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IR疑惑・河合夫妻の疑惑について、野党が厳しく追及するのは当然の責務だ !
IR疑惑・河合夫妻の疑惑の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/01/28より抜粋・転載)
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1)安倍首相が逃げ回ってきた、予算委員会での質疑が始まった !
通常国会が召集され、いよいよ予算委員会での質疑が始まった。
安倍首相が逃げ回ってきた、予算委員会での質疑である。
安倍首相は、事務方が用意した原稿を、繰り返し読み上げるだけである。
安倍首相は、自分の言葉で説明できないのが、実態である。
安倍首相は、類似した質問が繰り返されるが、紙に書かれた文章を、繰り返し読み上げるだけである。
無為に時間が費やされる。
貴重な国会審議の時間が、安倍首相の政治私物化問題にばかり、割かれているとの批判が生じる。
2)安倍首相が、疑惑に対して明確な証拠を、
提示しないから、審議に、長時間かかる !
この指摘は正しいが、原因は、疑惑を追及する野党の側にあるわけではない。
安倍首相が、疑惑に対して明確な証拠を、提示しないから、審議に、長時間が費やされるのである。
ホテルニューオータニで開催された「桜を見る会」前夜祭は会費が、5000円だった。
ホテルの一般顧客はこの価格でのパーティー開催が不可能だ。
安倍晋三後援会が主催して参加者から、5000円の参加費を徴収したが実費はこれをはるかに上回っていたのではないかとの疑惑がある。ホテル側は見積書、明細書が存在することを示唆しており、安倍事務所が明細書を公開すれば疑惑はすべて解消される。
その明細書を開示しないから疑惑が深まり、審議時間が長くなる。
3)安倍首相:ホテルニューオータニから、
800 名もの参加者全員への領収書を手交した !
安倍首相は、ホテルニューオータニから、800名もの参加者全員への領収書を手交したとしているが、その領収書現物が1枚も確認されていない。
領収書とされる書類はいくつか出回っているとのことだが、ホテルニューオータニは手書きの領収書は存在しないとしており、出回っている「領収書」とされる書類はニセモノであると見られている。
800枚も手交された領収書の現物が、1枚も確認されていないことから、領収書を手交したという話自体が、ウソではないか、との疑惑が広がっている。
4)実費よりも低い価格での飲食饗応をして
いれば、公職選挙法違反の疑いが強い !
細かな話だと批判する者がいるが、ものごとの軽重を理解できない、虚(うつ)け者である。
実費よりも低い価格での飲食饗応をしていれば、有権者への利益供与、利害誘導に当たり、公職選挙法違反の疑いが強い。
ホテルニューオータニが実費よりも少ない金額しか受領していなければ政治資金規正法に抵触する可能性がある。
「政治とカネ」の問題が重要であるとの前提に立つなら、この事案は軽い問題でない。
問題はこれにとどまらない。
河合克行元法相、河合案里参院議員の陣営が法定額を超える資金を選挙スタッフに供与していた事案も公職選挙法に抵触する可能性がある。
5)河合克行元法相・河井議員は、説明責任をまったく果たしていない !
河合克行元法相と河合案里参院議員は、説明責任をまったく果たしていない。
元内閣府政務官の秋元司衆院議員は収賄の疑いで逮捕、勾留された。
安倍内閣が推進するIR事業に関する汚職事案だ。
IR事業は、利権の温床であることが、改めて確認されている。
安倍首相による政治私物化事案、河合克行元法相、河合案里参院議員夫妻による公職選挙法違反疑惑、IR汚職事件など、安倍内閣の失態が鮮明である。
6)IR疑惑・河合夫妻の疑惑について、
野党が厳しく追及するのは当然の責務だ !
これらの重大事案について、野党が厳しく追及するのは当然の責務である。
他の政策課題についての審議を行うために、安倍内閣が積極的に情報を開示することが求められている。情報を開示しないから、審議時間が無為に費消されてしまう。
このような問題に長時間を充当するべきでないと批判する者は、安倍内閣の情報開示拒絶姿勢を厳しく糾弾するべきだ。
問題を追及する野党を批判するのは筋違いも甚だしい。
検察当局が森友・加計疑惑を刑事事件として立件しなかったことがそもそもおかしい。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
○IR汚職事件:秋元司衆院議員を再逮捕へ ! 収賄容疑額、計700 万円に !
