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戦後日本の実相と真相の歴史の延長上に現在の日本がある !
戦後自民党体制・日米同盟の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/01/11より抜粋・転載)
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1)渡邉良明氏の著作は、戦後日本政治史
の表と裏を、すべて網羅するものだ !
2020年の年頭にあたり、読者のみなさまに、ぜひご熟読賜りたい著作を、ご紹介させていただく。
それは、私が心から尊敬申し上げている、学者の著作物である。
いずれ単行本として、公刊されることになると思うが、幸運なことに、現在は、ウェブ上で閲覧することが可能である。しかも、無償での著作物の公開である。
戦後日本政治史の表と裏を、すべて網羅するものである。ぜひご高覧賜りたく思う。
著者は、渡邉良明氏(わたなべ・よしあき:博士)である。
2)著作は、歴代日本首相のほか、特筆に
値する人物の実相と真相=深層を抉り出す !
渡邉氏は、これまでに、『マハートマー・ガンディーの政治思想』:https://amzn.to/2FFYazq
『J.F.ケネディvs.二つの操り人形』:https://amzn.to/2tN2OsK
などの著書も公刊されている。
今回の著作は、戦後日本政治史と呼ぶべきものであるが、歴代日本首相のほか、特筆に値する人物の実相と真相=深層を抉り出すものである。「特筆する」の表現に善悪の価値判断は含んでいない。
あえて記述しなければならない重大な事情があるということだ。
3)戦後日本の実相と真相の歴史の延長上に現在の日本がある !
自民党政権・自公政権下、これらの歴史の延長上に現在の日本がある。
暗黒の現在には、それに呼応する暗黒の過去がある。
渡邉氏はご自身のブログにこの著作を公開されている。
ブログは、『渡邉良明のブログ「日本の天命・日本人の使命」』
http://yoshiaki-watanabe.cocolog-nifty.com/
新規著作は、昨年の10月1日から公開が始まった。
私が今日まで紹介させていただかなかった理由は、この著作を、ぜひとも単行本の形態で、ご高覧賜りたいと思ったからだ。
4)すべての市民に熟読賜り、戦後日本政治史の実相を、よく理解して欲しい !
しかし、形態は別にして、一刻も早く、すべての市民に熟読賜り、戦後日本政治史の実相を、よく理解して欲しいと考え、本日、紹介させていただくことにした。
この紹介で私は「実相・真相・深層」という言葉を用いているが、著者の渡邉氏が、記述内容をどのように位置付けているのかを確認しているわけではない。
近年は、著作物の記述に対して、民事上、ときには刑事上の訴えを起こす者も、多数存在するから、上記の用語は、私の感覚で捉えたものであることを注記しておく。
5)著作のタイトルは、『地獄をさ迷う亡者たち』である !
渡邉良明氏の著作のタイトルは、『地獄をさ迷う亡者たち、=その罪名は、「国を売りし罪」=』、である。
第1回は、10月3日に配信された。:https://bit.ly/2NbsN42
10月1日からの公開と記述したが、10月1日と10月2日には、ブログ記事掲載を再開され、新作著作物を、公開するに際してのご挨拶が、掲載された。
渡邉良明氏は、熊本市に在住されていたが、2016年4月の熊本地震で被災され、艱難辛苦に直面されたのち、2018年5月に静岡県伊東市に転居された。
その経緯、さらにブログについての解説を示された上で新作の紹介をされている。
ブログ名「日本の天命・日本人の使命」について渡邉良明氏は、2011年11月のブログを書き始めた頃の記述を紹介される。
―この続きは次回投稿しますー
(参考資料)
T 米国から上級奴隷・自民党へ密かに長年、資金提供され、
米国の支援をバックに対米隷属・国民洗脳・
自民党一党支配体制が構築されてきた !
(T) 右翼・米国の支援で、 対米隷属・保守政党の結成 !
戦後・ソ連が原爆を開発し、冷戦の始まりとともに、昭和23年以降、対日占領政策・民主化の変更・「逆コース」により、アメリカは、裏から日本を支配するため、日本の戦時体制を維持し、戦時中のエリート(戦犯たち)に、権力を握らせようと決めていた。
そのため、対米隷属を約束させられた、戦争犯罪人(自民党議員の先祖)を監獄から出してやった。
1948年12月24日、釈放された、A級戦犯容疑者は、岸信介(安倍首相・加計理事長の祖父)、児玉誉士夫、笹川良一、正力松太郎など70名以上存在し、戦後の政界・経済界・政界の黒幕など多方面の有力者になった。
講和後の1958年4月、禁固刑のA級戦犯(賀屋興宣、白鳥敏夫、重光葵、橋本欣五郎などは後に衆議院議員となる)は、全員赦免になった。
1945年11月、保守政党の結成、再編が行われた。
日本自由党(自民党の前身)の資金は、戦時中に右翼の児玉誉士夫が海軍の「児玉機関」の長として中国で物資調達にあたった時の資産(侵略戦争で強奪した、財産を横領した、裏金・時価4千億円)の一部をもらった。
(2)米国の資金提供等で長期政権を実現 !
