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  「あいまい野党」対「たしかな野党」の闘いが、京都市長選である !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2020 年 1 月 19 日 21:16:14: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


 「あいまい野党」対「たしかな野党」の闘いが、京都市長選である !

    「日本の支配者」の謀略とは ?


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/01/17より抜粋・転載)
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1)京都市長選挙が、1月19日に告示される !

「2020年「政策連合」による、政治刷新」のゆくえを占う、最重要選挙が、告示日を迎える。

令和2年2月2日、西暦2020年2月2日に投票日を迎える、京都市長選挙が、1月19日に告示される。

立候補が見込まれるのは、門川大作氏(69)=公明、自民府連、立憲民主府連、国民民主府連、社民府連推薦、福山和人氏=共産、れいわ・新選組推薦、村山祥栄氏=無所属、の3名である。

京都で、非共産で、国政与野党が、相乗りしている。

2018年4月に行われた、京都府知事選では、西脇隆俊氏 402,672票、自民・民進・公明・立憲・希望推薦、福山和人氏 317,617票共産推薦、で、西脇氏が当選した。

2)国政で、自公と対決する野党勢力が、京都では、自公と共闘する !

国政で、自公と対決する野党勢力が、京都では、自公と共闘している。

京都では、共産党が強い支持基盤を有しており、反共産で、自公と旧民主系が連携している。

「敵の敵は味方」ということなのか。

国政において、反自公で、共産党を含む、共闘体制を築こうとしているのに、京都では、自公と、共産を除く野党が、共産党と敵対している。

3)前原氏・福山氏の二人が、選挙で

    生き残るために、反共産戦術が採用されている !

京都は、旧民主の前原誠司衆院議員、福山哲郎参院議員の地元で、この二人が、選挙で生き残るために、反共産戦術が採用されているのだ、と見られる。

立憲民主党・国民民主党も、自分都合、自分の利益優先なのである。

2018年の知事選でも、反自公の共闘が形成されていれば、共産党が支援の福山氏が、共闘候補として勝利を収めたはずである。

4)地方選挙で、反自公の共闘さえできないのが、旧民主党の実態だ !

このような、地方選挙で、反自公の共闘さえできないのが、旧民主党の実態である。

国政において立憲、国民の合流を、主権者が冷め切った目で見ているのは、この両勢力のなかに、「隠れ自公」が潜んでいるからである。「隠れ自公」の見分け方は、簡単である。

原発稼働即時ゼロ、消費税率5%に引き下げ、への賛否を問えばよい。

原発稼働即時ゼロ・消費税率5%に引き下げの改革政策に、明確に賛成の意思を表示できる者は、「隠れ自公」ではない。

5)改革政策に、あいまいな回答しか示さない者は、「隠れ自公」である !

改革政策に、あいまいな回答しか示さない者は、「隠れ自公」と見て間違いないだろう。

「隠れ自公」が、多く潜む勢力が政権を樹立しても、自公と大差のない政策しか、実行しないはずせある。これでは、政権交代の意味がない。

日本の二大勢力体制を、「守旧」と「革新」の二大勢力体制に、しなければならない。

どちらを選択するのかを決めるのは、私たち国民である。

6)改革勢力を拡大するか否かは、国民が決めるのである !

私たち市民が、主権者であり、決めるのは、私たち市民なのである。

「守旧」と「革新」の二大勢力体制にならなければ、私たちの前に、選べる選択肢がなくなる。

和食を食べたいのに、アメリカ料理とイギリス料理しか提示されないようなものである。

日本の体制を固定したい、既得権勢力は、どっちに転んでも何も変わらない、「自公」と「第二自公」の二大勢力体制を築こうと、全力を挙げている。「第二自公」勢力構築が、立憲と国民の再合流話の背景である。

   ―この続きは次回投稿しますー

(参考資料)

「日本の支配者」は、対米・大資本隷属体制を固定化するため、

    人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指している !

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/09/04より抜粋・転載)
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1)野党再編が論議の焦点は、「保保二大勢力体制」か、

   それとも「保革二大勢力体制」かである !

野党再編が論議の対象になるが、焦点は、「保保二大勢力体制」か、それとも「保革二大勢力体制」

かということになる。「保保」というのは、現在の自公政権の基本政策と類似した、基本政策を掲げる政治勢力が、自公勢力と類似した規模に、拡大する状況である。

米国の共和・民主二大政党体制と類似した政治状況である。

2)「日本の支配者」は、「保保二大勢力体制」 を目指しているが、

  「保革二大勢力体制」を構築しないと、安倍政治の刷新はできない !