(www.asahi.com:2020年1月14日 5時00分より抜粋・転載)
カジノを含む、統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は、衆院議員の秋元司容疑者(48)を、贈賄側の中国企業「500ドットコム」側からの別の収賄容疑で再逮捕する方針を固めた。
◆賄賂の総額は、約700万円 !
講演料や中国の本社訪問の旅費などの名目で、計三百数十万円の賄賂を受け取った疑いがあるとみて、勾留期限の14日にも再逮捕する。
最初の逮捕容疑と合わせて、賄賂の総額は、約700万円にのぼる見通し。
◆秋元議員の講演料を、200万円に増額 !
秋元議員は、2017年8月4日、「500ドットコム」社が、那覇市で開いた、IR誘致のシンポジウムで、同社の最高経営責任者とともに講演した。関係者によると、同社側は、秋元議員が、3日後に内閣府の副大臣に就任することを知り、50万円の予定だった講演料を、200万円に増額。
200万円は、秋元議員の元秘書が、代表を務める都内の芸能会社「ATエンタープライズ」に振り込まれていたという。
シンポから4カ月後の12月には、秋元議員は、「500ドットコム」社が準備した、プライベートジェットで、広東省・深圳の同社本社を訪問した。
経営トップと面会したほか、同省と隣接する、マカオのカジノも視察したという。特捜部は、中国訪問に同行した、自民党の白須賀貴樹・衆院議員(44)と勝沼栄明・前衆院議員(45)の地元事務所も捜索し、任意で聴取している。
○買収の原資か ? 河井前法相夫妻「選挙資金」
1 億5 千万円の「入出金記録」を入手した !
(bunshun.jp:2020/01/22より抜粋・転載)
週刊文春:河井陣営の金満ぶりは、当時から広島県内で話題になっていた。
「案里事務所はタウンメールというビラのポスティングを公示前から複数回やっていたが、1回あたり1500万〜2000万円ほどかかるのに、なぜあんなに何回もできたのか。菅義偉官房長官が演説に来たときは駅から数百メートルにわたって看板が立てられるなど、とにかく物量が桁ちがいでした」(自民党広島県議)
それを可能にしたのが党本部からの資金提供だったのだ。
「目下、広島地検は違法買収を可能にした克行・案里両事務所のカネの流れについて徹底的に調べています。押収資料の中には、党本部から大量のカネが次々と入金されていた記録もあります」
(捜査関係者)
捜査当局はすでに通帳や経理担当者のメモなどを多数押収しているが、その中でも決定的な書類がある。事務所内で共有されていたとみられる“入出金記録”だ。小誌が捜査関係者に接触を繰り返し、ついに入手したその写しには、驚くべき数字が並んでいた。
〈【第七】4月15日 15,000,000 5月20日 30,000,000
6月10日 30,000,000
【第三】6月10日 45,000,000 6月27日 30,000,000〉
第七とは自民党広島県参議員第七選挙区支部のことで、代表者は案里氏。一方の第三は、克行氏が代表を務める自民党広島県第三選挙区支部。つまり夫妻の政党支部に、参院選前のわずか3カ月間で計1億5000万円が振り込まれているのだ。
「党本部のお金は幹事長マターだが、河井陣営に1億5000万円も投下したのは安倍首相の強い意向があってこそ。克行氏は安倍首相に近く、長く首相補佐官を務めていました。広島選挙区で安倍首相と距離のあった自民党候補・溝手顕正氏に比べて、明らかに案里候補に肩入れしていました」
(自民党関係者)
「週刊文春」の取材によれば、溝手氏に党本部から提供された選挙資金は、案里氏の10分の1だったという。
河井夫妻それぞれの事務所に聞くと、「法令に従い適正に処理し、その収支を報告書に記載し報告する予定です」とそろって文書で回答した。
1月23日(木)発売の「週刊文春」では、河井克行氏が案里氏の選対の実質的トップだったことを示す証拠LINEや、これまでまったく報じられていない新たな運動員買収疑惑、4名の秘書軍団を広島入りさせるなど安倍首相がいかにして案里氏を当選させたのか、などについて、5ページにわたって詳報している。
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