岸信介は日本に台頭する保守派の指導者になった。国会議員に選出されて4年も経たないうちに、国会内での最大勢力を支配するようになる。
そしていったん権力を握ると、半世紀近く続く、対米隷属・国民収奪・政権党を築いていった。
このようにして、アメリカの政策に従順な日本政府の体質は、敗戦直後から着実に形成されていた。
そして、CIAが1950~70年代に日本の保守政権の安定化を図り、自民党や「左派穏健勢力」に繰り返し資金提供していた(違法資金)ことが、米国務省の機密文書公開で明らかにされている。
3)大マスコミと自民党とCIAの深い秘密の関係
日本を反共の防波堤に、米国による日本人「愚民化政策」・
「3R」「5D」「3S」で巧妙に支配 !
★独裁・安倍官邸は、内閣人事局を通じて、検察・裁判所
・省庁幹部・日銀・NHK等の人事権を握って、支配している !
U 日米同盟の真実=米国のやり放題、
マスコミが報道しない、属国日本の証拠 !
「日米地位協定入門」(前泊博盛著)は必読の本です !
投稿者:松代理一郎 投稿日:2013年 4月 8日(月)23時32分45秒
IWJ地位協定スペシャル」の録画を見て、本書を購入、読み途中ですが、”眼から鱗”の話の連続で、「戦後史の正体」(孫崎亨著)の続編として必読です。 戦後、アメリカの直接軍事占領から、「サンフランシスコ講和条約」と対にして、「日米安保条約」が結ばれたが、その肝となるのが「日米地位協定(日米行政協定)」。
「日米地位協定」こそ、ダレスが言う「われわれが望む数の兵力を、(日本国内の)望む場所に、望む期間だけ駐留させる権利を確保すること」の具体的根拠です。 同時に「日米地位協定」は、日本の主権(憲法を頂点とする国内法体系)を完全に無視した、「宗主国やりたい放題」の「植民地支配」を保証した“命令”となっています。
特に、「日米地位協定」に基づき、刑事特別法・民事特別法(条約国内法)が新たに制定され、日本国民に対する「植民地支配」を国内法でも保障する手立てが図られています。かつて、どこからの法的制約も受けない“グアンタナモ基地”でのイラク「捕虜」に対する非人間的な扱いが発覚し、世界中から米国が非難されました。
今の「日米地位協定」に守られた米軍兵士、軍属関係者、家族も、日本国内では、どこからの法的な制約を受けない状況にあります。日本への入出国(米軍基地を介すれば)も、ノーチェック、完全フリーだし、日本国内での“振る舞い”は“日本の国内法の適用外”で、“やりたい放題”が実質保証されている状態なのです。
日本に駐留する米軍は、「日米地位協定」によって、米国法にも日本国内法にも縛られず、やりたい放題の“グアンタナモ基地“なみの無法行為が、合法的に許される仕組みになっています。その事例は、沖縄の“米兵の少女レイプ殺人事件”で米兵を逮捕できなかった話など、枚挙にいとまがありません。
「日米地位協定入門」には、実際、“えっつ!まさか”と驚く事件が、沢山載っています。IWJのインタビューでご存じの方もおられると思いますが、全くの無実の罪で長期拘留された山崎淑子さんの話とも重なるものです。
山崎淑子さんは、ある日突然、海の向こうの米国の要請で、日本の警察に突然逮捕され、罪状もあきらかにされないまま、米国検察に引き渡され、弁護士もつかず、まともな裁判も受けらないまま、米国刑務所に650日も未決留置され、持病悪化など、何度も死線をさまよわれた方です。詳しくは、「山崎淑子の生き抜くジャーナル」にあります。
山崎淑子さんは、その拘留の間に、仕事も財産も失い、完全に身ぐるみ剥がれたと言われます。山崎淑子さんの場合は、日米間の「犯罪人引渡し条約」に基づいてなされた強引な“冤罪事件”です。
“「条約=協定」が上位にあり、それに従属するかたち(あるいは、国内法の適用除外を認めたかたち)で、日本の国内法があるため、警察も検察も裁判所も弁護士さえも、結局は米国のいいなり”で動いています。
「日米地位協定」は、まさに、山崎淑子さんの“事件”と同じく、日本の国内法を完全に無視できる(いわゆる適用除外の)仕組みになっています。そのため意図すれば、米国が「望むときに、望む日本人を、望む方法で、望む処罰(制裁)を加えることが出来る」ものでもあります。
「日米地位協定」は、一言で言えば、宗主国に植民地の人間の生殺与奪の権利を“合法的”に与える“約束”ともなっています。じつに恐ろしい“仕組みと内容”です。したがって、宗主国・米国の意思ひとつで、日本の検察と裁判官を使い、特定の人間を罪人に仕立て上げ、生命を奪うことも合法的に可能としているのです。
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