして、1977年にはチェコスロバキア人でモデルのイヴァナと結婚し、「広告塔」としてインテリア関連会社やホテル、カジノの運営を任せることで、メディアからの注目を浴びた。

◆自己顕示欲

トランプ・タワー・トランプ・タージマハール

自己顕示欲が旺盛であり、代理人を使い各種メディアに積極的に露出し「ニューズウィーク」や「フォーブス」、「ニューヨーカー」などの有名誌の表紙に取り上げられたり、記事にされることを好んだ。また、自らが所有するホテルでボクシングの世界タイトルマッチを行う際は、ジャック・ニコルソンやモハメド・アリなどの有名人をゲストとして招き、マスコミの前で親しい間柄を見せつけると同時に、必ずリング上で自ら挨拶を行っていた。

さらに自らが開発・運営する不動産に「トランプ・タワー」、「トランプ・プラザ」、「トランプ・マリーナ」、「トランプ・タージマハール」など、自分の名前を冠している。またゴーストライターを使い自伝を出版したり、自らの名を冠したボードゲームを販売するなど、自らの名を様々な形で露出することを好んだ。なお、過去に代理人に対して、自分の名を記事に掲載する際には、必ず「億万長者(The Billionaire)」とつけるように指示していた。

なお、自らの名前を冠した不動産の1つである「トランプ・タワー」は、1983年に、ニューヨーク五番街(ミッドタウン・マンハッタンの目抜き通りである)に建設された。金ぴかの内装を持つ1980年代のトランプの代表作として知られ、高級アパートメントとショッピングモール、オフィスエリアを擁する複合施設で、自宅もこのビル内に置いている。

1980年代にはスティーヴン・スピルバーグやマイク・タイソンといったセレブリティが入居しており、現在もビル・ゲイツ、ハリソン・フォード、ビヨンセなどの有名人が住む。ミス・ティーンUSA、ミスUSA、ミス・ユニバースの優勝者が共同生活していることでも有名である。

 

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