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京都市長選:現職の門川大作氏、 4回目の当選 !
自公と立憲、国民、社民が相乗りへの識者の見解・詳報は ?
(www3.nhk.or.jp:2020年2月3日 0時34分より抜粋・転載)
与野党が相乗りで推す現職に新人2人が挑んだ京都市長選挙は、2日投票が行われ、現職の門川大作氏が4回目の当選を果たしました。
京都市長選挙の結果です。
▽門川大作、無所属・現。当選。21万640票。
▽福山和人、無所属・新。16万1618票。
▽村山祥栄、無所属・新。9万4859票。
自民党や立憲民主党など5党が推薦した現職の門川氏が、共産党とれいわ新選組が推薦した福山氏らを抑え4回目の当選を果たしました。
門川氏は、京都市出身の69歳。京都市の教育長を務めたあと、平成20年の京都市長選挙で初当選しました。
選挙戦で門川氏は、3期12年の実績を強調するとともに、外国人旅行者の増加に伴う混雑の緩和や、子育て支援の拡充などに取り組むと訴えました。
門川氏は「オール京都、ワンチームで京都のまちづくりを進めていくことに、多くの方の共感をいただけたと思っている。健康や福祉、質の高い教育に京都府と協調してしっかりと取り組みたい」と述べました。
投票率は40.71%で、前回・4年前の市長選挙と比べ、5.03ポイント高くなり、20年ぶりに40%を超えました。
(参考資料)
京都市長選で、国政で対立している、
自公と立憲、国民、社民が相乗りしている !
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/01/30より抜粋・転載)
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1)門川陣営の全面広告:共産党の市長は「NO」
京都市長選が、2月2日に投票日を迎える。
現職の門川大作候補は、自公に加えて立憲、国民、社民の推薦を受けている。
圧勝の心つもりなのだろうが、門川陣営が、地元紙に、「大切な京都に、共産党の市長は「NO」」
と見出しをつけた、全面広告を掲載した。
対立候補の福山和人氏は、共産党、れいわ新選組の推薦を受けているが、無所属候補である。
自公・支援の門川陣営のあせりを示す、地元紙の新聞広告である。
2)京都市長選で、国政で対立している、
自公と立憲、国民、社民が相乗りしている !
京都市長選における、最大の問題は、国政で対立している、自公と立憲民主党・国民民主党・社民党が相乗りしていることである。
与野党馴れ合いでなければ、このような相乗りは、できないはずである。
国政では、安倍内閣打倒としながら、地方自治体では、与野党相乗りで、「共産党の市長は「NO」」
と全面広告を打つのである。
要するに、立憲民主党・国民民主党・社民党も、テーブルの下で、自公と手を握っているということである。
3)京都では、立憲民主党・国民民主党
・社民党は、自公と手を組んである !
立憲の福山哲郎参院議員、国民の前原誠司衆院議員は、京都選出の国会議員である。
京都では、共産党が、強い支持基盤を有している。
京都では、立憲民主党・国民民主党・社民党は、その共産党と選挙を戦うから、自公と手を組むのである。
京都市長選の実態は、要するに、立憲民主党・国民民主党・社民党は、自分の選挙の都合しか、考えていないということでもある。
政党の訴えは、主権者に対する訴えである。安倍政治を許さない !安倍政治を打倒する !
主権者に対して、立憲民主党・国民民主党は、こう訴えているのではないのか ?
4)立憲民主党・国民民主党の訴えが、
真摯なものなら、自公と手を組まない !
その立憲民主党・国民民主党の訴えが、真摯なものであるなら、政令市の市長選で、自公と手を組むという選択肢は、ないだろう。
立憲民主党・国民民主党・社民党には、ご都合主義が鮮明である。
国会で対立を装う、自公幹部と、笑顔で手を組んでいる姿を見れば、立憲民主党・国民民主党が、真摯に安倍政治を打倒する、との気概を持っていると、受け止めることはできない。
5)主権者に対して、二枚舌を使う事は、主権者に対する背信行為だ !