「日本の支配者」(=悪徳ペンタゴンの巨大資本・米国CIA)が、目指しているのが、この政治状況=「保保二大勢力体制」である。*公明党は1998年以前は、反自民党・改革政党だったが、1999年から大変節して自民党従属・自公連立の政党になった。

これに対して「保革」は、現在の自公政権が示す、基本政策方針と対峙する、基本政策方針を明示する政治勢力が、二大政党体制の一翼を担う体制である。

かつての英国の保守党・労働党の二大政党体制が、ひとつの類型である。

3)鳩山政権は、自公政権の基本政策路線と、

    明確に対峙する政策方針を、明示した !

日本では、2009年に、鳩山由紀夫民主党が、政権を樹立した。

鳩山政権は、既存の政権の基本政策路線と、明確に対峙する政策方針を、明示した。

その基本政策方針の転換とは、対米隷属 VS 対米自立、官僚支配 VS 官僚利権廃絶、大資本支配 VS 大資本支配排除というものだった。

この基本路線転換を象徴する具体的な政策提言が、普天間基地の県外・国外移設方針、官僚天下りの根絶、企業団体献金の全面禁止の三つであった。

1948年に、芦田内閣が破壊されて以来、初めて樹立された、本格的な革新政権が、この鳩山政権であった。

4)対米自立、・官僚利権廃絶・大資本支配排除を

    目指した、鳩山政権を、「日本の支配者」は破壊した !

「日本の支配者」が、本格的な「革新政権」をいかに恐れているのかは、鳩山政権の命運をたどれば、鮮明に浮かび上がる。鳩山政権を誕生させた主役は、小沢一郎氏と鳩山友紀夫氏(名前表記を首相辞任後に変更)の二人である。

この二人の盟友に対して「日本の支配者」が苛烈で卑劣な人物破壊工作を仕掛けたことは周知の事実である。小沢一郎氏に対する攻撃は、2006年4月に、小沢一郎氏が、民主党代表に就任した時点から、本格化した。

「日本の支配者」は、なぜ、これほどまでに小沢−鳩山民主党を警戒したのか。

5)小沢一郎氏・鳩山由起夫氏が主導する政治は、

    日本の既得権政治を、根底から改革する可能性大だった !

その理由は単純明快である。

この小沢−鳩山・二人が主導する政治が、日本の既得権政治を、根底から破壊=改革する惧れが高かったからだ。「日本の支配者」は、小沢−鳩山民主党を破壊するための、激しい人物破壊工作等活動を展開するとともに、これと並行して、「害のない」もうひとつの政治勢力を構築するための工作活動を展開してきた。

これが、いわゆる「第三極」と称された、新政治勢力創出の試みである。結論を急ぐ。

6)「日本の支配者」は、対米隷属体制を固定化するため、

    人物破壊工作と「保保二大政党体制」構築を目指した !

「日本の支配者」は、自公と類似した政策方針を示す、もうひとつの政治勢力を創出しようとしているが、これは、対米隷属・日本の体制を固定化するためのものである。

日本の主権者の多数が、「安倍政治を許さない !」との判断を保持する以上、二大勢力の一翼を担う政治勢力を、「革新勢力」にする必要がある。

この「革新勢力」が、政権を奪還して初めて、日本政治の刷新が実現する。

安倍政治刷新のためには、「保保二大政党体制」ではなく、「保革二大政党体制」を目指すことが不可欠である。

7)反安倍政治・「革新勢力」が、政権を奪還して

    初めて、日本政治の刷新が実現する !

これが、当面の野党再編論議で、認識しておくべき、最重要事項である。

「日本の支配者」と表記してきたが、具体的に言えば、米国を支配する、巨大資本のことである。

米国政治、米国政府を支配しているのも、この巨大資本である。

この「支配者」が、米国の政治経済金融制度を構築した。

政治制度における、共和・民主両党による二大政党体制は、どちらに転んでも、巨大資本の利益が損なわれない制度であり、事実上、政治路線は、固定されている。

8)「保保二大政党体制」が構築されれば、「二党独裁制」になってしまう !

9)「日本の支配者」の実行部隊の中核を担ってきたのが、米国・CIAである !

10 )「人物破壊工作」・隠れ自民党つくり等、すべてが、CIAによる工作である !

 

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