立憲民主党・国民民主党・社民党が、主権者に対して、二枚舌を使うことは、主権者に対する背信行為である。このような野党に、日本政治の刷新を、委ねることもできないと、多くの主権者が判断するだろう。その判断を、選挙の投票に託すべきである。
選挙に行かなければ、選挙に行く者の意向だけで、政治が決められてしまう。
自公支持者は、自分たちの利権を維持し、拡大するために、選挙に足を運ぶのである。
自公政治家・自公支持者は、いまの「自分の金」のことしか考えない。
6)大資本優遇・対米従属・政官業癒着の安倍政治を放置してよいのか ?
こんな安倍政治を、放置して良いのかという問題である。
本来、立憲民主党・国民民主党・社民党は、福山和人候補を支援するべきだろう。
国政で、安倍政治打倒を訴え、国政で共産党とも共闘しようとしているときに、なぜ、共産党推薦候補を支援して、反自公の結集を、実行しないのか。
自公支持の候補者を支援する、立憲、国民、社民は、説明がつかない。
7)自公支持の候補者を支援する、立憲、国民、社民は、間違っている !
京都市の主権者は、この点を十分に考える必要がある。
反安倍政治の主張が真実か否か、この問題が、今後の国政を考える際に、最重要のポイントになる。
自公政治を否定して、安倍政治打倒を掲げるなら、自公と手を組むという選択は、あり得ないのである。ところが、自公支持の候補者を支援する、その選択をしているのが、立憲、国民の実情である。
このような政党に、日本政治刷新を、委ねることはできない。
8)自公と手を組む、立憲、国民、社民に
対して、「NO」を突き付けるべきだ !
この京都市長選挙では、自公と手を組む、立憲、国民、社民に対して、「NO」を突き付ける必要がある。京都市民は、「大切な選挙に、与野党馴れ合いは「NO」である」と、投票で実現すべきである。これが京都市長選の最重要事項である。
与野党馴れ合いは、実は国政の縮図でもある。
日本の主権者が、日本政治を刷新するために、野党勢力を応援しても、その野党が、見せかけ野党で、自公と手をつなぐ勢力なら、日本政治刷新の目標が、実現することはない。
9)賢明な市民は、「たしかな野党」の
候補者に、投票を集中させるべきだ !
主権者は、このことをはっきりと示すために、「たしかな野党」の候補者に、投票を集中させるべきである。小選挙区制度が採用されたことは、政権交代を、引き起こしやすい、とのメリットをもたらすのである。
しかし、このメリットが、十分に活かされるには、選挙に際して、主権者の前に、二者択一の選択肢が示されることが必要である。
つまり、保守と革新の二つの大きな政治勢力が存在し、主権者が、どちらの勢力に政権を委ねるのかを、決定する選挙が行われる必要がある。
10 )安倍政治を刷新するには、保守と改革の
二大政治勢力体制の構築が重要だ !
二大政治勢力体制が、構築されることが必要になる。問題は、どのような二大政治勢力体制を構築するかである。二つのケースが想定される。
第一のケースは、現在の自公と類似した、もうひとつの政治勢力が誕生することである。
自公と第二自公による、二大政治勢力である。
米国の共和党と民主党の二大政党体制が、これに該当する。
11 )自公と第二自公による、二大政治
勢力体制では、政治改革は不可能だ !
どちらが政権を担っても、大差は生じない。これが第一のケース。
第二のケースは、現在の自公と、正面から対峙する、改革的政治勢力が誕生することである。
保守と革新と表現してもいいだろう。
日本政治の基本構造を、抜本的に刷新することを目指す、勢力が、二大勢力の一翼を担う。
これが、第二のケースになる。
日本の支配者が念願しているのが、第一のケースの方式である。
12 )日本の支配者は、自公と第二自公の体制を狙っている !
日本の支配者(巨大資本・米国CIA)は、日本の二大勢力を、自公と第二自公にしてしまう事を狙っている。そうなれば、大資本優遇・対米従属・政官業癒着の日本政治の基本構造は、永遠に維持される。日本政治の基本構造とは、1.米国が日本の支配権を確保すること、
2.官僚機構が、優越的な立場を確保すること、
3.大資本が、政治権力を支配すること、である。
13 )1947年以降の日本政治は、大資本優遇
・対米従属・政官業癒着で、運営されてきた !
14 )保守と改革の二大政治勢力は、正面から対峙するのだ !
15 )立憲民主党・国民民主党の現在の動きは、
自公と第二自公の体制に進もうとするものだ !
16 )立憲・国民・社民は、大資本優遇
・対米従属・政官業癒着政治を継続する !
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